イワヨモギ。キク科ヨモギ属。
海岸~山地の岩場に生える半低木。
茎は叢生し、花茎は50~100cmで基部は木質化して硬くなる。
イワヨモギは「岩蓬」で、岩場に生えるのでその名があるが、この株は植物園のもの。植えてやれば平地でも育つ。
イワヨモギの葉。
有花茎と無花茎を出す。茎葉が2回羽状全裂、中軸には櫛の歯状の小裂片がつく。
イワヨモギの花。
円錐花序に多数の頭花をつける。
北海道では割と良く見られるが、本州には分布しなようで、全国区の図鑑には載っていないことも。
種子散布は近距離型のようで、分布を広げることは苦手らしい。