ムラサキヤシオ樹形1.ツツジ科ツツジ属。
ムラサキヤシオは山地~亜高山帯に生育する樹高1~3mの落葉低木。
ヤシオは「八汐」とも「八入」とも書く。「入(しお)」は布を染め汁にひたして色をつける作業のことで、「八入(やしお)」は何度も繰り返し染めあげて深みのある濃い色にするという意味になる。
ヤシオには紫の他に「赤」「白」もあるが。分類上は必ずしも近縁ではないという。
ムラサキヤシオの冬芽。
ムラサキヤシオは分類上はシャクナゲに近く、冬芽には花芽と葉芽とがある。
左のふっくらした方が花芽で、右のスリムな方が葉芽。
ムラサキヤシオの開花。
花は葉の展開前~ほぼ同時に開花する。
枝先に紫色~紅紫色の花を1~5個つける。