どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

2012年01月01日 | 日記
昨夜は大晦日だったのに 一晩寝て目が覚めたらもう新年になっている

新年になったからといって 何が変わったわけでもない

夜の間の意識の分断にもかかわらず 目覚めた時に昨日と同じ自分を認識するのは 室内の光景が寝る前と同じだからだと

これは 藤森さんの本の中で吉武泰水(やすみ)の仮説として紹介されていたことだが

確かに 寝る前に見たのとは全く違った部屋や場所で目覚めたとしたら パニックに陥るだろう

人は時間的アイデンティティを 目に映るものが変わらないことで確認している というのだ

時々 泥酔した挙句に道端で目が覚めてびっくりしたといった話を聞くけれど ここはどこ?私は誰?と思うことだろう


というわけで 何も変わることなく新年を迎えた

先月 なぜ今がお正月なのかとふと思ったりした

新春というけれど いよいよ冬の始まりというこの時期になんで新春なんだ とは誰も思わない?

当然 年があけて新年となり だから正月であり新春なのだが 本末転倒という気がしないでもない

すでにご存知だろうけれど 旧暦正月は2月中旬ごろである

その頃の東京 日の出は6時半ごろ 日の入りは5時半近くになる

雨水の頃であり 梅の開花の知らせも届くころである

花といえばサクラという平安中期以前 梅がその地位にあったのだから これも春の知らせ 

また一番寒いのもこの時期であり であるからこそ仕事を休み しかも春の到来を感じるわけで

これこそまさに新春・正月にふさわしい時期ではあるまいか


だが待てよ 西暦と元号の年数でさえふと忘れることがある私なのに まして干支だの十二支・十干だのとあり

その上 旧暦もとなると う~~ん もう頭の中がぐちゃぐちゃになる

単純に年が変わった事を祝い そして 旧暦正月には 春が来るぞ~と また祝えばいいか


さて 暦といえば 今年は連休が少ない

なぜか祝日・祭日が土曜と重なることが多いのだ(なぜって言うのもおかしいのだが社長の陰謀としか思えない^^)

日曜日であれば翌日が休日になるが なぜにお前は土曜日なのかと言いたくなる

労働者にとっては今年はあまり嬉しくない巡り合せだが 来年の1月4日は金曜日になる

もしかしたらその日は休日となり 翌週月曜日の7日が仕事始めになるのではないかと 密かに期待している

江戸っ子はせっかちなのだ


せっかちといえば 今年の夏休みの日程もすでに予測をたてている

毎日とはいかないだろうけれど 今年の暦が充実した日々で埋まるように

毎年言っているけれど 昨日も今日も 休日もそうでない日も 暑い日も寒い日も 重さは同じなのだから
コメント
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