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旧織田屋形

2018-12-18 22:05:51 | 重要文化財
12月に入って最初の‘文化財巡り’は、久しぶりに父母と共に、奈良県橿原市にあります橿原神宮へ行って参りました。
本ブログを熱心に読んで頂いている方(そんな方は、ほとんどいらっしゃらないとは思いますが)なら‘前に本ブログで紹介した事がなかったかな’と思われる方がいらっしゃるかも知れませんが、2016年2/24付けのブログで紹介していまして、その折にも書いていたんですが、橿原神宮内には、国の重要文化財に指定されています旧織田屋形、現在の文華殿という建造物がありまして、11/25から期間限定で特別公開されていましたので、今回、再び、橿原神宮に足を運んだ次第です。
大書院と玄関の2棟が、国の重要文化財に指定されているんですが、旧織田屋形という名前からわかる通り、現在の奈良県天理市にありました柳本藩の藩主であった織田家(藩祖はかの織田信長の孫にあたります)の藩邸の一部である表向御殿でして、江戸時代末期に建立され、明治時代には、小学校の校舎としても使用されたそうですが、昭和42年(1967年)に橿原神宮内に移築、復元されたそうです。
建物自体も歴史があって、見応え十分なんですが、何と言っても驚かされるのが、内観でして、玄関を潜って、玄関の間から廊下を通って、大書院に向かうんですが、特に大書院は、藩主が家臣と対面した場所だけあり、まず、下段の間が3部屋ありまして、それも中段の間に近づくにつれ、上座になっていまして、中段の間は、床が一段上がっており、さらに上段の間は、もう一段、床が上がっていて、身分の差がはっきりと現れ、なおかつ部屋ごとの装飾も格式が高くなっていく造りになっています。
また、下段の間の3部屋ある内の1つ、中段の間と隣接している部屋と、中段の間と上段の間の境には、欄間が設けられ、見事な彫刻の上、極彩色鮮やかに彩られています。
大書院から見える庭園も見事で、時期的に、紅葉している木々もあり、私も何枚か写真を撮影しましたが、母などは、建物と共に、風景もかなり撮影していました。

さて、当初の予定では、この日は、橿原神宮を参拝して、旧織田屋形を出た後は、帰路に着く予定だったんですが、時間がそこそこありましたので、急遽、母の希望で、もう1ヶ所、文化財を巡って来たんですが、どこに向かったかは、明日以降のブログにて紹介したいと思います。

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