7月毎勤が出て、日経はボーナス減を嘆く内容だったが、季節調整値では現金給与総額が前月比+1.1と高い。6か月移動平均もちゃんと上昇トレンドに戻っている。7月毎勤は、確報で更に上ブレの可能性もあるし、逆に8月は落ちる傾向もあって、見方は、けっこう難しい。だから、6か月で見ているわけだ。むろん、常用雇用は変わらず堅調だから、総雇用者所得の増加で消費も伸びるだろう。
いずれにせよ、賃金は上昇を始め、消費も伸びるから、物価も続くことになる。とは言え、データとしては、「兆し」くらいかな。需給ギャップは「まあまあ」でも、CPI東京8月、4-6月期デフレーターは「始まったかな」で、単位労働コストは「これから」だからね。とは言え、原油高をバックにCPIは1%までは行くので、滝田洋一さんが9/6に書いた第3のシナリオは、十分にあり得る。これをコンセンサスとして出口に向うべきだよ。
(図)
(今日までの日経)
介護度改善で報酬上げ。7月名目賃金、14か月ぶり減。豪州26年不況知らず。
いずれにせよ、賃金は上昇を始め、消費も伸びるから、物価も続くことになる。とは言え、データとしては、「兆し」くらいかな。需給ギャップは「まあまあ」でも、CPI東京8月、4-6月期デフレーターは「始まったかな」で、単位労働コストは「これから」だからね。とは言え、原油高をバックにCPIは1%までは行くので、滝田洋一さんが9/6に書いた第3のシナリオは、十分にあり得る。これをコンセンサスとして出口に向うべきだよ。
(図)
(今日までの日経)
介護度改善で報酬上げ。7月名目賃金、14か月ぶり減。豪州26年不況知らず。