オオマルバノホロシの葉。ナス科ナス属。
山地のやや湿り気のある所に生える多年草。ヤマホロシ同様茎はややツル性になる。
オオマルバノホロシは「大丸葉の保呂之」と書く(ホロシについては漢字1字の表し方もあるという。「桯」は「てい」とも読む。)
「丸葉」の名ながら、葉は丸くない。ヤマホロシのように葉身に切れ込みが入らないことで「丸葉」の名がついたものらしい。
オオマルバノホロシの花。
花はヤマホロシに良く似ている。
黄色の葯、先がやや細くなるところがヤマホロシとの相違点。
オオマルバノホロシの果実。
果実はヤマホロシ同様液果、楕円形で赤く熟す。小さな種を多く入れる。