浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

東京、31日 78人の新たな感染者

2020-03-31 17:59:11 | コロナ
【速報】東京で新たに78人感染確認

 何で25日から急増しているのか?!24日夜に東京オリンピック「延期」が決定。これと急増とは関係していないわけがない。

 また日本の新型コロナウィルス対応策は、私は今までに何度も書いているが間違っている。できるだけ検査を行って、感染者を割り出し、非感染者に感染させないような措置を執ることだ。しかし日本の厚労省は、それをしない。諸外国は、この方向に向かっているというのに。

 
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こんな記事が・・・オリンピック招致のウラで・・

2020-03-31 16:56:56 | 政治
 ロイターが発した、東京オリンピック招致にまつわる不正なカネの流れに関する記事である。フランス当局は現在も捜査を続けているようだ。

 その翻訳。

東京五輪招致で820万ドルを支払った日本のビジネスマンが、フランスにおける汚職調査の中心人物にロビー活動を行っていた

 コロナウイルスのために延期された2020年オリンピック開催に向けた東京の成功キャンペーンのために数百万ドルを受け取ったビジネスマンは、日本の招致を支援するために賄賂を受け取ったとしてフランスの検察官に疑惑を持たれている元五輪の黒幕の支持を得る上で重要な役割を果たしたと述べた。

 ロイターが調査した財務記録によると、広告代理店・電通の元幹部である高橋春之氏は、2020年の東京オリンピック招致の先頭に立った委員会から820万ドルの報酬を受けていたという。高橋氏はロイターに対し、オリンピック黒幕のラミン・ディアック氏のような国際オリンピック委員会のメンバーへロビー活動をしたり、ディアック氏にデジタルカメラやセイコーの時計などの贈り物をした、と語った。

 彼らは安いと言っていた。高橋氏は、日本企業からの資金提供を受けた東京招致委員会からの、単独最大の支払いの受取人となった。高橋氏は、東京への成功したキャンペーンに関わった後、東京オリンピックを担う2020組織委員会の役員に指名された。

 高橋氏は支払いを受けたことは認めたが、資金の使い途については説明を避けた。高橋氏は、ディアック氏に東京招致を支持するよう促したと述べ、不適切な取引を否定した。彼は、ディアック氏のような重要な役人との良好な関係を築くために、贈答品を提供するのは普通のことだと述べた。彼は、彼が受け取った支払いやお金の使い方に不適切なものは何もなかったと述べた。「手ぶらではいけない。それが常識だ」と高橋氏はロイター通信に語った。

 ロイター通信が調査した東京2020年招致委員会の銀行記録によると、セイコーの時計に約46500ドルを支払っていたという。招致委員会の高官はロイターに対し、ブランドは特定していないが、「良い」時計は、東京都のオリンピック招致成功キャンペーンの一環として開催されたパーティーで配られたと語った。国際オリンピック委員会(IOC)の規則では、2020年の招致時に額面価格の贈り物をすることは認められていたが、具体的な金額は規定されていなかった。
 2013年の開催地決定投票の前日、ディアック氏はアフリカのオリンピック代表者の会合で、功績に基づいて東京を支持する予定であることを伝えたと、影響力をもったセネガルのスポーツ選手の弁護士がロイター通信に語った。しかし、彼は誰にも投票方法を指示していなかったと語った。東京招致委員会はまた、日本のスポーツ界の有力者であり、東京オリンピック組織委員会の責任者でもある森喜朗元首相が運営するあまり知られていない非営利団体に130万ドルを支払った。

 高橋氏の会社と森氏の非営利団体への支払いは、ロイターが調べた東京2020年招致委員会の銀行記録に記録されている。この支払いは日本の雑誌『Facta』が最初に報じた。フランスの捜査当局は、日本の受取人への支払いについて誰にも質問していない。この銀行記録は、東京の2020年大会招致委員会が、日本の2020年大会開催へのディアックの支持を勝ち取るために、シンガポールのコンサルタントを通じて230万ドルを支払ったかどうかについてのフランスの捜査の一環として、日本政府がフランスの検察官に提供したものである。

 86歳のディアックは一貫して不正行為を否定している。彼の弁護士は「贈収賄の疑惑をすべて否定する」と言っている。

 フランスはまた、ディアクの息子であるパパ・マッサータ・ディアクを、シンガポール人コンサルタントに支払われたお金の大部分を受け取り、東京の票を確保するために父親に渡した疑いで捜査している。ディアックの息子も不正を否定しており、メールで「法廷で私の見解を述べます」と言っている。

 森氏はロイターの質問に答えなかった。森氏の非営利団体の代表者によると、同団体は招致委員会から「主に国際情報を分析するために支払われた」という。招致委員会事務局長の樋口信元氏は、高橋氏は企業スポンサーから手数料を得ているという。樋口氏は「高橋は人脈がある。ビジネスの世界を理解している人が必要だった」と話す。

 国際オリンピック委員会は、非公開の支払いやIOCメンバーに贈られた贈り物を知ることはなかっただろうと述べた。
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リーダーの質

2020-03-31 16:48:56 | コロナ
 3月28日に、浜松市でも感染者が出たということで、市長の記者会見があったが、市長自身は何も知らない、記者の質問を、市職員に尋ね返していた。市長なんか最初から出なければいい。要するに、浜松市長である鈴木康友は、危機管理の際のリーダーとして失格と言うことだ。誰か(S)が何かを言えばワンワンという、そういう犬はリーダーにはなり得ない。

 では東京都知事は、そして安倍晋三は?どちらもダメ!!抽象的なことをただ並べるだけで具体的なこと、責任を負わなければならないことは話さない。聞いていてもムダ、というものばかりだ。

 そして安倍政権は矛盾したことを平気で言う。新型コロナウィルスとの闘いは「長期戦」になるといいながら、来年7月にオリンピックを開催するとか。外国紙がそれを強く非難していた。

 さてリーダーについて書いている文を見つけた。

なぜ安倍首相と小池都知事は「不要不急の会見」を繰り返すのか   海外のリーダーはどこが違うか
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安上がりの「検査」(?)

2020-03-31 16:28:32 | コロナ
 厚労省は、やはりカネをかけたくないのだ。

 最近、厚労省の御用学者さんが、「全体像を把握するのに必要な検査は抗体検査ではありません。帰国者接触者外来での電話数の推移、SNSの発熱情報の総計の推移などで多角的に把握している。爆発的感染の傾向にない」と言ったそうだが、ええっと思っていたら、SNS(LINE)で健康状態を尋ねるそうだ。

 なるほどこれならカネがかからないし・・・・・。他の国々は、検査の拡大に邁進し、感染者を早く確定して、非感染者と接触しないようにさせようとしているのに、日本はなんという体たらく。

LINE 国内8300万人の利用者に健康状態調査 厚労省と協定

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この事例も、早く検査していれば・・・・

2020-03-31 14:25:30 | コロナ
感染確認の女性、甲府駅前の居酒屋店員 勤務時の利用客200人

 女性は21日に発熱やせき、鼻水、倦怠(けんたい)感などの症状が出て、23日に医療機関を受診。症状が改善しないため、25日に別の医療機関を受診したが、インフルエンザ検査は陰性で肺炎の所見もなかったという。女性は30日に帰国者・接触者外来を受診し、PCR検査で陽性が判明した。

 こういう事例が多すぎる。新型コロナウィルス感染の疑いが少しでもあれば、とにかく検査をする、それが蔓延を防ぐ重要な手段である。

 安倍政権・厚労省は、いったい何を考えているのか。まだまだ検査に応じない例がたくさんある。いすれ取り返しのつかないことになるぞ。

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Social Distance

2020-03-31 10:20:45 | コロナ
 新型コロナウィルスとの闘いのもっとも効果的な方法は、Social Distanceである。感染してもウィルスを征圧する薬・ワクチンはない。症状に合わせる対症療法だけが治療法で、あとは感染した人の体力と意志に依存する。

 ウィルスは、われわれの細胞に入り込んで寄生することにより生き、かつ子孫を生み出す。だとするなら、ウィルスが入り込まないようにするしかない。そのためには、できうる限り接触しないこと、Social Distanceを実行することである。ウィルスが人から人へと感染していきながら増殖していくのであるから、増殖を止めるための方法は、人との接触を避け、ウィルスに感染しないこと、感染しない人が増えていくことである。

 ネットでテレビニュースを見ていると、若い人達のなかに警戒感をもたない人が多いように見える。怖いことだ。

 ウィルスとの闘いは、すべての人間が足並みを揃えて、Social Distanceを実行することだ。それがもっとも効果的である。
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感染者急増

2020-03-31 09:30:19 | 政治
東京はあと100床で“満床”、医療崩壊の危機

 を見た。すでに日本も医療崩壊に向かっている。

 だが、オリンピック「延期」が決まるまで、安倍政権も東京都も感染者急増の対策をとってこなかった。政権の中枢が、危機を認識できていなかった。
 しかし、これも考えてみると、厚労省の主導に任せているところが間違っているのだ。1980年代の薬害エイズ事件の際、当時の厚生省はどのようなことをしていたか。HIVウィルスが入った非加熱製剤の販売を阻止しようと動いていたか、それとも製薬会社などと隠蔽に動いていたか。もちろん後者であった。そういう無能で、犯罪的な歴史をもつ厚労省に主導させるとろくなことはないのだ。
 そうした厚労省も、安倍政権になってから正規の職員を減らし続け、非正規を増やし、こうしたパンデミックに対応できる態勢はなかったのだ。あまつさえ、安倍政権は地方の公的な病院をつぶしていく政策をぶち上げ、それをこのような状況になっていても実行しようとしている。

 安倍政権はもとより、官僚も、日本国民の生命や健康を守る意思を持ち合わせていないようだ。そういう状況に、われわれはどう対応するのか、が問われている。2011年の福島原発のメルトダウン、もし安倍政権だったらどうなっていたかを考えると寒気がするほどだ。

 志村けんさんが亡くなられたが、もっと早く検査し感染がわかっていたら、こんなにあっけなく亡くなることはなかったのではないか。早期発見、早期治療が、医療の根幹であるが、しかし日本では早期発見策をとっていない。

 要するに、すべて後手後手なのである。

 「人工呼吸器不足」は安倍政権の責任だ! 1月から野党が指摘していたのに放置、3月29日になっても「増産を調整している段階」
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新型コロナウィルス*これは読むべき

2020-03-30 23:53:33 | コロナ
新型コロナ感染の経験者たちが、今みんなに伝えたいこと
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静岡の感染者のこと

2020-03-30 22:37:24 | 社会
 私は、今回の感染者について浜松市が必要な情報を提供しないことに失望している。感染者自身が情報開示に非協力的だということを理由にしているが、市の担当者がどれほど熱心に説得したのか疑問である。

 浜松市は、こう言っている。

 男性は症状が出る前の今月20日に県外の知人4人と、新幹線などを利用して県内や首都圏を移動。このうち1人が新型コロナウイルスに感染していることがわかりました。当時、この知人に症状がなかったことから市は知人を介して感染した可能性は低いとみていますが、感染経路はわかっていません。

 しかし感染者は発症する二日前からウィルスを発するということもあり、「知人」から感染したことが予想されるのではないか。私が調べたところでは、その「知人」と思われる人は22日に発熱したということなので、「知人」からの感染の可能性はあるのではないかと思う。

 静岡で、静岡市立病院の看護師さんが感染し、その家族の感染もわかり、静岡県内の感染者は8人となった。感染した看護師さん、気落ちしているだろうなあ。日常生活の中で新型コロナウィルスに感染したことに責任はない。

 また志村けんさんも亡くなられた。たいへん残念だ。新型コロナウィルスに感染して亡くなるなんて、まったく思ってもみなかっただろう。それを考えると、無念の死であったと思う。

 新型コロナウィルスについて、強い警戒感を持たなければいけないとつくづくと思う。
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新型コロナウィルス感染を制圧するための方法はどちらがよいか

2020-03-30 18:54:15 | 国際
Japan uses targeted coronavirus testing; South Korea goes big. The U.S. faces a choice.

 ワシントンポストの記事である。新型コロナウィルスに関して、アメリカが、検査を限定的にしかやらない日本と、広範に検査をして追跡し、隔離する、そして情報提供を積極的に行っている韓国、どちらの方法がよいのか、アメリカはその選択に直面している、というのである。
 私は韓国型がベターだと思うが、どうだろうか。私は日本政府が、新型コロナウィルス対策にあまりカネををかけたくないと思っているような気がする。安上がりでなんとかおさえられないか、と考えていたようなのだ。そしてまた、オリンピック開催のために感染者数を増やしたくなかったのだ。

 その結果、当初はあまり多くはなかった感染者数が、オリンピック延期となってから、急激に増加し始めた。日本は、韓国とは逆に、感染者数をおさえることに失敗するのではないか。そしてオリンピックは最終的には中止になる。

 以下、訳文。

日本は対象を限定したコロナウイルス検査を、韓国は大々的に検査をしている。アメリカはその選択に直面している。

 東アジアでは、2つのライバルが、大量に検査するか、限定された検査をするかという異なる方法をもってパンデミックに取り組んでいる。
 これは、保健当局がウイルスを追跡して封じ込めるための最良の方法を必死で見つけようとしているとき、米国その他の国において深刻な意味を持つ戦術をめぐる議論である。
 韓国は、コロナウイルス検査を迅速に広く利用できるようにしたことで世界的な賞賛を得ており、すでに39万4千人以上を検査し、9583人の感染者を発見している。

 人口約1億27000万人という、韓国の2倍以上の人口の国・日本は、約2万8000人を対象に4万8000回以上の検査を行い、1724人の感染者を見つけた。
日本では数週間議論がなされてきた。
 日本の感染者が韓国よりも少ないのは、単に検査対象者が少ないからなのだろうか?日本政府が資源を賢く配分しているからなのだろうか、それとも頭を抱えているのだろうか?

 米国と同様に、日本政府は発生初期の数週間、検査能力の拡大を怠ったとして批判された。日本はその後検査能力を拡大したが、日本医師会によると、医師が病人のために検査を要求したにもかかわらず、検査を受けることができなかった事例が290件あったという。
 日本では、政府のガイドラインにより、高齢者以外の患者は4日間熱が持続しない限り受診すらしないようになっていて、医師の指示がなければ検査を受けることができない。その結果、日本の公式集計では感染者数が大幅に過小評価される可能性がある。
 しかし、この方法の支持者は、日本の医療システムが限られた資源を真に病人に集中させ、死亡者数を比較的低く抑えることを可能にしたと言う。これまでのところ、日本では55人の死亡者がコロナウイルスに起因している。
 東北大のウイルス学教授で政府の諮問委員会のメンバーでもある押谷ひとしは、「よほどの病気でなければ、医療機関に行くべきではない」と語った。押谷は、若い人たちには症状がないことが多いので、すべての人がウイルスに感染していることを見極めるのは不可能だと言い、最も重篤な状態にある人たちに注意を向け、症状が軽い人たちには家にいるように伝えることを考えた。混雑した待合室は-、おそらく検査を求める人々と混じり合ってしまい、ウィルスのない人々にとっては潜在的に「危険な」状況である、と彼は言った。
 日本は、不正確な検査は悪いことの方が多いと言っている。先週、スペインは中国から輸入された検査キットの精度が30%しかないことを発見した後、使用を中止した。

 ホワイトハウスのコロナウイルス対策本部によると、米国では検査能力は着実に増加しており、土曜日までに89万4000件の検査が完了している。同時に、当局はメッセージを変えた。現在のアピールは、管理可能な症状であれば、検査を受ける必要はなく、家にいるべきである。
 検査キットや部品だけでなく、作業者が安全にサンプルを採取するための防護服も不足しているため、必要とされるところへの供給が不可欠であるからだ。
 医師は、この矛盾を厳しい言葉で表現している。症状が軽い人の検査でマスクとガウンを使い尽くし、集中治療室で必要とされている医療従事者を感染させる危険性がある、と。
 ペンス副大統領は今月初め、「どんなアメリカ人でも検査を受けることができる」と公言していたが、今週になって新たな戦略に転換した。古書にあるように、「検査については、思い出すことが重要です。"医者を必要とするのは健康な人ではなく、病気の人なのです。症状がなければ、コロナウイルス検査を受ける必要はありません。我々 はすべてのアメリカ人が、症状のある人のために検査資源を利用できるように、それを支持することを勧めています。」

 日本は、このような方法のための重要な実験場である。日本はいくつかの点で成功している。日本はこれまでのところ、韓国、ヨーロッパ、米国を襲った感染症の加速化を避けてきている。日本の医療システムは、感染者によって制圧されているわけではない。
 にもかかわらず、医療ガバナンス研究所の上昌広は、「検査が行われていないことで、政府はコロナウイルスの感染範囲について何も知らないままになっており、人々を誤った安心感に陥れている可能性がある」と言う。「状況を正確に把握する方法はない。結果として、社会的距離を置くなどウイルス拡散を防ぐための適切な対策を設計することはできないし、ましてや強制的に実施することはできない」と述べた。

 それを証明してくれたのが日本人だった。今月、住民は都内の公園に桜を見に集まり、バーやレストランに詰めかけた。政府が穏やかな対応をしているため、「社会的距離」は春の最初の光景で崩壊した。

 一方、ソウルでは、政府は民間企業による検査を迅速に許可し、病院の外やドライブスルーの特別な場所にも何百ものその場しのぎの検査機を設置した。「適切な診断は患者にリスクを伝え、それに応じた予防措置をとるのに役立つ」とソウル大学公衆衛生学教授のファン・スンシク氏は言う。
 症状が軽い患者を隔離し、自宅での感染を防ぐために、政府は400カ所の「生命治療センター」を設置し、患者の健康状態を把握し、必要に応じて速やかに集中治療に移行できるようにした。「追跡、追跡、治療の方法は、医療システムに負担をかける可能性がある。しかし、患者を暗闇の中に放置することは倫理的に問題があり、医学的にも効果がない」とHwang氏は言う。

 最終的には、コロナウイルスがどちらの方法がより効果的かを決めることになるだろう。
 韓国では初期に症例数が急増したが、ここ数週間で新規感染のペースを大幅に遅らせることができた。日曜日には、新規感染者数はわずか105人に鈍化し、退院者数は2倍以上になった。
 日本はこれまでのところウイルスをより良い管理下に置いてきたが、ここ数日で急激に増加し、新たな感染者数は200人と記録的な増加を記録した。

 木曜日、日本政府の専門家委員会は「病気が蔓延している可能性が高い」と述べ、東京の街はようやく空っぽになり始めた。

それにもかかわらず、医療ガバナンス研究所の神雅弘事務局長は、検査が行われていないことで、政府はコロナウイルスの感染範囲について何も知らないままになっており、人々を誤った安心感に陥れている可能性があると言う。

 
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浜松市の感染者の行動履歴

2020-03-30 11:47:13 | 社会
 『静岡新聞』、『中日新聞』記事から、浜松の感染者の行動がわかってきた。浜松市外の方には関心がないかもしれないが、いちおう書き付けておく。

 3月20日~21日 
 昼頃 自家用車で浜松駅→(新幹線)→県内の駅→(在来線)→県外の駅→「県外在住の知人4人と21日朝まで飲食店を3軒ほど回った」→県外の駅→(新幹線)→浜松駅→自家用車で帰宅

 公表された内容から、「県内の駅」は新幹線が止まる熱海駅か三島駅(交通の便から見て、おそらく熱海駅。熱海駅がJR東海とJR東日本の境界駅)、県外の駅は新幹線が止まる小田原駅であると推測できる。

 しかし、浜松に帰ってからの行動について、夕食をとった店やスーパーは公表されていない。しかしほぼ目星はついている。ただし、そこを訪問した時間がわからない。

 
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感染力が強いから

2020-03-30 11:04:10 | 社会
「怖い気持ちはある」 韓国のICUをBBCが取材、新型コロナウイルス
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感染者 浜松市の事例

2020-03-30 10:19:00 | 社会
 浜松市の感染者は、情報公開を頑なに拒んでいる模様だ。

 『静岡新聞』記事。

浜松市「本人の意向」として情報公開拒む 新型コロナ、任意調査に限界も

 感染者を拡大させないために、自らのプライバシーを守りつつ、どの程度情報を開示するかは難しい問題である。ただ、この感染症の場合、感染力が強く、感染したら生命の危険にまで及ぶわけだから、できうる限り他人を感染させないように、自らの行動の周辺にいた人々に注意を喚起させるために、情報を開示すべきである。

 この人の場合、20日昼頃から21日朝にかけて市外、県外に行き5人で活動した、25日に咽頭痛があったがその日は同居人と外食、スーパーに行き、26日に発熱、28日に検査の結果陽性となった、23日にも外食などに外出している、という情報だけが浜松市から示された。

 少なくとも、23日の外食したところ、25日の外食したところとスーパーは具体的に示すべきだ。

 この感染者は、失礼ながら、社会性がないとみた。

 感染してしまったら、そのときからまったくの私人ではなく、みずからの存在が「公」という性格を帯びるのではないか。感染者を増やさないという目的のために、「私」を抑制する必要があると思う。

 ネットなどでは、この感染者を非難するものが多い。
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いかに検査がなされていないか

2020-03-29 22:52:58 | 社会
新型コロナ感染症にかかった方からの、貴重なレポートです

 これは新型コロナウィルスに感染しているかもしれないと思っても、行政は検査をしないのだ。3月26日に検査を求めてもダメ、27日にやっと検査されて陽性と判断される。今もって、こんな状態で、はたして新型コロナウィルスの急激な感染拡大をおさえるつもりが、行政(安倍政権、厚労省、そして地方の保健所その他)にあるのだろうか。

 私たちは、薬害エイズ事件の時の、厚生省の振る舞いを思い起こさなければならない。あのとき厚生省はどういう態度をとったか、はたして血友病患者のために奔走したのか、それとも薬害エイズが発覚しないように行動したか。残念ながら、後者である。そしてそれを証明する資料は「ない」とウソをつき続けた役所なのだ。

 なおこれを書いた人、ひょっとして浜松の感染者の関係者かも・・・
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浜松市もダメ

2020-03-29 19:24:33 | 政治
 浜松市は夕方記者会見をして、浜松市での感染者について発表した。静岡朝日テレビが報じたものを貼り付ける。

 浜松市の男性が、新型コロナウイルスに感染していたことがきのう分かりましたが、男性は症状が出始めた25日の夜、飲食店とスーパーを利用していました。飲食店にはほかの客もいたものの、密閉された空間でなく、個別のテーブル席でほかの客と背中合わせになっていたこと、また、スーパーでは来店者が少なく滞在時間も短かったとして、浜松市はいずれも濃厚接触者はいない、と判断したということです。浜松市が会見で明らかにしました。
 また、20日(金)昼頃から21日(土)朝にかけて、知人5人で市外、県外で行動していましたが、その後、このうち1人が新型コロナに感染していたことがわかりました。また23日(月)にも飲食と買い物のため数時間外出したということです。
 市外と県外の施設利用に関して、浜松市は該当する自治体に連絡した、としています。
 浜松市は感染経路は明確にはならなかったものの、現時点では同居人以外の濃厚接触者はいないと判断したということです。


 浜松市らしいやる気のなさが見える。浜松市はスズキのためなら必死にいろいろやるが、市民の生活に関することについてはきわめておざなりである。その本質が現れた。

 浜松市は、感染者の情報をほとんど出さない。感染者の年齢はまずどうでもいいが、どこに住んでいるか少なくとも区の名前を出すこと、25日どこの飲食店、スーパーに行ったのか、23日はどこに行ったのか、一緒に行動した者たちは「濃厚接触者」ではないのか等々、あまりに杜撰な情報で、ツイッターでも非難囂々である。

 何度も書いているが、感染症対策として重要なのは、検査・追跡・隔離、そして情報提供である。それなしに感染を抑えていくことは難しい。

 静岡市は、感染者が利用したスポーツ施設を示したし、袋井市の場合は、横浜から袋井までの電車の時刻まで公表した。

 浜松市は、必要な情報がでてこない。最悪だ!!
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