ミネカエデの冬芽。カエデ科カエデ属。
頂芽は大きく側芽は小さい。頂芽には小さい頂生側芽を伴うなど全体の形はオガラバナによく似るが、オガラバナの冬芽には毛が多いのに対して、ミネカエデの冬芽は無毛で色は紅紫色。
ミネカエデの葉。
ミネカエデの葉は普通掌状の5裂(ときに7裂)する。葉縁に重鋸歯がある点、葉身基部が心形になる点などオガラバナと共通で両者はよく似ている。
ただ、ミネカエデの葉はオガラバナより質的に薄く見え、オガラバナが赤く色づくこともあるのに対してミネカエデは黄色に色づく。
ミネカエデの花序。
淡黄色の花を総状に5~10個つける。
花序の姿はオガラバナとはっきり違う。