室蘭・地球岬の遊歩道も、このところの寒さで、期待した春の花は見られませんでした。
昨年の今頃は、オオバキスミレ、キクザキイチゲ、カタクリ、ニリンソウ、などが一面にみられ、トイシノエンレイソウなど割と珍しい花も見られたのですが、今年は散々でした。
そんな中で見つけたのがヒダカエンレイソウ。
北海道に自生するエンレイソウの仲間は、エンレイソウと、オオバナノエンレイソウ、ミヤマエンレイソウ、この3種が基本種とされ、これに、夫々の変種や交雑種を含めると9種類ほどになります。もう少し細かく分けるわけ方もあります。
ヒダカエンレイソウはコジマエンレイソウに良く似ていて、赤褐色の萼に赤味がかった花弁をもちます。ヒダカとコジマは雌しべに対して雄しべが長いか短いかで判定するといいます。
エンレイソウの仲間は、染色体が少なく、大型であるため扱いやすく、北大植物園では、研究用のエンレイソウ園で、2万株ほどのエンレイソウを育てているそうです。
もう一つ、遊歩道脇で、ツチグリを見つけました。
特別珍しいものではありませんが、普通は秋に見られるもので、冬越ししたものは少し珍しいかなと思いました。
ツチグリ科のキノコで、成熟した厚い外皮が星型に裂けてそりかえります。中側のボール上の袋のなかに胞子をもち、押すと煙のように胞子を飛ばします。
ツチグリというと、「ミツバツチグリ」を連想する人がいるかもしれませんが、この場合のツチグリは、バラ科の、キジムシロに近い植物です。
根茎が太く、塊状に肥大するので、土の中の「クリ」で、ツチグリというのだそうです。
このツチグリは5~7小葉の羽状ふくようですから、キジムシロに似ているといっていいかと思います。
昨年の今頃は、オオバキスミレ、キクザキイチゲ、カタクリ、ニリンソウ、などが一面にみられ、トイシノエンレイソウなど割と珍しい花も見られたのですが、今年は散々でした。
そんな中で見つけたのがヒダカエンレイソウ。
北海道に自生するエンレイソウの仲間は、エンレイソウと、オオバナノエンレイソウ、ミヤマエンレイソウ、この3種が基本種とされ、これに、夫々の変種や交雑種を含めると9種類ほどになります。もう少し細かく分けるわけ方もあります。
ヒダカエンレイソウはコジマエンレイソウに良く似ていて、赤褐色の萼に赤味がかった花弁をもちます。ヒダカとコジマは雌しべに対して雄しべが長いか短いかで判定するといいます。
エンレイソウの仲間は、染色体が少なく、大型であるため扱いやすく、北大植物園では、研究用のエンレイソウ園で、2万株ほどのエンレイソウを育てているそうです。
もう一つ、遊歩道脇で、ツチグリを見つけました。
特別珍しいものではありませんが、普通は秋に見られるもので、冬越ししたものは少し珍しいかなと思いました。
ツチグリ科のキノコで、成熟した厚い外皮が星型に裂けてそりかえります。中側のボール上の袋のなかに胞子をもち、押すと煙のように胞子を飛ばします。
ツチグリというと、「ミツバツチグリ」を連想する人がいるかもしれませんが、この場合のツチグリは、バラ科の、キジムシロに近い植物です。
根茎が太く、塊状に肥大するので、土の中の「クリ」で、ツチグリというのだそうです。
このツチグリは5~7小葉の羽状ふくようですから、キジムシロに似ているといっていいかと思います。