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ソウルの江南(カンナム)のど真中で、数百億ウォン分のヒロポンを取引した一味が捕えられたが、それは台湾と日本の組織暴力団員だった。

2017-12-20 | なんでこんなあほなことが

台湾・日本の組織暴力団、ソウル江南のど真中で“歴代最大級”麻薬取引図る

登録:2017-12-19 22:54 修正:2017-12-20 08:18

                       
ソウル中央地検の捜査官が19日午前、ソウル市瑞草区のソウル中央地検ブリーフィングルームで、日本と台湾の組織暴力団員が介入したヒロポンの密輸事件関連押収品を整理している。検察は、日本の組織暴力団員と台湾の組織暴力団員計4人を麻薬密輸取引などの疑いで拘束起訴し、ヒロポン8.6キロを押収した/聯合ニュース

 濃い闇に包まれた海岸、粗末な貨物船の上のように、人影の少ないところでばかり麻薬取引がなされるわけではなかった。韓国で取引したとしても、必ずしも韓国国内の暴力組織が関与するわけでもなかった。ソウルの江南(カンナム)のど真中で、数百億ウォン分のヒロポンを取引した一味が捕えられたが、それは台湾と日本の組織暴力団員だった。

 ソウル中央地検強力部(部長パク・ジェオク)は、ヒロポンを販売したH(47)、S(42)など台湾の組織暴力団員2人と、それを買い入れた日本の組織暴力団員L(59・在日同胞)、K(41・日本人)の2人をそれぞれ麻薬類管理法違反の容疑で拘束起訴したと19日明らかにした。また、台湾のヒロポン“供給総責”KとO(62)など3人を指名手配し、現地の司法当局に捜査協力を要請した。

 検察による調査の結果、HはKの指示を受け、9月27日にヒロポン約16キロをキャビネットに隠し香港発の貨物船に載せ、韓国国内に密搬入した。キャビネットを作る際に最初からヒロポンをアルミホイルに包み、内側の空間に入れて製作し、これを発見できないようにしたと検察は説明した。台湾から別に派遣された麻薬ブローカーのSは、10月19日に日本の組織暴力団員Lらにヒロポン8キロを3億6800万ウォン(約3800万円)で売った。

 彼らはソウル最高の繁華街である江南(カンナム)の地下鉄2号線駅三(ヨクサム)駅近隣の路上で接触したことが明らかになった。相手を確認するために持っていた1000ウォン券紙幣の一連番号の写真をあらかじめ交換した後に、会って一連番号を確認する方法を使いもした。検察関係者は「台湾人Sと在日同胞Lを逮捕した後、偽装取引を提案する方式で翌日にはHも追加で逮捕した」と明らかにした。

 検察が押収したヒロポンは計8.6キロで、韓国国内で流通した場合には29万人に同時に投与できる量だ。末端価格基準では288億ウォン分(約30億円)になるというのが検察の説明だ。検察は、韓国国内に密搬入された残り8キロ相当のヒロポンを追跡中で、密搬入されたヒロポンが韓国国内での流通用か、一部を再び海外に不法搬出しようとしたのかもあわせて調査中だ。

キム・ヤンジン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
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