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旧福岡県公会堂貴賓館

2018-11-16 21:36:33 | 重要文化財
今回も前回からの続きで、福岡市にあります旧日本生命保険株式会社九州支店、現在の福岡市赤煉瓦文化館を出て向かった先は、同じく福岡市内にあり、国の重要文化財に指定されています旧福岡県公会堂貴賓館です。
この建造物は、外観を見た時から、何か建物自体の持つ雰囲気のようなものに驚かされまして、決して派手な外観ではなく、尖塔もあり、特徴的ではあるんですが、貴賓館として使用されていたからなのか、建物自体が優美と言うか優雅な感じがしました。
明治43年(1910年)に、九州沖縄八県連合共進会と呼ばれる現在の博覧会のようなものの開催に際して、会期中の来賓接待所を兼ねて建てられたのが、この建造物でして、会期終了後は、県の公会堂として利用され、太平洋戦争後には、様々な施設として使用されたそうです。
元々が、来賓接待所として建てられていますので、内装は豪華の一言で、玄関や階段、各部屋の天井や暖炉、窓、シャンデリアの意匠は言うに及ばず、しかも、その各部屋とも意匠が異なっているので、非常にお洒落で、どの部屋に入っても、驚きと新鮮さがあり、見る者を感心させてくれます。
館内では、カフェもあり、私は利用しませんでしたが、こういった空間で、コーヒーや紅茶を飲むのは、心落ち着くでしょうし、コンサート等のイベントが行われる事もあるそうで、非常にエレガントな感じがするんじゃないでしょうか。
また、今回、説明員の方が、建造物自体の話やの歴史について、非常に丁寧に説明して頂いて、館内では、こういったレトロな建造物では、最近、流行でもあります衣装体験等もさせてくれるんですが、そういった衣装を着て写真を撮影される方も多く、自ら衣装を持ってきてコスプレ写真を撮影される方もいらっしゃるそうです。
ただ、説明員の方が‘どちらから来られたんですか’と聞かれたので、大阪から訪れた事を告げると‘わざわざ大阪から来られるなんて、専門家の方とかじゃないでしょうね’等と言われましたけどね。

さて、旧福岡県公会堂貴賓館を出た後は、再び福岡市から太宰府市に戻って、太宰府市内にあります文化財に向かったんですが、どこに向かったかは、明日以降のブログにて紹介したいと思います。

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