田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

アルテピアッツア美唄

2010-05-18 13:15:32 | 環境 & 自然 & 観察会
 アルテピアッツア美唄…、ある方が「たまらなく素敵な空間」と表現した。訪れた日(15日)の好天も相まって、私のような鈍感な者にとっても「たまらなく素敵な空間」であった…。 

        

 「アルテピアッツア美唄」とは、「閉山になった炭鉱の学校跡地に、美唄市と、地元出身の彫刻家・安田侃によって、現在も創られている野外彫刻公園です」とホームページで説明しています。

 某団体の厚生事業として今年は美唄市を訪れることになり、担当として15日(日)に下見に出かけました。
 それまでのぐずついた天候が晴れ上がり、寒くもなく暑くもなく絶好の春の日和でした。
 広々とした芝生の中に安田侃氏の特徴のある彫刻が点在しています。そして、木造の小学校々舎が当時のままでリニューアルされ、中にも安田氏の作品が展示されています。
 全てを写してこなかったのですが、つまらぬ説明は抜きにして写真から「アルテピアッツア美唄」の素敵な空間をご想像ください。

        


        


        

     
        


        


        
        ※ 公園の片隅には研修施設があり、そこの研修生が白大
         理石を一生懸命に磨いていました。

 古い校舎の廊下に「アルテピアッツア美唄」を詠った谷川俊太郎さんの詩が掲示されていました。谷川さんの素晴らしい言葉が一層「アルテピアッツア美唄」の素晴らしさを増幅している思いで転写し、紹介することにします。

  そらのあお
  くものしろ
  みずのあお
  いしのしろ
  たいようのきんいろ
  くさのみどり
  きぎのあか
  ひとのいろいろ
  うつくしいうたの
  はるなつあきふゆ
  ビバ美唄
  アルテピアッツア
       谷川 俊太郎

※ なお、「アルテピアッツア」という意味を調べたのですが正確には分かりませんでした。想像たくましく考えたところでは、イタリア語で「芸術広場」を指すようなのですが、正確な意味をお分かりの方がいらっしゃいましたらぜひ教えてください。

               
        ※ 炭鉱の栄華の遺産でしょうか?学校の掲揚塔が残されておりま  
         したが、その掲揚塔が初めて見るようなテレビ塔のような形をした
         掲揚塔でした。