勝手に映画評

私の見た映画を、勝手に評論します。
基本的に、すべて自腹です。

日輪の遺産

2011年08月29日 | 邦画
浅田次郎の同名の小説の映画化。著者本人が映画化を熱望してきたと言われており、ようやく、その願いが叶ったと言う事になります。

山下財宝なら知っていますし、有名ですが、マッカーサーの財宝って、M資金??? と言う感じになりますね。でも、マッカーサーが非常に裕福であったことは事実なので、それと絡めた話と考えて良いのだと思います。この辺りの設定は、フィクションなのですが、もちろん史実にも触れられていて、近衛師団所属の軍人で、しかも、終戦直前の話ということなので、8月14日の宮城事件の件にも触れられています。終戦前夜の騒動と言えば、阿南惟幾自殺も有ったのですが、この件についても触れられています。

まぁまぁ良い映画だと思います。劇中、思わずウルッとしそうなところもありました。ですが、ちょっと不思議な感覚が残ったのは事実。それは、主人公は誰?と言う事。映画の宣伝ポスターは、堺雅人、中村獅童、福士誠治の三人を中心に作られているので、この三人の誰かが主人公かといえば、・・・どうでしょうね? 間違いなくこの三人は、重要な役割を果たしているのですが、財宝を隠すという任務を果たしたら、それっきりフェードアウト感満々だし。う~ん、でもなぁ。話の作り上は、堺雅人が主人公で、物語の語り手が八千草薫と言う事でないとおかしいと思うんですけどね。

さて、演技の方ですが、出てくる度に言っているような気がしますが、ユースケ・サンタマリアがいい味出しています。普通のテレビに出てくる時のいい加減な感じではないです。

物語としては、日本のシーンと、アメリカのシーンのつながりが無いですね。逆に言うと、アメリカのシーンがなくても、この映画は成立しています。なんで、あのシーンが有るのでしょうか?

微妙に突っ込みどころ満載なのですが、中々、良い映画だとは思います。コピーか何かに、「今の日本に必要な作品」と言う事があったと思うんですが、「なるほど、そういう事ですか。」と思いました。

タイトル 日輪の遺産
日本公開年 2011年
製作年/製作国 2011年/日本
監督 佐々部清
原作 浅田次郎
出演 堺雅人(真柴司郎)、中村獅童(望月庄造)、福士誠治(小泉重雄)、森迫永依(久枝)、ユースケ・サンタマリア(野口孝吉)、土屋太鳳(スーちゃん)、遠藤恵里奈(マツさん)、松本花奈(サッちゃん)、柴俊夫(阿南惟幾)、串田和美(梅津美治郎)、山田明郷(田中静壱)、野添義弘(森赳)、麿赤兒(杉山元)、ジョン・サヴェージ(ダグラス・マッカーサー)、三船力也(イガラシ中尉)、八千草薫(金原久枝)、八名信夫(金原庄造)、北見敏之(金原荘一郎)、麻生久美子(金原涼子)、塩谷瞬(後藤俊太郎)、ミッキー・カーチス(マイケル・エツオ・イガラシ)、中野裕太(ダニエル・ニシオカ)

[2011/08/29]鑑賞・投稿
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