氣まぐれ剣士の言いたい放題

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584 斉藤一人講演会(3)

2007-11-07 07:55:57 | Weblog
氣まぐれ剣士の言いたい放題

584 斉藤一人講演会(3)

○斎藤さんは、子供の頃、大変な劣等性だったそうです。勉強もできなかったし、運動も苦手だったそうです。ちなみに、斉藤さんは、現在、日本一成功しているビジネスマンでもあり、日本一のお金持ちだと言われていますが、学歴は、なんと、中卒です。中学校までしか、でていないそうです。
小学校の頃、ある日、先生が、授業中に、黒板に、難しい算数の方程式を書いたそうです。そして、斎藤少年に、解いてみるように、言ったそうです。
黒板の前に立った、斎藤少年は、解けずに、ずっと、下を向いていたそうです。そのときの先生の見方は、
「あっ、斎藤君は、この方程式が、わからないんだな。彼は、ダメだな。」
という見方だっだそうです。
しかし、斎藤君本人は、
「あっ、この方程式は、自分には、必要ないな。これは、一生使わないな。」
と思っていたそうです。そして、あれから、何十年もたっていますが、たしかに、斎藤さんは、その方程式を、一度も使うことは、なかったそうです。
斎藤さんいわく、斎藤少年は、かけっこも遅かったけど、大人になって、猟師になって、獲物を追うわけでもないから、脚の早さなんて、どうでもよかったそうです。
このように、人生において、一度も使わないようなことが、できなかったといって、一生、学歴コンプレックスを、持つ人が、あまりにも多すぎると言っていました。これは、あまりにも、人生を、台無しにしてしまう、もったいない姿勢だと言っていました。
学生時代、英語もまったくできなかったそうですが、社会人になってたら、ビジネスでも、英語を使う機会など、まったくなかったそうです。全部、取引先も、お客さんも、日本人だけだったそうです。それでも、日本一の金持ちになれたというから、英語で、苦しんでいる人は、このことを、頭の隅っこに置いておくといいと思いますよ。
ちなみに、斎藤さんが今までに付き合った女性も、皆、日本人で、外国人は、一人もいなかったそうです。英語は、斎藤さんにとっては、本当に、使う必要がなかったのですね。
「おーい、みんな、ここは、日本ですよ。どうして、英語がしゃべれないことに、いちいち、コンプレックスをもたなくちゃいけないんですか?」
と声を大にして、言っていました。たしかに…。
斎藤少年は、小学校の頃、勉強ができなかったので、しばしば、黒板の前の、いわゆる、「特別席」に、一人だけ、イスと机を置かれ、クラスの級友たちと、向き合って、顔をあわせるかたちで、授業を受けていたそうです。そのときに、大勢の人たちと目を合わせる訓練が、できたのだそうです。これは、現在の講演会などで、大勢の人と目を合わせるときに、緊張しなくてもすみ、役にたっているそうです。この訓練は、必要があったのだそうです。
この「必要ない!」という考え方は、ぜひ、日常生活に、自然に取り入れてみてくださいね。とても、劇的で、素敵な効果がありますよ。例えば、こんなかんじです。
宝くじで、1億円が外れる。⇒1億円は、今の自分には、必要ない。
就職が。できない。⇒今の自分は、就職をする、必要がない。
恋人が、できない。⇒今の自分には、恋人は、必要ない。
結婚が、できない。⇒今の自分には、結婚は、必要ない。
子供が、できない。⇒今の自分には、子供は、必要ない。
資格試験に、落ちた。⇒今の自分には、その資格は、必要ない。
大学に、落ちた。⇒今の自分には、大学に行く、必要はない。
悟りが、開けない。⇒今の自分には、悟りを開く、必要はない。
前世が、思い出せない。⇒今の自分には、前世を思い出す、必要がない。
霊能力が、ない。⇒今の自分には、霊能力は、必要ない。
オーラが、見えない。⇒今の自分には、オーラを見る、必要がない。
身体が、なかなか痩せない。⇒今の自分には、痩せることは、必要ではない。
パソコンが、できない。⇒今の自分には、パソコンを使いこなす、必要がない。
英語が、しゃべれない。⇒今の自分には、英語をしゃべる、必要がない。
明るい性格に、なれない。⇒今の自分には、明るい性格になる、必要がない。
いつまでたっても、お金が、貯まらない。⇒今の自分には、貯金は、必要ない。
他にも、たくさんありますが、「必要ない!」というふうに、意識を変えると、人生の主導権を、自分が握れるかも知れませんね。

斉藤さんは中学しか出ていませんが、ものすごい読書量らしいです。中でも時代小説を読むと人生の機微が分かるといいます。そして話は大変分かりやすいですね。だって小学校4年生でも分かるのように優しい言葉で話してくれます。これって本質が分かってないと難しいですよね。

いかがでした。
次回も続きます。
                                   以上