田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

そらちフットパスウォーク 14 奈井江町 後編

2013-10-02 15:28:39 | フットパスウォーク & トレッキング
水辺の景色にいやされる奈井江ルート 

 奈井江町ルートの後半は街の西側に広がる稲穂の波や公園や学校・公民館などの文化的な施設を眺めながらひたすら北上するルートだった。 

 奈井江商業高校は街の住宅街の南端にあった。その南端のところに広々とした「茶志内公園」があった。夕暮れが近づいていたせいもあり人の姿は見えなかったが、公園の管理の方がパークゴルフコースの芝生の整備に汗を流していた。
 その直ぐ道路向かいに学校風の大きな建物があった。しかし、何の表示も見えない。マップにも何も記されていなかった。試しにi-phoneのマップ機能で検索しても何も記されていなかった? 何なのだろうか?(この建物と公園を写真に撮らなかったのはレポートとしては失敗だった)誰かに聞こうにも、誰も通りを通らない。

 少し行ったところで小学2~3年生と思われる子どもに出会った。その子に聞いたところ「こうなん小学校だよ」と教えてくれた。ところが、彼が通う学校は「奈井江小学校」だという。「???」
 謎は帰宅してからようやく解けた。街の南端にあった「江南小学校」は今年の3月に閉校して奈井江小学校と統合したということだったのだ。うん!これで全てが氷解した。
 道路を隔てて東側は住宅街、西側には田んぼが広がり、収穫間近の稲穂が揺れていた。

          
          ※ 奈井江町もやはり空知の米どころの一つということでしょう。

 ルートは再び奈井江川沿いに導かれたが、この川沿いの散策路にちょっとおしゃれな街灯がついていたのが印象的だった。

          
          ※ 川沿いの散策路の街灯としてはちょっとおしゃれじゃありませんか?

 そしてルートは「本町公園」へと続いた。本町公園には彫刻家・安田侃さんの作品があるという。公園内を探したところ一つの彫刻作品を見つけた。しかし、私がイメージする安田侃さんの作品とは違い角張った作品だった。近くにいた幼稚園の先生らしき人に聞いたのだが「分からない」という。「う~ん。他に見当たらないので、これということにしよう!」と写真に収めて本町公園を後にした。
 これも帰宅してから調べたところ、確かに安田侃さん制作の「吹雪」と題する作品だった。

          
          ※ 間違いなく安田侃さん制作の「吹雪」という作品です。

          
 本町公園の隣に「奈井江中学校」、その続きに「奈井江町社会教育センター」、そして江南小学校と統合した「奈井江小学校」と続いていて、さながら奈井江町の文教地区といった様相を呈していた。

          
          ※ 奈井江中学校です。立派な野球場と陸上トラックを備えていました。

          
          ※ 公民館・図書館・郷土館の機能を備えた奈井江町社会教育センターです。

          
          ※ 4月に「江南小学校」と統合したばかりの奈井江小学校です。壁を塗り替えたばかりとか。          

 北上を続けたルートはやがて住宅街が途切れるところまでにきて、右折して東に進路を取り、しばらく行ったところでゴールの「道の駅 ハウスヤルビ奈井江」に着いた。

          
          ※ 奈井江町の方に叱られるかもしれません。小さな町にも大きな集合住宅がありました。

 フットバスコースとしてはどこか物足りないものも感じたコースだったが、奈井江町の概要をコンパクトに掴むことができたコースでもあった。
《フットバスウォーク実施日 ‘13/09/05 距離約8.4�》