「井伊影男の植物観察」というブログ、開設は2010年4月7日で、実質的な投稿は同4月15日でした。以来いろんなことがあり、植物から離れた話題で投稿したこともありましたが、殆どは植物に関するものだった筈です。
あちこちに植物観察に出掛けていたころは、「○○でこんな花を見た」という自然情報の形にしたこともよくありました。ところが、後期高齢者となりフィールドワークがぐっと減ると自然情報の形はとれなくなり、「ではどうするか」ということになりました。
何か話題が見つかり、或いは何か良い写真が撮れた時だけアップするというやり方もあるでしょう。しかし私は何時からか「毎日投稿」に拘るようになっていてそれが出来る方法を考えました。
撮りためた写真を整理し、仕入れた知識も整理し、自分なりの「植物観察図鑑」をつくるつもりで毎日1ページずつアップすることにしました。
草本の方は「北海道の花」とタイトルし、木本の方は「北海道の樹木ウォッチング」とタイトルして、科・属ごとに進めてきました。
今年、6月10日には両シリーズとも終了し、「井伊影男の植物観察」も終わりにする潮時かなと考えて、これまで考えたこと、やってきたことなどを振り返り、「井伊影男の植物観察・始末記」など書き始めたのです。終わりにする挨拶のつもりで書き始めたのが、最後のところでは未練が出てきて「これまでやってきたことの付録にでもなればいい」などと言いだし、「出来る範囲でやりたい」などと心境の変化なども記しました。
それで身近に観察できるものからということで「井伊影男の植物観察」を再開したのですが、「ほっとした」「良かった」などと仲間からのコメントをいただくと、お世辞と分かっていながらもう少し続けようかという気になってしまいます。
ただ、昨年既に「末期高齢者」入りしている私です。頑張りたい気持ちはありますが、やはりしんどいです。
「井伊影男の植物観察」をすっぱりやめてしまうことも考えましたが、「毎日投稿」を諦めて「出来る範囲で」というのが一番現実的かなと思います。とにかく酷暑のこともありしばらく休みます。
私の参考書替わりのブログなので助かってます。
よくぞ長い間続けられたものだと感心してます。
今後も時折投稿をお願い申し上げます。