2周目は沓野奏でした~。
沓野奏 キャラクター紹介
奏は温泉旅館「縁嬉」を経営している老夫婦の孫娘。事故の影響で足が不自由になり車椅子生活をしていますが、縁嬉の温泉が足に良いということで、リハビリも兼ねて祖父母の旅館にお世話になっています。尚、車椅子の名前はスノーモンキー号と言いますw
足が不自由ではあるものの、それをものともせず前向きで明るく元気いっぱいで人懐っこい性格ですが、人をからかうことも好きで小悪魔系な女の子。主人公にとっては妹のような存在になっています。
小柄な身体ながら健啖家で主人公が驚くほどによく食べます。料理は作るものでも教えるものでもなく食べるものw 頭の回転は速く自分の興味があるもの(特に食べ物関係w)に対しては物覚えがいいですが、勉強は大の苦手で毎回赤点ギリギリ。でも、持ち前の集中力で何とか回避しています。
明るく元気なのは確かですが、周囲に気を遣い過ぎて迷惑をかけないように心がけており、自分の事に関しては1人で抱え込んでしまうタイプ。旅館でも祖父母に相談せずに深夜1人でリハビリしています。そのときの音は「ゆきんこ」の足音と言われ、幸運を呼ぶものとして常連客の間で有名になっていますが、それが奏のリハビリしているときの音だと知っているのは主人公だけです。
ちなみに「♪」が入るセリフのとき、たまにピコピコーンと効果音が鳴りますw
沓野奏編 あらすじ
勉強が苦手という奏を見てあげることにした主人公。しかし、なかなか勉強に集中できない奏をピクニックに連れて行くことにします。それは実際にあるものを見て体験させて覚えさせるという課外授業で、経験したことなら忘れない奏用の勉強法でした。自分のためにそこまでしてくれる主人公のためにも奏は勉強に集中しようと決めます。
それからというもの夜遅くまで勉強に集中するようになった奏。テストの手応えもバッチリでしたが、頑張りすぎて勉強が終わったらウトウトしてしまいます。主人公は寝てしまった奏をお姫様抱っこして運びますが、奏はそのときのことをぼんやりと覚えていました。
その翌日、奏はまた勉強に集中して深夜まで頑張っていましたが、寝る前に温泉に入ったときウトウトして温泉に浸かりながら寝てしまいます。主人公は旅館の戸締りを確認していましたが、奏が眠そうにしていたのを思い出し、嫌な予感がして奏の様子を見に来ると、奏が溺れていたため急いで助けます。主人公に迷惑をかけてしまったと思った奏は1人で部屋に戻ろうとしますが、主人公は妹の面倒を見るのは嬉しいと言って、奏を部屋まで連れていきます。そんな主人公のことを奏は「お兄さま」と呼ぶようにするのでした。
奏が主人公のことを「お兄さま」と呼ぶようになってから、これまでよりも親密になり甘えるようになりますが、週末ウィンスポの準備に出かける主人公と一緒にいたいがために準備を手伝うと言って同行します。準備も無事終了し、屋台でお昼を食べていると、主人公は奏がスキーヤーたちの姿を羨ましそうに見ていることに気付きます。迎えたウィンスポ当日、司会進行をしつつ、皆が滑っているのを眺めているだけの奏。主人公は彼女が羨ましいと感じてても出来ないと思い込んでいることを知り、何かしてあげられないか考えます。
ウィンスポが終わった後の夜、奏をスキー場の上まで連れて行き、そこから見える夜景を見せますが、本当の目的は別にありました。スキー板を用意して奏をおんぶすると滑り始めます。奏は初めてのスキーに最初は怖がりましたが、途中から楽しむようになり、最後は大はしゃぎ。滑り終わった後、自分の気持ちに気付いてくれた主人公の感謝する奏。主人公がそれに照れていた為いつも通りにからかうと、逆に奏の笑顔は可愛くて好きと返されて今度は奏の方が照れてしまうのでした。
主人公に対して兄妹とかそういったものとは違う感情を抱き始めた奏。しかし、このままずっとお世話になっていたら主人公は嫌な気持ちになってしまわないかと考えてしまいます。そして、主人公に甘えたらいけないと思って頑張ろうとしますが、それが空回りして余計に主人公に心配させてしまう結果となります。急に車椅子のことを気にし始めた奏に対し、主人公はしばらく様子を見ますが、ある日彼女をこはるびよりに連れていきます。その帰り、奏に色々助けられたことを伝えます。
主人公に「ありがとう」と感謝され勇気を貰った奏は、その日の深夜、主人公の部屋に行き、自分の悩みを打ち明けます。車椅子のせいで周囲に迷惑をかけている自分が嫌いで、そして、ずっと面倒をかけていたらいつか主人公にも嫌われてしまうのではないかという不安を話します。主人公は面倒じゃないということを証明するために、不安があるならちゃんと言ってほしいと言い、2人で一緒に解決する方法を考えようと提案します。奏はそんな主人公の言葉を聞いて嬉しくなり、少し不安は取り除かれましたが、それは兄としてなのかそれとも別の気持ちがあってなのか気になるのでした。
兄妹のようでもそれはあくまで方便で実際は血の繋がりのないただの同居人。2人はお互いのことを意識するようになりますが、それが兄妹としてではなくそれ以上の感情であることに気付くのにさほど時間はかかりませんでした。しかし、なかなか告白には至らず冬休みを迎えます。その冬休み1日目。外で雪かきしていた主人公にお茶を持って行ったとき、奏は思い切って膝の上に乗り、自分の想いを伝えます。主人公もまた自分の気持ちを伝え、2人は恋人同士になるのでした。
恋人同士になってすぐクリスマスがやってきます。2人は夜の商店街のライトアップを見るために、その時間帯は旅館の仕事を休みたいと交際宣言と共にお願いします。すると奏の祖父母は2人が付き合い始めたことを喜び、2人に便宜を図ってくれるようになります。そして迎えたクリスマス当日。2人は商店街でプレゼント交換をするために1度別行動します。その後、縁嬉に戻ってクリスマスパーティをした後、ライトアップを見に行きますが、そこでプレゼント交換をしたとき、2人が同じマグカップを買ってきたことに驚きます。そのマグカップはペア品で、奏が片方を買った後に主人公がもう片方を買ったようでした。初めてのプレゼントとお互い同じ気持ちだったことに2人は嬉しく思い、これで一緒にお茶を飲もうと約束。その後、商店街のイベントでクリスマスツリーの飾りつけをすることになった2人は、奏が主人公に抱きかかえられて飾り付けます。すると、2人の顔が接近したためそのままファーストキスをするのでした。
それから奏が2年参りを最近していないという話を聞いていた主人公は、奏の祖父母にお願いし、大晦日の夜に出かける許可を貰います。奏は2年参りが出来ることを知ると最初こそ旅館の仕事のことや車椅子のことで遠慮したものの、祖父母から許可を貰っていることと、もしものときは主人公がおんぶすると知ると、嬉しくなります。そして、迎えた大晦日。穂波がお節のおすそ分けで縁嬉にやってきますが、主人公と穂波が仲が良いことを知る奏は主人公と付き合い始めたことをなかなか言い出せなかったため、主人公が代わりに交際を始めたことを話します。その後、2年参りに行くときに、奏が穂波に話してくれたことを感謝しますが、主人公はお互い足りないところを補い合えばいいと話します。その後、神社に行くと主人公のクラスメイト2人とも会ったため、その2人にも奏と付き合い始めたことを報告。2人と別れた後、カウントダウンがスタートしますが、奏の様子がおかしいので顔を覗き込むとカウントゼロと同時に奏が「好き」と言ってキスをしてきます。
主人公のことをもっと見ていたい、もっと見てもらいたいとどんどん欲求が高まっていった奏は、恥ずかしくなって少しよそよそしい態度を取ってしまいます。主人公もまた奏のことを女の子としてではなく“女”として意識してしまい、2人は少々ギクシャクします。穂波は新年の挨拶に行ったときにその様子に気付き、奏が相談しに山ノ内荘まで来たとき、理由を聞き出します。主人公のことをもっと好きになった自分のことを主人公がどう思うか・・・そう不安に感じる奏に対し、穂波は今の気持ちで甘えちゃって良いとアドバイスします。一方、主人公もまた奏に「女」を感じていることを素直に話そうと決意。その日の夜、奏を部屋に呼び出し、自分が奏のことをどう感じているか話すと、奏も同じだと言い、2人は抱き合いキスを始め、そして初体験を済ませます。
兄妹みたいな恋人から男女の関係になった2人。穂波のアドバイスもあり、これまで通り主人公に甘える奏。主人公もそんな奏を存分に甘やかしますが、リハビリも一所懸命に頑張る奏を支えてもいました。そんなある日のデート中、腕を組んで歩くカップルを見て奏は羨ましく思います。更に、綺麗な靴を見つけてそれが今は履けないことも気にしてしまい、主人公を心配させてしまいます。いつか主人公ともああやって歩きたいと考えますが・・・。
奏はデートの翌日からリハビリにより一層力を入れるようになります。主人公はそれが気になり、検診日に一緒に病院に行くことにします。担当女医は足の経過は順調でむしろ治りが早いくらいと回答をもらいますが、奏は歩けるようになるか質問します。すると、杖なしでは歩けるようになるけど、普通の人のように歩いたり走ったりするのは難しいと答えます。奏はその答えに落ち込みますが、足の問題は奏にとってデリケートなものだったため、主人公は奏から言ってくれるのを待つしかないと思っていたものの、それでも何とかしたいと考えます。
翌日の放課後、奏から教室で待っててほしいと言われたため、その通り待っていると、奏が車椅子を使わずに自分の教室から2年生の教室まで歩いてやってきました。教室に着くと疲れ果ててその場に座り込んでしまいます。無茶なことをした奏に昨日女医に言われたことを気にしているのかと聞くと、奏はこのままリハビリを続ければすぐ歩けるようになると分かってても、自分の我儘で今すぐ主人公と並んで歩けるようになりたいと思ってしまったと話します。それ以上に今できないことをしたいというもどかしさを抱えていました。主人公は普通に歩きたいという願いは叶えられないけど、他の願いなら応えることは出来ると言い、自分に負い目を感じている奏に対し、奏と知り合った頃の話をして、もし奏が車椅子じゃなかったら2人の関係は違っていたかもしれないと話します。奏はそれを聞いて介助として大っぴらに抱っこできるならこれはこれで良いと前向きに捉えることにしたのでした。
その翌日、主人公は奏をデートに誘い出かけることにします。その日のデートは車椅子を使わず杖だけで歩くデート。普通の恋人が当たり前にするようなことは出来なくても、それに近づけることは出来る・・・主人公は、奏の願いに可能な限り近づけるよう考えた結果がその案でした。ゆっくり進んで公園まで着くと、主人公は奏の杖なしで歩くという目標を叶えるまで支えていきたいし、その後も一緒に歩いて行きたいと言い、奏とその願いを叶える約束をするのでした。
奏の悩みも解決したところで、しばらく経ち、バレンタインが近づいてきます。料理が苦手な奏は「手作り」という考えがなく既製品で何を買おうか悩んでいると、穂波が両親に手作りチョコをあげると言って驚きます。そして、気持ちを伝えることが大事という言葉を聞き、悩む奏は思い切って主人公に、不味い手作りと美味しい既製品どちらが良いか質問します。主人公は迷うことなく手作りを選ぶと、奏は気合を入れて手作りを決意表明するのでした。
決意表明してすぐ料理が得意な穂波を先生にい据えて特訓がスタート。最初こそ失敗の連続だったものの、やりたいことができたときの奏の集中力は凄く、あっという間に上達します。そんな頑張る奏の姿を見て、自分も待ってるだけじゃなくチョコを作ろうと思い、クラスメイトにレシピを教えてもらいます。その帰り、とある物を見てそれもプレゼントを買いますが・・・。
バレンタンデー前日、奏の祖父母は寄合で他の旅館に泊まるからと縁嬉で2人きりになった主人公と奏。その日は昼間から夜までずっと愛し合っていました。そして、その翌朝。既に奏は起きて着替えてました。主人公も起きると、奏は杖もなしに立ち上がり主人公にチョコを渡します。驚く主人公に対し、奏は自分の力で渡したいと想いを伝えます。奏の手作りチョコをその想いと一緒に受け取った主人公は、自分も手作りチョコともう1つのプレゼントを渡します。それは、以前奏が羨ましそうに見ていた綺麗な靴でした。そして、ゆっくりでも歩く練習していつか並んで歩けるようになったら履いてほしいと言います。奏は素敵な目標が出来たと喜ぶのでした。
春。奏に呼ばれて外に出た主人公。そこには以前バレンタインデーでプレゼントした靴を履いた奏の姿がありました。奏はリハビリを頑張り驚異的に回復。まだ完全ではないものの杖なしでも歩けるようになっていました。そして、いつか願った腕を組んで並んで歩くという夢を実現させ、2人一緒に桜並木を歩くのでした。
沓野奏編 感想
世渡り上手で小悪魔なところがある奏ちゃんですが、実は非常に甘え下手で頑張り屋さん。足のこともあり、つい周りに遠慮しがちになって1人で抱え込んでしまいます。そして頑張り屋さんであるが故に無理をしちゃうところもあったり、普段の明るく振舞う様子を見て安心していると問題が大きくなっているということもしばしば。でも、それを主人公が少しずつ解きほぐしていき、奏も主人公に対してだけは甘えるようになっていきます。
奏ちゃんの甘えかたは子どもっぽく甘えるというか“一緒に何かしたい”って感じですね。ベッタリくっ付いてくるのは雪静ちゃんと同じですが、主人公に何もかも身を任せる雪静ちゃんと違って、奏ちゃんは甘えつつも同じことをしたいと思っています。それは旅館の手伝いにしろ一緒にお風呂に入るにしろ何でも一緒が良いという感じです。まぁ、“一緒に”っていうのは何でも1人で抱え込んでしまう奏ちゃんのシナリオのテーマのようなものですね。それが甘えかたにも出てるという。ただし、甘えるときは思いっ切り甘えるけど、1度気にしだすと1人でモンモンと悩んでしまい遠慮しだしてしまうというところがあります。
シナリオは予想通り奏ちゃんの足のことを中心に触れており、そのことで時々奏ちゃんが抱え込んで悩む姿が描かれているので、ずっとイチャラブってた雪静ちゃんと違い(雪静ちゃんなりに悩んでたかもしれないけど見てて微笑ましかったw)、ちょっとだけシリアスなシーンが多くなっています。足のことは仕方ないこととはいえ、何度も似たことで悩むという奏ちゃんの難しい一面が出ていましたが、それでもイチャラブはかなり多いですし、シリアスになるのもほんの少しの時間なので特に問題ないです。それに、最後のエピローグで何年後かは分からないけど、奏ちゃんの夢が叶った姿が見られて良かったですし。
Hシーンは6回。奏ちゃんはヒロインの中で1番小さいおっぱいですが、それでも充分な大きさです。むしろ妹系ヒロインということを考えれば大きいくらいですw おっぱいもそこそこ見せてくれるし、おもらしも見せるし雪静ちゃん同様に概ね満足しました。1番良かったのはやはり最後の温泉Hですね~。パ○ズ○フェ○から正常位ですが、おっぱいいっぱいな上最後はお漏らしも披露するので満足でしたw つか、主人公の絶倫っぷりが凄いw
・・・そういえば、初体験の本番H、差分の表示がおかしいですよね。入れる前なのにアレが出たり入ったり、まだ途中なのに射精のCGになったり、射精した直後も出たり入ったり中出しだったり外出しだったり・・・。折角の初体験なのにちょっと残念な気分になりました。修正パッチは配信されるのかなぁ?※2015年12月26日追記:26日に修正ファイルがアップされました。
一般シーンだとエピローグの歩けるようになった奏ちゃんかな~。ずっとそのことで悩んでたので歩けるようになったというのが分かるエピソードがあるのは素直に嬉しいです!あとは、ピロートーク。妹系ヒロインの上目遣いは最強ですw それから主人公の部屋で一緒にお茶を飲むシーンかな。主人公の股の間に座ってああやって甘えるのは如何にも妹っぽい感じで良かったですね。小悪魔系だけど子どもっぽく甘える奏ちゃんも可愛いです!
ちなみに、奏編は前作のヒロイン達はあまり絡まないため(こはるちゃんが看板娘として登場して、聖と紗雪は顔出し程度)前作の主人公が誰とくっ付いたかは不明です。
さてさて、お次は硯川・ユーフラジー・涙香です~。
他のヒロインのあらすじ・感想はコチラ↓
【高社雪静編】【硯川・ユーフラジー・涙香編】【一ノ瀬穂波編】
「アマカノ ~Second Season~」の公式サイトはコチラから↓
小悪魔系な妹も良いですね(*´Д`*)
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