田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

アリスの人気を考察する

2009-07-28 20:38:30 | ステージ & エンターテイメント
 1970年代後半、アリスは「冬の稲妻」を初めとして、「涙の誓い」「ジョニーへの伝言」「今はもうだれも」「チャンピオン」・・・、と次々とメガヒットを連発できた理由は何だったのか、素人のおじさんが考察してみたい。
             
      ※ 今回のツァー「ALICE LIVE ALIVE 2009」のポスターです。

 記録によるとアリスのデビューは1972年の「走っておいで恋人よ」です。
 私もこの歌は知っていますが、いわゆるカレッジフォークぽい曲です。
 先日のライブでも第一部で歌われた曲はこうした傾向の曲がほとんどでしたが、この頃の彼らは鳴かず飛ばずの状態でした。

 そうした中1977年、曲想をガラッと変えた「冬の稲妻」で大ブレークするのです。
 以後は、リード文でも紹介したようにメガヒットを連発し、ニューミュージック界に一時代を築いたのでした。
 さてなぜアリスは時代に受け容れられたのでしょうか?
 一つは一連の曲に共通するビートの利いたアップテンポの曲調(専門用語ではドライブ感って言うのでしょうか?)がフォークぽい曲に飽き足らなかった層に歓迎されたということでしょう。そういう意味ではアリスの中で存在感が薄く思われがちなドラムスの矢沢透ですが、彼の存在は大きいといえます。

 二つめには何と言っても谷内新司と堀内孝雄のツインボーカルの素晴らしさでしょう。
 金属質の谷内の声と野太いまでの声質の堀内という全く異なる声質の二人が奏でるハーモニーが絶妙であったといえるでしょう。
 当時、彼らに憧れてNHKのど自慢ではよく男性ディオが出場し、彼らの歌を歌っていたように記憶しています。
 また、それぞれの特質を生かしたソロの曲もまたアリスの魅力の一つでした。

 彼らの歌(詩)に私はあまりメッセージ性を感じません。
 彼らと同世代の団塊の世代は、豊かさが実現した日本の中で育ち、ライフスタイルにカッコ良さを求めた世代だったように思います。
 そうした時、アリスはドライブ感の溢れるビートの利いた曲をツインボーカルで歌い上げる様がまさにカッコ良く彼らには写り(もちろん私にも)、多くの若者から支持されたのだと思います。

 アリスのことといえば、私には二つのエピソードが思い出されます。その話はまたブログの話題が尽きたときにでも・・・。


えっ!?
 今朝の私のブログへの訪問者数(IP)を確認すると340をカウントしていました。
 昨日290を数えて新記録を喜んでいたところでしたのに、いきなり50の上積みです。
 要因を考えると、アリス、そしてフォークジャンボリーとステージ関係の話題だったからでしょうか? 
 6月下旬くらいから訪問者数が常時200を超えるようになって手応えは感じていたのですが、この2日間の数は驚きです。みなさんに関心をもっていただいたことを嬉しく思うとともに、アクセスいただいたことに感謝します。
 でも一度こんな数字をカウントすると、200を切った数字が表示されるとガクッとくるんでしょうね…。