ミツバフウロの花後。フウロソウ科フウロソウ属。
ミツバフウロの花、受粉後花弁、雄しべは落とす。5裂した柱頭はそのまま残っている。
ミツバフウロの幼果実。
ここから萼は子房を覆うように閉じて子房を保護する。子房は完熟に向けて縦長に伸び出して、ゲンノショウコに似た果実になっていく。
ミツバフウロの果実。
ミツバフウロの果実は蒴果、次第にゲンノショウコの果実に似た形になり、完熟すると果皮が縦に裂け、急激に巻きあげ、その力で基部についた種子をはじき飛ばす。
フウロソウ属の多くは「○○フウロ」の名を持つが、「○○」のつかない、ただの「フウロソウ」と言う種は
検索表にない。ただし、ゲンノショウコの別名が「フウロソウ」となっている。