どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

衣替え

2013年10月14日 | 日記
連休最後の今日は 衣替え

厳しい残暑は無かったものの いっこうに涼しくならず とはいってもこの気温はなかなかよろしくて いまだ半袖のままだったが いくらなんでも今月末には長袖になるだろうしと 半袖の多くをしまった

それにしても どうしてこうもTシャツが多いのかと 出し入れをするたびに思う

ここ10年ほどか 週末以外に着ることのなくなったTシャツなので買ってはいないのだが 風体を気にさえしなければこの先10年は十分やっていけそう

おそらく仕事を辞めたら もうほとんど衣類などは買わなくなるのではないかと思う

少なくとも 穴があいているとか さすがにみっともないと思うようになるまではね


物を減らしていきたい お気に入りが数点あればそれで良いと思うようになったのは ここ数年のこと

若い頃のように あれもこれも欲しい アイテムとして必須だ という気持ちが無くなってきたのは 我ながら驚くべき変化

確かにひとつには これ!と思うようなものに出会いにくくなったこともある

私のファッションセンスが なんたってボーイズライクというか とうていレディースファッションと呼べるようなものではなく チノパンにボタンダウンのシャツが定番スタイル

男の子には それいいね と言われることが多いが 女性からは滅多に無い
 

昨今では 気に入ると色違いを数枚買ったり 同じパンツを3本買ったりしている

イギリス製の厚手のウールのソックスなんか 締め付けられる感じもなくとても暖かかったので 一度に6足も買ってしまったこともある

こと身につけるものに関しては譲歩することを知らないので 頭の中でこういうのが欲しいと思い描くと 限りなくそれに近いものでなければ納得できないようになってしまった

なんでここにダーツが入っているのかとか このポケットがこうでなければいいのにとか なんでこの襟のかたちなのかとか

それでいて小柄ときているから 自分のサイズに合うものを探すのも一苦労

比較的気に入りそうなショップを幾つか回っても これと思うようなものに出会うことは少なく しかも最近ではそれに費やす時間も減り 体力も落ちてきている

年をとるとは 若い頃にはまさかと思っていたような心境の変化も起こり得るのだとはっきりわかった


もっとも 着るものに関するこだわりは 三つ子の魂そのまま

3歳の七五三で着物を着せられて大泣きした時から ズボンをはいて通った幼稚園時代 塾の講師でもと就職しようとしたが女性はスカートでなければだめと言われて(理由はそれだけではなかったが)採用を辞退したことから 今の会社の採用面接では 服装は自由かどうかだけを確認した私

ナイロンのストッキングは足がかゆくなるとか 若干の体質的なこともあるけれど 好みではない服を着た途端にもう自分が自分では無いような居心地の悪さと不安定さを感じてしまう

これも一種のわがままかもしれない


3Dプリンタなるものが最近出回っている

こんなようなもので 自分の好みとサイズにドンピシャの服や靴が出来たらどんなに良いかと思う

決してファッションに興味が失せたわけではないつもりだ

むしろ 突き詰めた結果だと自分では思っている

だが ものごとはあまり突き詰めないほうが良いともいえる

どこかで手を打ち 妥協するのも生きる知恵

などと思った今年の衣替え 

 
コメント (4)
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