ヤマグワの葉を食べるクワコ。クワ科クワ属。
クワと言えば養蚕を思い浮かべる。カイコはミツバチとともに人間が家畜化した昆虫。カイコは桑の葉(マグワ)を食べて繭をつくり、その繭から絹糸を採る。
クワコはカイコの原種と言われ北海道ではヤマグワの葉を食べる。カイコガ科の1種。
ヤマグワの擬態。
家畜化したカイコは成虫になっても飛べないが、野生のクワコは勿論飛べる。
飛ぶだけでなく、天敵から身を守るためにヤマグワの枝に化ける(擬態)。
クワコの繭。
北海道のクワコの幼虫はヤマグワの葉を食べて成長する。4齢~5齢で蛹になり繭をつくる。
野生なのでカイコのようなきれいな繭にはならない。