Hanews-はにゅうす

ウィーン歌曲歌手、「はにうたかこ」の毎日のちょっとしたことを書いています

未知の世界「お茶屋」デビュー

2011年09月14日 00時58分50秒 | Weblog
さて、今日は、京都でお二人の紳士とお食事でした。
お二人とも初対面だったので、「ジーンズでもいけるような、気軽なところにしてくださいね。」と、
お願いしていましたので、本当にジーンズで行ったんです。アホでした。
だって「大丈夫ですよ。きっと飲み屋ですから。」って言われてたんですもん!

最初に連れて行ったいただいたのは、木屋町のスペイン料理屋。
スペインビールに、ワイン、イカ墨のパエリア、子羊の煮込みなどなど、美味しい料理をいただきました。

で、時間は9時すぎていたので、そろそろお開きかなと思ったら、
「お茶屋に行きませんか?」とお誘い。

「コーヒー飲んだのになんでお茶?えっ?お茶屋っ!$%&(%&’”#$%」
パニクったのは言うまでもありません。

覚悟決めて行きましたよ!!!
でも、行くと決まってから、帰りの電車で城陽過ぎるくらいまで、ずっと汗かいてました。
(去年の秋、東京に面接行った時以来の、じっとり汗でした。)

お店は歌舞練場の前で、想像した、お座敷に芸子さんの三味線みたいなのではなく、
カウンターでお酒だったのですが、
隣のおじさんたちには、若い舞妓さん?みたいな感じの人が二人ついていました。
私たちの相手をしてくれているのがお店のお姉さん。
だから、そっちの若いお姉さんには声をかけてはいけないのだと気づくのに10分ほど。

その後、ほどなくして、私たちの所にも、君鶴さんという芸子さん?が来てくれました。
もちろん、呼んでくれはったと思います。

君鶴さん、めっちゃきれい。
お店に入ってきた瞬間、うわっって思って、凝視してはいけないと思ったくらいきれい。
とっさに、恥ずかしくって下を向いたくらいきれい。

お酒をついでもらう所作とか、話を聞く雰囲気とか、
ちょっと恥ずかしそうにしてはるところとか、
ああ、きれいって、ずっと見惚れていました。
美人なんだけど、美人というより、ふわっときれいな感じの人でした。

この仕事をやってると、普通じゃ行けないところに、行けたりすることが多いのですが、
まさか、お茶屋は無理だよなぁと、半年前、台本(京都花街老猫物語)を書きながら思っていたのですが、
こんなに早く、そんな状況になるとは!自分でも驚きです。

でも、それよりなにより、
今日一日、何も書けませんが、面白い話がたくさん出て、
もう、その話聞かせてもらえただけでも満足です。
ほんとにおもしろかったです。
音楽の話、人生の話、世界の話、芸能界の話などなど。
今日は誰と行ったのか、お名前書いてもいいですよって、一応許可はもらったのですが、
半年くらい先になったら、「ああ、あの時のお茶屋はこの人だな。」とわかるくらいにしたいと思います。

ほんとに、人生おもしろいわ。明日もがんばろ。

こんなんもらいましたえ。


君鶴さんの写真とりましたので、見せてって言ってくれたら見せます。
でも、写真じゃ、本当のきれいとちょっと違うので、ここに載せるのはやめときます。

コメント (3)
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