小中学校で教員が不足しているようだ。当たり前だ。少子化を控えて、団塊の世代の教員が大量退職しているのに教育委員会は正規教員の採用を控え、非常勤に依存するという態勢をとってきた。そうなると、担任や部活動の指導は少数の正規教員にかぶさり、正規教員は過重な労働のなかで呻吟している。
知り合いの高校教員から、東京都の教員になった卒業生がやめたいといってきたこと、その理由は想像を絶する過重労働が存在していること、それならやめるのも仕方がないと話したことなどを聞いた。
教員の給与を減らし、人員も減らし、足りない分は非正規でまかなってきた結果がこれだ。子どもをとりまく環境は悪くなるばかりだ。少子化対策というのなら、こういう現実をどう改善するかを早急に取り組むべきだ。
いずれにしても、日本の行政、いや経済界も含めてすべての動きがあまりにも「近視眼的」である。
<小中教員不足>「担任すら決まらず」自治体間で講師争奪
知り合いの高校教員から、東京都の教員になった卒業生がやめたいといってきたこと、その理由は想像を絶する過重労働が存在していること、それならやめるのも仕方がないと話したことなどを聞いた。
教員の給与を減らし、人員も減らし、足りない分は非正規でまかなってきた結果がこれだ。子どもをとりまく環境は悪くなるばかりだ。少子化対策というのなら、こういう現実をどう改善するかを早急に取り組むべきだ。
いずれにしても、日本の行政、いや経済界も含めてすべての動きがあまりにも「近視眼的」である。
<小中教員不足>「担任すら決まらず」自治体間で講師争奪