とにかく書いておかないと

すぐに忘れてしまうことを、書き残しておきます。

フジテレビ上席解説委員平井文夫氏と『テラスハウス』

2020-07-16 07:25:15 | 平井文夫 
 フジテレビの上席解説委員、平井文夫氏についてかつて批判のブログを書いた。最近、そのブログのアクセスが多くなっている。その理由は平井文夫氏がフジテレビの昼の「ワイドショー」『バイキング』に出演するようになり、その番組での発言が、一般的には受け入れがたいものだからであるようだ。もしかしたら平井文夫氏は、わざとそういう炎上するようなコメントを出しているのではなかろうか。

 最近、フジテレビの『テラスハウス』という番組に出演していたタレントが自殺した。これについては過剰な演出があったのではないかという疑惑が出ている。自殺したタレントの母親がBPOに提訴したそうであるが、さまざまな証言をもとに考えると、自殺したタレントにわざと過激な行動をとらせた可能性が高い。

 つい最近も『ザ・ノンフィクション』という番組で過剰演出があったと出演者が証言したというニュースが出ていた。

 フジテレビはこういう過剰演出によって視聴率を上げようとしていたのではないだろうか。テレビの炎上商法である。

 『バイキング』における平井文夫氏もそういう過剰演出のために演者なのではなかろうか。わざと過激な発言をすることによって話題をつくり、視聴者を興奮させ、視聴率をあげようとする。敵をつくるだけの発言はそうとしか考えられない。

 平井文夫氏のTwitterを見てみたら、『バイキング』を「ワイドショー」であるという意識を強く感じている。そして報道ではなく、「ワイドショー」に出ることに抵抗感があるのではないかというつぶやきが垣間見える。会社のための犠牲になっているというような心情も感じられるのである。

 平井文夫氏については、これまでも論理性も感じられない解説が多く、政権寄りの偏向的な解説が多く、疑問に感じることが多かった。『バイキング』での発言もその流れの中にある。だから本心でもあるのかもしれない。しかし毎回のように過激な偏向的な炎上発言を繰り返していることを見ると、演出なのではないかと思えてくる。

 一連の流れを見ると、フジテレビはマスメディアとして許されない行為をおこなっているのだはないかという疑念が生じる。ぜひBPOはしっかりと検証してもらいたい。

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SNS誹謗中傷と批判とは違う(平井文夫氏の炎上商法)

2020-05-31 07:37:00 | 平井文夫 
 木村花さんの死について、SNSでの誹謗中傷に対する批判が大きくなっている。たしかにSNSでの誹謗中傷は悪い。しかしそれは理不尽に「死ね」とか「消えろ」とか誰が見てもありえない言動に対しての批判であり、健全な批判とは質が違う。マスメディアの取り上げ方は、誹謗中傷と批判をごっちゃにしているように感じられる。

 SNSでの投稿は不特定の少数の人に対する発信である。政治やマスメディアに対する批判を行っても、巨大なコンクリートの壁に竹やりでつついているようなものである。それでも言わなければならないことを言うのだ。それだけ今の政治やマスメディアが自分勝手でおかしくなっているからなのだ。

 フジテレビ上席解説委員の平井文夫氏がコラムをネットに出していた。「暗闇でひたすらブン殴られているような恐怖 『表現の自由』を錦の御旗にして人を殺すな」というタイトルで、次のような文章が載っていた。

ネットでの匿名の誹謗中傷がなぜつらいのか。これをやられたことのない人はわからないと思う。僕のように大して有名でなく、従ってフォロワーも少ない人間のところにも、ちょっと変わった発言や文章に対する匿名の誹謗中傷はたくさん来る。

最近では新潟の会社員(もちろん匿名)から「どう転んでも底辺ネトウヨと同じ発信しかできないおじさんがいまだに解説委員をやっているフジテレビがかわいそう」という投稿があった。「なんだ大したことないじゃないか」と思われるかもしれないが、僕のようなオジサンだってこういう発言にへこむのだ。

 自分勝手な文章である。まず、テレビに出て発言する人が「大して有名でない」なんてことはない。まるで「大して有名でない」から何を話しても許されるのだとでも言いたいような口ぶりである。そんなことはありえない。テレビに出ている人の発言は影響力が大きい。そんなこともわかっていないのか。

 「新潟の会社員」の投稿も誹謗中傷というほどのものではない。なぜならこの投稿は、おそらく平井氏の『バイキング』での「テンピンマージャンは違法ではない」という発言に対して行われたものだと思われるからだ。この平井氏の発言に対してこの程度の批判をして悪いと考えるほうがおかしい。

 このあと平井文夫氏は、木村花さんの死について言及し、

 『表現の自由』を錦の御旗にして人を殺すのはもうやめた方がいいのではないか。

と文章を結んでいる。論理のすり替えもいい加減にしてほしい。そもそも木村さんの死の原因もわからないのに、すべてをSNSの誹謗中傷のせいにしているのがおかしい。フジテレビの番組の責任はどうなるのか。フジテレビの上席解説委員ならば、その検証を真っ先にしてもらいたい。

 しかも誹謗中傷と批判をごっちゃにして、自分の身勝手な発言は許されて、自分に対しての批判は許されないと言う自分勝手な結論に無理矢理持ち込んでしまっている。高校生の小論文でもこれだけ非論理的な文章はない。

 フジテレビはこんな人を番組に登場させ、炎上させて視聴率を上げようとしているのだろうか。これこそ問題にすべきことであろう。

 言論統制に向かおうといしている政治やマスコミを許しておくわけにはいかない。
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とうとう安倍晋三氏はフジテレビでさえ干されている平井文夫上席解説委員しか頼る人がいなくなったらしい

2020-05-25 21:38:09 | 平井文夫 
 フジテレビに上席解説委員という役職があるようである。その職にいるのが平井文夫という方である。少し前には多少番組に出ていたが、出るたびに自分勝手な安倍晋三氏を露骨に擁護する無理な理屈をつける方であった。あまりに無理なためにフジテレビでさえ番組から姿を消してしまった。

 その平井文夫氏が今日の昼のフジテレビの番組に突然出てきて、とんでもないことを言った。平井氏は「日本は法治国家なので、法律に基づいていかないといけない。それに基づくと、実はテンピンはセーフって言うのは昔からある話」と言い出したというのだ。

 それに私が気が付いたのは、私のかつて書いた平井文夫氏に対する批判ブログが突然閲覧数が増えていたからである。「また、あいつやってしまったのか。」と思って検索してみたら、案の上、無理な安倍晋三氏の擁護を始めていたわけである。

 平井文夫氏が出てくると安倍晋三氏を守ろうとするあまり、あまりに無理が理屈を言うために、安倍晋三の支持率が下がるようなことしか言わない。しかもフジテレビの印象も悪くなる。よくこんな人が解説委員なんてやってられるものだと、誰もが驚くのである。それにも関わらず番組に出てきたというのは、よほど安倍晋三氏が頼る人がいなく、平井文夫氏が局内での権力を使って無理矢理に番組に出たからであろう。

 もはや、安倍晋三氏は閣内からも、党内からも相手にされなくなったのだろう。

 安倍さん、緊急事態宣言も解除したし、このタイミングで無理をしないでお辞めになったほうがよろしいのではないでしょうか。田崎史郎氏と平井文夫氏と世耕ちゃんと楽しい老後をおすごしください。
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「平井文夫に言わねばならぬ」

2018-03-24 00:23:41 | 平井文夫 
なぜか私が昔書いた「フジテレビ上席解説委員平井文夫氏はなぜ上席なのか」というタイトルのブログがものすごい勢いで読まれている。なぜなのかと調べてみたらホウドウキョクというニュースサイトで「平井文夫の言わねばならぬ」というコラム動画があり、その中で「前川氏の授業、自分の子供に受けさせたいですか?」という題でとんでもないことを平井氏は言っていた。全文引用する

「問い合わせ」の何がけしからんのか
前文部科学次官の前川喜平氏が名古屋の公立中学校で授業を行い、文部科学省が教育委員会に問い合わせを行ったことについて、「教育の中立を侵すもの」という批判が出ている。
特に文科省にそれをやらせた自民党の国会議員はけしからんと。
いったいどこがけしからんのでしょうか?
ただ聞いているだけで圧力をかけている訳ではない。
前川さんは教育基本法16条の「不当な支配」に当たると言ってるが、どこが不当な支配なのでしょうか。
前川氏は公立学校で授業をするにふさわしい人なのか
前川さんは、してはいけない天下りをやらせて文科省を辞めさせられた人。
出会い系バーに「若い女性の貧困調査」と称して通っていた人。
こんな人が果たして公立の中学校で授業をするにふさわしい人なのか。
僕は是非政治家や文科省に調べてほしいと思う。
その結果を、子の親として知りたいと思う。
と言うか、自分の子どもにこんな人の授業を受けさせたくないんです。
私立学校で何を教えようが知ったこっちゃない。
籠池さんの幼稚園にはちょっとびっくりしたが、まあ私立なので自分の子を入れなければいいだけのこと。
でも公立はそういうわけにはいかない。
もし僕が名古屋に転勤したら娘はあの学校に通い、前川氏の授業を強制的に受けさせられたかもしれない。
それは困る。
中学生の娘には、出会い系バーに通うおじさんに接してほしくないのです。
少しは自分でものを考えろ
教育の中立性というのは何をやっても自由ということではない。
間違った教育をしていないか、国民は監視する義務と権利がある。
この件で文科省に確認した自民党の赤池さんと池田さんの二人の議員は、何の間違ったこともしていないので、言い訳などせず堂々としているべきだ。
左翼の人や野党や安倍政権を嫌いなメディアが文句を言うのはいつもの事だが、そうでない人たちまでが無自覚に「教育に干渉するな」と騒いでいるのを見ると、「少しは自分でものを考えろ」と言いたくなる。
 読めばわかる通り、高校生の小論文程度の内容である。フジテレビの上席解説委員としての意見とは到底思えない。

 きのうとんねるずが「みなさんのおかげでした」の最終回の一番最後に「フジテレビをおちょくるなよ」と歌っていた。かっこいいなと思った。しかしきょうの平井氏のこの動画を見て、こんな人が上席解説委員をしているフジテレビならがおちょくられて当たり前だと思った。
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フジテレビ上席解説委員平井文夫氏はどうして上席なのか2

2018-03-17 16:23:00 | 平井文夫 

 フジテレビ上席解説委員の平井文夫氏の意見は私には理解できないことがあるので、できるだけ避けるようにしている。しかし今回インターネットのホウドウキョクというニュースサイトに「『憂さ晴らし』は時に国を壊す」という動画で意見を述べているのを見てしまった。あまりにひどいので取り上げる。

 最初に平井氏は次のように言う。

財務省の書き換え問題で「内閣は責任を取って総辞職しろ」と言っている人が野党などにいるが何を言っているのか。
 もちろん真相究明すべきだが、首相が行政をゆがめた証拠もないのに、国民が選んだ首相に辞めろ、などと軽々しく言わないでもらいたい

 ここまでの意見は私も賛成である。野党は結論を急ぎ過ぎている。同じ趣旨から安倍昭恵氏の証人喚問もこの段階では要求すべきではない。もし今後もっと事実が明らかになり、安倍夫人にも聞かなければならないことがあるような事態になれば必要になるかもしれない。しかしまだ何も事実はわかっていない。この段階では安倍昭恵氏を証人喚問するのはいくらなんでも行き過ぎである。
 ついでに言わせてもらうとフェイスブックで野党批判を含む投稿に対して「いいね!」をクリックしたことに対して野党が批判しているが、これも大きな問題ではない。自分を応援してくれる人に「ありがとう」の意味で「いいね!」をクリックしたくらいの意味しかないのは明らかだ。こんな揚げ足取りばかりしているから野党はいつまでたっても野党でしかないのだ。
 ここまでは平井氏の意見に賛成するのだが、この後がよくわからない。引用する。

この問題について安倍さんを嫌いな人は「安倍が行政に介入して歪めた」と言い、安倍さんを嫌いじゃない人は「悪いのは安倍ではなく財務省」と言い、双方に歩み寄る余地はない。
 そして互いに罵り合っている。

 この論の展開がよくわからない。そもそも平井氏の意見では安倍さんが好きな人と嫌いな人の2種類しかいないことになる。それは違う。多くの人は安倍さんにはいいところも悪いところもあるが、今回の財務省の文書改ざん事件は財務省が悪いのは当然だが、そこに安倍政権の影がどうしても見えてしまうという疑惑なのである。財務省だけが悪いということにすぐには思われないという事件なのだ。平井氏は勝手な情報操作をし始めているようにしか思われない。

 次に、不思議な例を持ち出す。

国が真っ二つになって双方が罵り合うというのは、米国の大統領選挙、英国のEU離脱もそうだった。
どちらも不満がたまっている人たちの「憂さを晴らしたい」という強烈な欲求がそのエネルギーとなった。
しかし、憂さ晴らしのつけは必ずブーメランになって国民に戻ってくる。
米国ではトランプが何かやらかすたびに国中で大喧嘩しているし、英国は政治的にも経済的にも重大な損失を蒙りつつある。
「憂さ晴らし」は時に国を壊す
去年も同じ風景を見た
確かに威張っている麻生さんが頭を下げて辞任し、昭恵夫人が証人喚問されるのはいい「憂さ晴らし」なのかもしれない。
安倍さんが辞めればもっと楽しいだろう。
でも、その後はどうするの?
今、岸田さん、それとも石破さんに首相ができるのだろうか?
それとも立憲民主党とか希望の党が政権取るの?
 そもそも財務省の公文書管理は改善されるのだろうか。

 ここまでくると酔っ払いのたわごとでしかない。論理が飛躍しすぎていて、まともなマスコミの論説者の意見とは思えない。

 さらに引用する。

今回の風景、どこかで見たようだと考えてみたら、去年の加計学園の騒ぎと似ていた。
あの時も首相が行政を歪めたのではないかという疑惑がもたれて、国論が二分され、支持率は20%台に下がり、自民は都議選で惨敗した。
ところが不思議なことにこれで国民の「憂さが晴れた」のか支持率は回復し、安倍さんが解散したら野党のチョンボもあり、自民が圧勝してしまった。いったいあの騒ぎは何だったのだろう。
国会も司法も財務省の書き換えを解明せよ
前回も今回も使われる言葉は「忖度」。
これは首相の介入の証拠がないことをごまかすために野党とマスコミが使っている言葉。忖度なんて全国各地で毎日当たり前に行われている日本の美徳ではないのか?
 この部分も何を言いたいのか全く分からない。確かに「忖度」をどうとらえていいのかあいまいな点があり、そこは国会議員もマスコミの人も丁寧に扱ってほしいし、そうしないと議論がかみ合わないというのはわかる。その点では平井氏の意見は一理ある。しかし、「忖度」が「首相の介入の証拠がないことをごまかすために野党とマスコミが使っている言葉」と言い切っているのはおかしい。そう言ってもいい場面があるのは理解できるが、それがすべてではないのは明らかだ。

財務省の書き換えはゆゆしき問題だ。
誰が何のためにやったのか国会も司法も解明してほしい。安倍さんが介入したのであれば彼は首相を辞め、議員も辞めるだろう。
ただ真相解明の前に麻生辞めろ、安倍辞めろと言うと、言われた方はハリネズミのように死に物狂いで守りに入る。
結果、真相解明はできなくなる。
そして、その間政治はすべてストップしてしまう。
 国益とは何なのか、を考えてほしい。

 この最後の部分は何を言っているのであろう。安倍首相にやさしくしてやれば自分で真相を語って、やめるはずだという趣旨なのだろうか。それとも国営気のためには安倍首相のほうがいいのでそってしておいたほうがいいというのだろうか。まったくわからない。

 平井氏が安倍首相のお友達で安倍首相側にたって意見を言うのを否定するつもりはない。しかしテレビの解説委員として、もっと論理的なことを言ってほしい。野党の議員の扇情的な非論理的な論理に対抗したいという気持ちに同情したい部分もある。しかし平井氏は言論人である。平井氏の今回の意見は非論理的であり、感情的な意見としか私には思われない。これでは逆に喧嘩をあおっているだけであり、平井氏の主張と矛盾するものであろう。

 議論の前提になるのは論理性である。国会議員のみなさんも、マスコミのみなさんももっと論理的な議論を心がけていただきたい。
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