田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌ウォークⅡ №2 東区・百合が原公園コース 後編

2010-05-11 14:57:05 | 札幌ウォーク & Other Walk
 百合が原公園コースの後半は、伏籠川、旧琴似川放水路沿いを通るのですが、このあたり一帯は何度も水害に見舞われる歴史を繰り返してきたところです。そのため川の改修が何度も行われた痕跡をみる思いでした。
 
 篠路駅から少し行ったところに「篠路神社」があります。

        
        ※ 比較的早く拓けた篠路地区を護ってきた「篠路神社」です。                

 篠路神社を越え、篠路の市街地を外れるあたりで右折すると「上篠路公園」が篠路小学校と併設するようにしてありました。
 GWの真っ最中とあって(?)学校も公園も人影が見当たりませんでした。
 
        
        ※ 篠路小学校に隣接する「上篠路公園」です。

        
        ※ 「上篠路公園」のすぐ側にこうした畑地が残っていました
         が、狭い面積の中で作業をするトラクターが窮屈そうでした。

 公園をさらにまっすぐ進むと、伏籠川(ふしこがわ)に行き当たります。
 そこをさらに右折して、一路ゴールの「つどーむ」を目ざすことになります。
 伏籠川に行き当たったところがちょうど篠路新川が伏籠川に合流する地点でした。

        
        ※ 二つの川の合流点で左側が「篠路新川」、右側が「伏籠川」です。

 合流点ではたくさんの人たちが釣り糸を垂らしていました。いったい何が釣れるのでしょうか?

        
        ※ こうした釣り人がいたるところにいました。

 さらにそこから少し行くと、今度は旧琴似川放水路が伏籠川に合流するところがありました。(旧琴似川放水路とは、旧琴似川が氾濫するのを防ぐため、途中から新たな水路を設けて伏籠川に水の流れを分散させたものと思われます)

        
        ※ こちらは左側が「伏籠川」、右側が「旧琴似川方水路」です。

 新川(篠路新川)とか、放水路とかというのは、名前からして人工的に造られた流れです。このようにこのあたり一帯は、過去に何度も手痛い洪水に見舞われた地域です。史書によると「伏籠川ほど川の表情を著しく変貌させた川はすくない」と書かれているほどですから、一帯は洪水を防ぐために相当大がかりな工事が行われ、現在のような街並み(川筋)になったものと思われます。

        
        ※ 伏籠川沿いの遊歩道はご覧のように整備され気持ちよ
         くウォークできました。
         
 前編のコースが百合が原地区の表の表情だったとすると、百合が原地区の裏手になる通りを通って、(伏籠川⇒旧琴似川放水路⇒旧琴似川沿い)ゴールを目ざします。
 旧琴似川沿いを歩いているときは「烈々布橋」などという橋も渡りました。

 百合が原公園の裏側を通ると、丘珠空港の脇に出ます。マップで「空港に離発着する飛行機が良く見えます」とありましたが、私が歩いていた間に離発着は一機もありませんでした。やはり、航空会社の減便が影響しているのでしょうか?

        
        ※ 左側が「丘珠空港」、右側遠くに「つどーむ」が見えます。

 そうして約10kmをウォークし、スタート地点に戻ってきました。
 10kmを約2時間で歩きましたが、けっこうな負荷を感じ良い運動になったようです。

        
     ※ ゴールの「つどーむ」をスタートのときとは別角度から撮ってみました。

 このイヤーラウンドコースはウェブ上でマップが公開されていないため、ブログをお読みになられる方はコースのイメージが掴みづらいと思われますがご容赦ください。できるだけイメージされやすいような説明を心がけることにします。
《ウォーク実施日 ‘10/5/05》