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旧松本高等学校

2016-07-29 20:27:14 | 重要文化財
今回も前回からの‘長野、国宝&重要文化財指定○○巡り’ツアーの続きで、馬場家住宅を出て向かった先は同じく松本市にあります旧松本高等学校です。
大正時代に建てられた施設の内、現存するのは洋風木造建築の本館の一部と講堂の2棟だけですが、現在もあがたの森公園内のあがたの森文化会館として、公民館や図書館、ホールとして活用され2棟共に重要文化財に指定されています。
本館内には校長室や教室が復元された部屋があり、階段やシャンデリアの意匠は、当時のまま保存され、大正時代の雰囲気を色濃く残しており、そのためかこれまで、2011年に放映されたNHK連続テレビ小説『おひさま』のロケ地として使われたり、その他にもミュージックビデオの撮影で使われた事もあり、講堂は映画の撮影に使われた事もあるそうです。
また、旧松本高等学校は、著名な方も多く輩出していまして、芥川賞を受賞した小説家の北杜夫や、『黒部の太陽』等、社会派の監督として活躍した熊井啓、他に民社党の委員長を務めた佐々木良作(実は私は生前のこの方と幼少の頃にお会いした事があります)等がいます。
私が小学生の時は、まだ木の板の教室に木の机というのがありましたが、私より年配から私の親の世代等は、こういった学校建築は非常に懐かしいでしょうね。
日本各地には、重要文化財に指定されている学校建築は、そこそこ残っているので‘○○巡り’で遠出した際には、各地の学校建築も見て回って、雰囲気を楽しんでみたいですね。

さて、旧松本高等学校を出た後は、松本市から安曇野市に向かったわけなんですが、どこに向かったかは明日以降のブログにて紹介したいと思います。

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