田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

ゴスペルソング Mother Cross

2013-10-07 18:52:22 | ステージ & エンターテイメント
 ゴスペルを聴けると知り往復葉書で応募したところ幸い入場券が舞い込んだ。会場へ行ってみて、ママさんコーラスのコンサートだと知りちょっとガッカリし、応募したことを後悔していた。ところが!? 

          

 9月26日(木)時計台まつり記念演奏会でゴスペルグループ「Mother Cross(マザー クロス)のコンサートを聴いた。
 会場で渡された栞を見ると、「Mother Cross」とは東区の聖ミカエル幼稚園のママさんコーラスが母体だという。「これはちょっとガッカリかも?」と思いながら開演を待った。

 午後7時、20人ほどの若いママさんたちがギター、ベース、ドラムなどのバックバンドと共にステージに登場し、1曲目の「We are going to see the King」を歌い始めた。
 その歌声を聴いたとたん、背筋にゾクゾクとするものを感じた。彼女たちの全身全霊で歌う姿、そして何よりその声量である。20人の声が、倍にも3倍にも聞こえてくるほどの圧倒的な声量で私の耳に届く。私は1曲聴いただけで、コンサート前に彼女たちに対して抱いていた思いを恥じたのだった。

 それから繰り出される曲も聴衆の私たちの魂を揺さぶるに十分な歌の数々だった。私の席の後ろから「凄い迫力だねぇ~」という声が聞こえてきた。
 コンサートの合間のMCによると、彼女らは市内のいろいろなイベントに出演し、かなりの実績を積んでいるグループだということだった。

          
          ※ ステージと会場が一体となった「花は咲く」の一場面です。(マザークロスのHPから)

 最初の曲「We are going to see the King」の他にも、「Amazing grace」、「Oh Happy Day」、「Beautiful name」、「花は咲く」等々、アンコールを含めて12曲を熱く歌い切った。
 私にとって懐かしい歌を聴くこともできた。「you’ve got a friend」である。1971年にリリースされた名曲であるが、私は当時のフォークソンググループ「赤い鳥」のコンサートで知った曲で、彼らの歌の上手さが印象的な曲だった。

 1時間強の時間だったが、その時間が短く感じられたほど彼女らの熱い思いが伝わってきたコンサートだった。

※ マザークロスの歌声がユーチューブにアップされていました。「We are going to see the King」のURLを貼り付けてみましたが、はたして首尾よく再生できるでしょうか? http://www.youtube.com/watch?v=9LGPlCRk3pk