勝手に映画評

私の見た映画を、勝手に評論します。
基本的に、すべて自腹です。

ジャック・リーチャー NEVER GO BACK / Jack Reacher: Never Go Back

2016年11月13日 | 洋画(アメリカ系)
ネタバレあり。

トム・クルーズ主演の「ジャック・リーチャー」シリーズ第二作目の映画作品。

リー・チャイルドの小説「ジャック・リーチャー」シリーズの18作目を原作とはしていますが、同じなのは、タイトルと、少しの設定くらいで、実際には中身は全然異なっています。そもそも、小説の中ではリーチャーは、ターナー少佐と電話で話したことは有るが実際に対面したことはなく、まだDCに行ってもいません。って言うか、小説「ジャック・リーチャー」シリーズでのジャック・リーチャーは、大都会にはよらず田舎ばかり巡っているんだけどなぁ。事実上の映画オリジナル作品と思ったほうが良さそうです。

54歳になるトム・クルーズですが、アクションはまだまだ健在。何かの作品みたいに、どこかからぶら下がったり、飛んだりはしませんが、殴ったり蹴ったり、あるいは銃を撃ったりと大活躍しています。凄いな。

ストーリー的には、若干突っ込みたくなる気もします。法務部長の大佐が撲殺され、憲兵隊の大佐も撲殺されているんですから、大事件だと思うんですけど、あんまりそう言う雰囲気はしていません。どうなのかなぁ。

それと、最終盤、事件のからくりを明らかにする所で、箱の蓋を開けただけってねぇ。私でも、更にその中が怪しいと判るくらいなんですけど?!詰めがちょっと甘いんじゃないかなぁ。

原作者のリー・チャイルドが、TSA職員役で出ています。DCの空港のシーンじゃ無いですかね。

タイトル ジャック・リーチャー NEVER GO BACK / 原題 Jack Reacher: Never Go Back

日本公開年 2016年
製作年/製作国 2016年/アメリカ
監督 エドワード・ズウィック
原作 リー・チャイルド『ネバー・ゴー・バック』
出演 トム・クルーズ(ジャック・リーチャー)、コビー・スマルダース(スーザン・ターナー少佐)、ダニカ・ヤロシュ(サマンサ)、マデリン・ホーチャー(リーチ軍曹)、オルディス・ホッジ(エスピン大尉)、ロバート・カトリーニ(ムーアクロフト大佐)、ホルト・マッキャラニー(モーガン大佐)、パトリック・ヒューシンガー(追手)、ロバート・ネッパー(ハークネス将軍)、ジェシカ・ストループ(サリバン中尉)、リー・チャイルド(TSA係員)/原作者


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1 コメント

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ジャック (もののはじめのiina)
2016-11-24 10:06:11
ジャック・リーチャーに、映画館をジャックされたと思うほどの作品とは感じなかったですか ( ^ω^)・・・

このコメントで、4月に置いた「レヴェナント 蘇えりし者」のiinaコメントが押し出されてコメント覧から消えます。
コメント・ジャックしないように気をつけます。

蛇足
「Hi,Jack!(ハイ、ジャック)」と呼びかけ、車を奪う犯罪がアメリカで多発したため乗っ取りを「ハイジャック」と呼ぶようになったとする説。
HighJack(和製英語) と勘違いするのは、日本人だけのようです。


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