イタグレブリーダー・ヨーロッパのイタリアングレーハウンド。

ヨーロッパから5頭のIGを輸入しました。出産や老犬のこと。家族として大切に育てています。

じぃじ&ばぁばワンコは、天使のすがた。

2022年04月10日 | Weblog

ショーに出ることは、人にたとえるとスポーツの大会に出るようなモノ。目標とする大会を決めて、その日に向かって練習をして行きます。これはオナハンの場合です。自分が出たい(出れる)ショーを決めて出ればよいのです。

しかし、プロハンやショーブリーダーの方々は、毎週のようにショーに参加されています。それは、オナハンが趣味の範囲で参加するのとは違います。彼らはショーに参加することはお仕事であり、プロハンドラーという職業をこなしています。

私の主な仕事はワンたちの管理・お世話。そして健康な両親犬からの繁殖です。産まれてきた子犬と新しいオーナー様が、共に幸せになってくれることを願っています。その架け橋をしています。

ショーや繁殖を引退したワンコ達も、最期まで責任をもって面倒を見ています。当たり前のことですけれどね。そうでないブリさんがいることも事実です。

老犬はとても可愛いです。歳を取ると赤ちゃんに戻る・・これ本当です。↓

若い成犬たちをハウスに入れた後、じぃじ&ばぁばをフリーにします。すると、このストーブの前に寄り沿っています。

リカばぁばはすごいです!自分で食卓テーブルの横の椅子に登ります。この場所が大好きです。リカちゃん~どこにいるの~?と探すと、ここに居ます。

カメラを向けると、目を開けました。15歳トリオです。

リカちゃんの特等席です。最近は、この椅子に登る回数も減りました。着実に足の衰えはきています。

3頭とも、食欲もありウ〇チもキレイです。15年間、病気らしい病気をしたことがありません。エニオのあごの骨折と、レイラの乳腺腫瘍の手術だけです。リカは最近になって乳腺の腫瘍があり、かなり大きくなりましたが、年齢的に手術は無理です。経過観察です。

可愛い可愛い私の天使たち 若い時は私と一緒にリンクを走って私と頑張ってくれました。もらったリボンやロゼットを見せると、しっぽをブンブンと振ってニコニコと笑って身体中で喜びを表現してくれた。成績が良い時・・よくない時・・犬も分かるんだよね。

エニオは遠征で飛行機に乗るとき、出発カウンターに響き渡るような大きな声で鳴いていました 私も胸が苦しくなりました。しかしそれも最初の1年目だけでした。到着先の空港で、必ず私が迎えに来ていると悟ってからは鳴かなくなりました。普段は甘えん坊さんのエニオがショーの時、真面目に演技している姿が可愛くて愛おしくて好きでした。

一般的には、ショーは3~4年で引退。繁殖は6~7年で引退。そのあとのワン生活が長いのです。老後の幸せそうな姿を見ていると、私がパワーをもらっています。

死にざまは生きざま。自分がしてきたことが、最後に自分に降りかかってくる。わたしを恨むワンはいないと思います。

ショーブリさんの中には、ショーで勝てる犬だけを残して、それ以外の犬をないがしろにしている人もいます。犬はその人の道具ではないです。人間と同じ、大切な命です どんなに良い成績を獲っているとしても、裏事情を想像すると・・軽蔑にあたいします。

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