勝手に映画評

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グレイテスト・ショーマン / The Greatest Showman

2018年02月17日 | 洋画(アメリカ系)
実在の興行師P.T.バーナムが、差別や偏見に悩んでいたパフォーマー達に活躍の場を提供し、画期的なショーを創造していく様を描いた作品。

上映時間が105分と言う作品なのですが、もっと長く感じます。それほど内容は盛りだくさん。冒頭から、TVCFで見るシーンが出てくるので、度肝を抜かれます。それも、プロモーション上の作戦なのかもしれませんね。そこから、P.T.バーナムの人生を振り返るようなシーンに逆戻りするのですが、話のテンポが速いので、物語はどんどん進んでいきます。

バーナムの目的としては、言ってしまえばお金儲けなのですが、意図しない?結果として、劇中の新聞記者が語っていたことでもありますが、“皮膚の色や、体の特徴に寄らず、様々な人々が一緒になって活躍すると言う事は素晴らしい”と言う事が、この物語で描き出そうとしたこと。それを判ってみていたので、「うん、そうか」と思ったのですが、知らないで見ると、バーナムが、差別を受けている人を使って金儲けに走る様に見えるので、そう言う部分はちょっとわからないかもしれませんね。

特にショーのシーンのカラフルさと、劇中の歌は良いです。カラフルな衣装を身にまとったパフォーマー達が歌い踊るシーンは盛り上がります。第75回ゴールデングローブ賞(映画の部)主題歌賞を「THIS IS ME」で受賞し、2018年度アカデミー賞主題歌賞に同じく「THIS IS ME」でノミネートなのも納得です。

タイトル グレイテスト・ショーマン / 原題 The Greatest Showman

日本公開年 2018年
製作年/製作国 2017年/アメリカ
監督 マイケル・グレイシー
出演 ヒュー・ジャックマン(P・T(フィニアス・テイラー)・バーナム)、ザック・エフロン(フィリップ・カーライル/P.T.のビジネスパートナー)、ミシェル・ウィリアムズ(チャリティ・ハレット・バーナム/P.T.の妻)、レベッカ・ファーガソン(ジェニー・リンド/スウェーデン人の歌姫)、ゼンデイヤ(アン・ウィーラー/空中ブランコパフォーマー)、キアラ・セトル(レティ・ルッツ /髭女)、ヤヒヤ・アブドゥル=マティーン2世(W・D・ウィーラー/アンの兄)、サム・ハンフリー(トム)、エリック・アンダーソン(Mr.オマリー)、ポール・スパークス(ジェームズ・ゴードン・ベネット)、バイロン・ジェニングス(Mr.カーライル)、ベッツィ・アイデム(Mrs.カーライル)


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