本日は改姓なり!

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湯島聖堂

2018-01-30 22:06:00 | 観光スポット
今回は前回からの続きで、東京都台東区にあります東京国立博物館を出て向かった先は、同じく都内の文京区にあり、国の史跡に指定されています湯島聖堂です。
実は、当初の予定では、東京国立博物館を出た後、文京区にあります別の場所に向かう予定だったんですが、その場所の見学時間が決まっていまして、まだ拝観時間になっていなかったため、その場所からそう遠くなく、私の興味もそそる湯島聖堂に足を延ばした次第です。
湯島聖堂というと私のような日本史好きには‘昌平坂学問所’という名前の方がしっくりくる感じなんですが、元々、江戸幕府の儒家であった林家の私塾がこの地にあり、その後、江戸幕府の老中であった松平定信(詳しくはインターネット等でお調べ下さい)の寛政の改革の一環で行われた‘寛政異学の禁’という政策により、寛政9年(1797年)に、林家の手を離れて幕府直轄の学校‘昌平黌’とも呼ばれる昌平坂学問所となりました。
その後、明治維新を経て、明治政府の管轄となり、一時期には、文部省、前回、前々回のブログで紹介した東京国立博物館の前身である博物館、現在の筑波大学やお茶の水女子大学の前身である東京師範学校や東京女子師範学校が、構内にあったそうです。
大正11年(1922年)には、国の史跡に指定されましたが、翌年に関東大震災が発生、ほとんどの建造物が焼失し、現在の大成殿は、2015年8/22付けのブログで紹介した東京都中央区にあります築地本願寺を設計した伊東忠太(この方も詳しくはインターネット等でお調べ下さい)が設計し、昭和10年(1935年)に再建されました。
私は、特に儒学を学んだ事はありませんが、こういった日本史上でも重要な位置づけにある場所を訪れるのは、非常に感慨深いものがありまして、史跡というと、それこそ跡地となって石碑等だけが建立してあるような場所も多い中、再建された建造物とは言え、このように昔と同じ場所に、その時代を彷彿とさせるような建造物があるのはありがたい事ですね。

さて、湯島聖堂を出て向かった先は、上記で書いたように、同じく文京区内にあります別の場所に向かったんですが、どこに向かったかは明日以降のブログにて紹介したいと思います。

本館

2018-01-27 17:21:40 | 重要文化財
今回は前回からの続きで、前回のブログの最後でチラッと書きましたが、これまで東京国立博物館には、何回も足を運んでいるんですが、ここは展示物だけではなく、建造物も国の重要文化財に指定されていまして、ひと月に何回か、たてもの散歩ツアーというボランティアによるガイドがあり、今回はそれに参加してきました。
まず、説明を受けたのが、東京国立博物館の中核をなしていて、国の重要文化財に指定されている本館で、昭和12年(1937年)に竣工、翌年に開館したそうです。
設計は公募だったそうで、渡辺仁(今回もこの後、何人か建築家の名前が出てきますが詳しい事はインターネット等でお調べ下さい)という方の案が採用されたそうですが、この方、東京の方にはお馴染みの、銀座のシンボルでもあります旧服部時計店、現在の和光も設計された方だそうです。
本館の向かって右隣には、主にアジア各地の美術品を展示している東洋館があり、谷口吉郎という方が設計されて、この谷口吉郎の息子さんである谷口吉生が設計されたのが同じく東京国立博物館の敷地内にあります法隆寺宝物館です。
この法隆寺宝物館は、本ブログでも何回か紹介した事がある京都国立博物館の平成知新館にそっくりで、ガイドの方の説明によれば同じく谷口吉生の設計だという事で納得してしまいました。
本館の向かって左隣には、私が前々から気になっていて、東京国立博物館の敷地内でも、一際異彩をはなっている明治42年(1909年)に開館した国の重要文化財に指定されています表慶館があり、この建造物は、2014年の9/3付けのブログで紹介した旧東宮御所(国宝に指定されています)等、他にも数々の名建築を設計した片山東熊の作品です。
このツアーに参加した当日は、表慶館での展示がなく、中に入れなかったのは非常に残念だったんですが、次の機会には表慶館で、展示がある時に、ぜひ訪れて、屋内を拝見したいですね。

さて、東京国立博物館を出た後は、電車で別の場所に向かったんですが、どこに向かったかは明日以降のブログにて紹介したいと思います。

工芸品

2018-01-24 22:13:13 | 重要文化財
今年の年始のブログ‘8周年’で、本格的な‘文化財巡り’は春を迎えてからになりそうですみたいな事を書いていましたが、先日の土日、1泊2日で東京へ‘文化財巡り’に行って参りました。

というわけで、今回から5,6回は、東京都での‘文化財巡り’の話題を書いていこうと思います。

まず、最初に向かったのが、本ブログではお馴染みの台東区にあります東京国立博物館なんですが、現在、開催されている特別展「仁和寺と御室派のみほとけ-天平と真言密教の名宝-」には目もくれず、私が向かったのは、本館の18室で1/2から2/12まで展示されています近代の美術です。
明治時代以降の美術品の内、絵画は現在、約50点近くの作品が、国の重要文化財に指定されているんですが、工芸品にいたっては、国の重要文化財に指定されている作品が、わずか7作品しかなく、今回、その内の4作品が展示されているというので、足を運んできた次第です。
4作品の内、宮川香山(今回、この後に、何人か工芸家の名前が出てきますが、いずれの方も詳しくはインターネット等でお調べ下さい)作の‘黄釉銹絵梅樹文大瓶’は、2016年5/11付けのブログで紹介した大阪市立東洋陶磁美術館で開催されていた‘特別展「没後100年 宮川香山」’で、見たことがありまして、もう1作品、鈴木長吉作の‘銅鷲置物’も東京国立博物館の本館で、比較的よく展示されているので何回か見たことがありました。
残り2作品は、いずれも初見で、1つは、三代清風與平作の‘白磁蝶牡丹浮文大瓶’と、もう1つは、濤川惣助作の‘七宝富嶽図’で、特に‘七宝富嶽図’は、パッと見は絵画かと思ってしまうような作品なんですが、七宝という名がついている通り、金属を素地にした焼き物で、見れば見るほど、その技術の高さには驚かされました。
これで明治時代以降の工芸品で、国の重要文化財に指定されていて未見の作品は、残り2作品となり、その2作品共が、板谷波山作の作品なんですが、1つは東京都港区にあります泉屋博古館分館が所蔵していて、もう1つは、新潟市にあります敦井美術館が所蔵しているので、なかなかお目にかかるのは難しいのではないかと・・・どこかで、板谷波山の特集展なり回顧展でもやって頂ければ、明治時代以降の国の重要文化財に指定されています工芸品の鑑賞も、コンプリートする事が出来、個人的には非常にありがたいんですけどね。

さて、東京国立博物館で、国の重要文化財に指定されています工芸品を鑑賞した後は、同じく東京国立博物館内にとどまって、別のイベントというか、催し物に参加したんですが、その事については、明日以降のブログにて紹介したいと思います。

『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』

2018-01-21 21:40:18 | 鑑賞作品
【ネタばれがあるかも知れませんので、先入観なしに御覧になりたい方は、観賞後にお読み下さい】

先日、今年1本目の映画鑑賞をしてきまして、見て来た作品は、昨年の10/20付けのブログ‘『アウトレイジ 最終章』’の最後に、昨年末に公開された絶対に見に行く映画を今年の1本目にするような事をちらっと書いたんですが、それが上記表題にもあります『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』です。
実は、ここ3年、その年の1本目はずっと『スター・ウォーズ』絡みの作品でして、一昨年は『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』、昨年は『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』を鑑賞しています。
しかし、『スター・ウォーズ』絡みの感想の時は、毎回書いている事なんですが、このシリーズは個人的に格別で、今回も映像はもちろんの事、内容にも引き込まれながら、時には感嘆の声をあげそうになりながら鑑賞していました。
私のようなこのシリーズが大好きな人間には、ルーク・スカイウォーカー演じるマーク・ハミルが、1シーンしか登場しなかった『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』から今回、主人公であるレイを導く非常に重要な役として、出演をしてくれているのが嬉しいですね。
その反面、レイア・オーガナ演じるキャリー・フィッシャーが、この作品の撮影終了後に亡くなった事は、残念で仕方がない事ですが。
さて、次作は、今回の3部作のラストになるはずなんですが、公開日はまだ決定していないようですが、今から公開が待ち遠しいですね。

書店

2018-01-16 22:25:44 | 日記
本ブログで、デアゴスティーニジャパンから発売されていた‘週刊 日本の城’や‘週刊 日本の神社’、小学館から発売されていた‘隔週刊 名城をゆく’を紹介した事がありますが、当然ながら私は全号コンプリートして、今も部屋の本棚に置いてあります。
昨年の9/6付けのブログで紹介した、これも小学館から発売中の‘週刊 ニッポンの国宝100’を現在、毎週、購入中で、上記で紹介した週刊誌のほとんどと同様、近所の書店で購入しているんですが、今回の‘週刊 ニッポンの国宝100’を購入する際に、これまで、同じような系統の雑誌が出版されるたびに毎週、購入しているものですから、書店の方に顔を覚えられていまして、こちらからお願いしたわけでもないのに‘毎週、取り置きしておきますよ’と言って下さって、わざわざ私のために毎週、1冊を取り置きして頂いています。
昨年の12/21付けのブログで紹介した、自宅からすぐの商店街にあるご夫婦で経営されている小さな書店ですが、こういった気遣いをして頂くと、こちらとしても非常に嬉しい気持ちで、いつもお礼を言いながら、雑誌を購入していますね。
繁華街等にある大型書店等には、私もよく行って、本を購入したり、それこそネットで本を購入したりもしますが、こういった地域に密着した書店でのやりとりというのも良いものだなとつくづく感じている次第です。