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本館

2018-01-27 17:21:40 | 重要文化財
今回は前回からの続きで、前回のブログの最後でチラッと書きましたが、これまで東京国立博物館には、何回も足を運んでいるんですが、ここは展示物だけではなく、建造物も国の重要文化財に指定されていまして、ひと月に何回か、たてもの散歩ツアーというボランティアによるガイドがあり、今回はそれに参加してきました。
まず、説明を受けたのが、東京国立博物館の中核をなしていて、国の重要文化財に指定されている本館で、昭和12年(1937年)に竣工、翌年に開館したそうです。
設計は公募だったそうで、渡辺仁(今回もこの後、何人か建築家の名前が出てきますが詳しい事はインターネット等でお調べ下さい)という方の案が採用されたそうですが、この方、東京の方にはお馴染みの、銀座のシンボルでもあります旧服部時計店、現在の和光も設計された方だそうです。
本館の向かって右隣には、主にアジア各地の美術品を展示している東洋館があり、谷口吉郎という方が設計されて、この谷口吉郎の息子さんである谷口吉生が設計されたのが同じく東京国立博物館の敷地内にあります法隆寺宝物館です。
この法隆寺宝物館は、本ブログでも何回か紹介した事がある京都国立博物館の平成知新館にそっくりで、ガイドの方の説明によれば同じく谷口吉生の設計だという事で納得してしまいました。
本館の向かって左隣には、私が前々から気になっていて、東京国立博物館の敷地内でも、一際異彩をはなっている明治42年(1909年)に開館した国の重要文化財に指定されています表慶館があり、この建造物は、2014年の9/3付けのブログで紹介した旧東宮御所(国宝に指定されています)等、他にも数々の名建築を設計した片山東熊の作品です。
このツアーに参加した当日は、表慶館での展示がなく、中に入れなかったのは非常に残念だったんですが、次の機会には表慶館で、展示がある時に、ぜひ訪れて、屋内を拝見したいですね。

さて、東京国立博物館を出た後は、電車で別の場所に向かったんですが、どこに向かったかは明日以降のブログにて紹介したいと思います。

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