千一夜第2章第189夜 魚の名前の由来あれこれ2

2010-07-15 22:36:03 | 魚名の由来

2010.7.15(木)

今夜は魚の名前の由来について順不同に記してみます。大まかな分類なので一般的な呼び名について記載しますが、この由来や呼ばれ方以外にも沢山のものがあると思いますが、最も代表的なものを第2弾として挙げておきます(今後、第20弾くらいまで予定)。

《アイゴ》
バリ、バリは小便の意で、釣上げた時にアンモニア臭がすることに由来。内臓なども強烈な臭いがするので、嫌う向きもあるが内蔵や皮をうまく処理するととても美味。

《カツオ》
堅魚(カタウオ)が変化したもので、鰹節が堅いことからカツオになったと言われる。江戸時代には「勝つ魚」と語呂が良いことから武士の間で好まれる。

《サバ》
『大和本草』という本に、「此魚牙小ナリ。故ニサハ(狭歯)ト云。」とあり、「狭歯」(サバ)→「サバ」となったと言われる。

《タイ》
タイの語源は「た(平ら)」「ひ(魚)」に由来。もともと骨が柔らかい魚のことであるタイを「鯛」に当てたのは、満遍なく調和がとれて、どこでも(周=あまねく)見る事ができる魚であるから。

《ヒラメ》
楕円形で極端に平たいその体の特徴そのままで、平べったい魚から呼ばれる。また、両目とも体の左側にあり、この目の位置から目の側(ひら)、ひらめとなったという説もある。

《マス》
「尊」には「赤い」という意味があり、赤い目の魚で「鱒」(マス)となった。また「鱒」には「魚が泥に入る」という意味もある。マスは春に川を上るが、サクラマスが孵化した後も海に下らず、川の上流に棲むようになったものがヤマメである。
ニジマスは1877年にアメリカ、カナダから移殖された。体側にあるピンクの帯が虹色に輝くことからこの名前がつく。

《ムツ》
本来、体は牛に似て、蛇の尾と、翼を持ち、陸に棲むという伝説上の怪魚を意味している。ムツは全国各地どこでも「ムツ」で通るが、昔は宮城県仙台地方だけは「ロクノウオ」と呼んだ。これは仙台領主が「陸奥守」(ムツノカミ)だったのでムツという名を使うのを避けたため。

【7月15日過去の釣行記録】
・2006年笠戸島本浦港防波堤、06:40~14:10、中潮、釣果=キス1・クジメ1
・2007年第1埠頭、06:00~11:30、大潮、釣果=キス6・ウナギ1・エイ3
・2007年櫛ヶ浜港防波堤、19:15~23:30、大潮、釣果=メバル1・アジ6・チヌ2
・2008年那智埠頭、19:30~21:30、中潮、釣果=メバル1・チヌ2

【この日の釣り情報】
・2004年笠戸島本浦港、梅雨明けに防波堤からヒラメ

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