浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

COVID-19の後遺症

2021-02-28 21:03:45 | コロナ

「歯を磨くことも苦痛に」 1000人以上を診てきた医師と患者に聞く新型コロナの後遺症とは

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三菱はこういう人も面倒見てるのか

2021-02-28 17:21:46 | 政治

米ハーバード大教授「基地反対は私欲」「普天間は軍が購入」 大学ウェブに論文、懸念の声

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なかなかの人脈ですなあ

2021-02-28 17:19:44 | 政治

安倍昭恵との関係も・・・

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本の整理

2021-02-28 09:41:34 | 日記

 とにかく本が多すぎる。少しでも減らそうと雑誌に焦点を絞り、どれを捨てるか吟味している。

 昨年、『月間労働組合』の5月号をいただいてあった。これを捨てようと見始めたのだが、どうしようかと迷う。そこには労働現場の闘い、たとえば長崎バスの長崎バスユニオンの闘いが紹介されている。会社側の走狗となっている御用組合から離れて結成された組合であるが、ユニオンに対して会社側の不当労働行為が矢継ぎ早に行われ、ユニオンはそれらに果敢に抵抗している。

 また「今月の統計資料」として厚労省の「賃金構造基本統計調査」の内容が紹介されている。2020年3月のものだ。

 それによると、大企業男性、大企業女性、中企業男性、中企業女性、小企業男性、小企業女性のそれぞれの推定年収は、それぞれ712万円、499万円、559万円、418万円、459万円、354万円と、企業間区差、男女格差が明瞭に読みとれる。

 特集は「新型コロナに負けるな!」で、 COVID-19の流行に伴う労働現場の困惑が記されている。貴重な記録でもある。

 また「発言席」で、生越義幸さんが基地問題について発言している。南島原市では海水浴場で自衛隊水陸機動団の訓練が、西海市では米軍LCACによる夜間航行訓練がおこなわれていることを記している。生越さんは長崎の方、山口県岩国市を訪問した。巨大な米軍海兵隊基地がある。

 岩国市では、基地交付金で建てられた庁舎、全天候型陸上競技場・野球場、ソフトボール場、公園などがすごく「りっぱ」であることに驚き、米軍幹部用の住宅は1戸7000万円、シェルター付きにこれまたびっくり。

 税金が、湯水の如く、米軍に注ぎ込まれている。

 こういう雑誌でも、知らなければならない事実がたくさん記されている。

 

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丸山真男の議論から

2021-02-28 09:22:53 | 社会

 2014年8月の『現代思想』臨時増刊、「丸山真男生誕100年」を読んでいる。買ったときにもいくつかの論文を読んではいたが、そのほとんどは記憶の彼方へ。それを読みながら考えたこと。

 丸山真男の問題意識の一つは、「戦前日本の統治体制における責任ある政治主体の不在」であった。そこから、日本において「責任ある政治主体」をどうつくりだすかが、課題として浮かび上がる。

 それ以降の政治学者は、どうしたら「責任ある政治主体」をつくるためということから、「“政治主導”論」、「“決められる政治”論」など、内閣=行政権を強化する策を練ってきた。小選挙区制の導入もその一環である。

 現在、そうした政治学者の主張により、「一強」という政治体制が存在するようになったが、しかし一向に「責任ある政治主体」は出現しない。「責任を痛感する」主体は存在するが、「責任をとる」主体は皆無である。

 それは政治家だけではなく、官僚も、である。責任に頬被りして、厚顔無恥を貫き通している。それほど日本の政治風土は、責任と縁がないのである。

 政治学者は、内閣=行政権を強化する策を提示するのではなく、なぜ日本の政治において責任をとるという行為が存在しないのかを問うべきなのだ。それは政治家や官僚個々の問題ではない。安倍政権下のモリカケ、森友、そしてスカ政権での総務省の接待問題など、いつも同じような姿が映し出される。

 なぜかくも政治が腐りきっているのかを、政治学者には解明してもらいたい。

 

 

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愛知県知事リコールに関する情報

2021-02-27 21:10:32 | 政治

 河村と高須の関係は、この記事がよくまとまっている。

 

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しばらく・・

2021-02-27 20:53:29 | 日記

 隣の家のおばあさんが急死したことを以前書いた。夜、風呂に入っていてなくなった。ヒートショックと言われているが、二階に住む息子一家はおばあさんの死を朝まで気付くことはなかった。

 私は亡くなった日の昼間も話をしている。

 生と死の境界は、あってないようなものだという気が強くなってきた。死を意識するようになった。

 高校生の頃、生と死を考えた。果たして自分自身に生きる価値があるのかという根源的な問いの前に立ちすくみ、死を考え続けた。

 しかしその後一定の解決があってからは、死を見つめることはなかった。

 死の準備をしていかなければならないのでは、という思いから、書庫の本を片づけ始めた。そして買ってあった本で読んでないものがたくさんあり、今はそれを読んでいる。再読もある。

 私は読み終えた本について、裏表紙などに読み終えた日附を入れるのだが、日附が入っていても記憶にない本がある。そうした本も含めて、人類の知的遺産をきちんと読みこなそうという気持ちが強くなっている。

 今は、もう一度芥川龍之介全集を読み直し、また丸山真男に取り組んでいる。

 政治の動向も気になるが・・・。今まで怒りをもちながらブログに書きつけてきたが、変わらない、変わらない。最近は、ヒドイ状態がさらにひどくなり、怒りのエネルギーが諦観に変わってしまったようだ。

 

 最近、事務連絡以外は手紙に書くようにしている。その際、字を忘れている自分を発見し、またひどく悪筆になっていることにも気付いた。そこで、今まで間遠に書いてきた日記帳を取り出し、万年筆で本の感想などを書くようにしている。そのため、このブログに書く回数が減っている。

 隣人の死と、手書きをすること、このふたつが重なって、しばらくブログを書く回数が減ると思う。

 

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政治家の言説

2021-02-23 18:02:49 | 政治

 維新といい、自民党といい、最近の政治家の言動は、「暴力」としかいいようがないほどのものだ。事実を無視する、デタラメなことを平気で話す・・・・

 こうした政治家の言動を見ていると、政治への幻滅感が強くなるだけだ。

【リコール偽造署名問題】「維新が組織としてこのリコール運動に関与したことはありません」維新・音喜多議員の発言から実態をファクトチェックしてみました

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山田真貴子内閣広報官

2021-02-23 18:02:49 | 政治

https://twitter.com/akasakaromantei/status/1364068025897426948

菅首相長男から接待の山田真貴子内閣広報官 数々の女性初、輝かしい経歴

 

 飲み会を絶対に断らないで、ゴマをすりながら生きてきたのか。

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浜松市  COVID-19感染者数25

2021-02-23 17:45:54 | コロナ

 浜松市が公表した感染者数は25人。工場での集団感染と浜松医療センターでの集団感染がかさなり、またそれ以外も。

 無症状の感染者がウィルスをもっていて、あちこちに感染させているのだろう。もちろんその人が悪いのではない。問題は、無症状の感染者をわりだして隔離していかないと、こういう事態はずっと続くということであり、私のように徹底的に自粛している人が減らないということだ。

 厚労省の医系技官たちの自らの利権擁護のために、世界的に行われていることをやらないでいるからこういうことが起きる。

 昨日紹介した記事によると、厚労省の医系技官に指示できる政治家もいないようだ。

 ただ私たちは生活範囲を狭くして生きていくしかない。政府は国民を守らないから。

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【本】井上亮『忘れられた島々 「南洋群島」の現代史』(平凡社新書)

2021-02-23 09:35:13 | 

 とてもよい内容の本である。自ら史資料を渉猟して書いたわけではないが、おそらくテーマに関わる膨大な文献を集めて書いたことがよくわかる。2015年の刊行である。

 私も30年ほど前、サイパン島に派遣された静岡118聯隊のことを書くために様々な文献を集め、また資料をあつめて書いたことがあるが、そのころの状況とはまったく異なり、「南洋群島」に関わる研究が格段に進んでいることがよくわかる。

 とにかく本書は、「南洋群島」に関わるほとんどのことを書き込んでいる。「南洋群島」の歴史は、この本一冊でよい、という印象を持った。

 東京裁判では主に陸軍に責任が課されたが、実際「太平洋戦争は海軍が推し進めた戦争である」(91頁)。これも新しい研究成果を反映させたものだ。ついでに記しておけば、にもかかわらず敗戦時、日本海軍はうまいぐあいに米軍の歓心を買い、海軍存続にお墨付きを得るように動いた。それ以降は、日本海軍=海上自衛隊は米軍べったりのまま現在に至る。

 私が知らなかったこと。「南洋群島」は、第一次大戦後、ドイツ領であった「南洋群島」を国際連盟から「信託統治」されたところとして日本が支配していたが、そのさい連盟からいろいろな制限が課されていたこと、しかし1940年の日独伊三国軍事同盟後に、「本格的な飛行場、軍用港湾施設の建設を始め」た(95頁)こと、つまり三国軍事同盟と「南洋群島」支配が連動していたのだと。

 「南洋群島」では、沖縄県人がもっとも多く居住していた。それはよく知られた事実である。サイパン島始め、「玉砕」したところが多いが、そこでは沖縄県人がたくさん犠牲になった。「沖縄県人は沖縄戦を含めて二度の「防波堤」としての戦いで犠牲になった」(157頁)という指摘はきわめて重い。

 戦時下、米軍のB29機が日本全土に爆弾や焼夷弾の雨を降らせたが、日本軍は1943年頃にその開発の情報を得ていたが、具体的な対応策をとらなかった。アメリカ、イギリス、ドイツなどは防空戦闘機を開発していたが、日本は通常の戦闘機でB29に立ち向かった。それらしい軍用機が開発されたのは戦争末期であった。

 そしてこれが重大なことだ。戦後、ミクロネシアの住民たちが戦争被害に関して日本に賠償を求めた。日本政府は、ミクロネシアの住人たちが戦争で「被った苦痛に対し同情の念を表明し、住民の福祉のために自発的拠出を行う」として18億円を出した。

 戦前、ミクロネシアの住民は「大日本帝国臣民」ではなかった。しかし「わが国の構成部分として」あったから、そこに住む住民は「戦争を遂行した国民として等しく受忍すべき被害」であるから、日本政府に責任はない、というのである。

 この点についてはすでに承知されていると思うが、日本では戦災で亡くなったりケガをしたりした一般国民にはいっさい補償はされていない。原爆被爆者に対してのみ例外的に行われている。

 戦時下、国防婦人会の女性と町内会の世話役、そして軍人が同じ爆弾で亡くなったとしよう。このなかで軍人にだけは補償がなされている。国防婦人会の女性も町内会の世話役も、戦時体制に動員されていたはずである。しかし彼らには補償はない。国家とのつながりがあった者だけに補償をし、そうでない者には補償はしないという日本政府の「毅然とした姿勢」。

 ということは、今後日本国家が戦争をしても、一般国民にはいっさいの補償がなされないということを予示しているということだ。そしてそれを裁判所が認めている。

 だからこそ、戦争をさせないようにしなければならない。戦争で死んだりケガをしたり、財産がなくなったりしても、日本政府はいっさいの責任を負わないという無責任国家なのだ。

 本書は、「南洋群島」が歴史の中で抱えてきた様々な問題をわかりやすく指摘している。読むべき本の一冊である。

 

 

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「感染症ムラ」の病理=利権

2021-02-22 17:43:39 | コロナ

 何度も何度も、私は日本の COVID-19対策に消極姿勢をとらせているのは厚労省の医系技官たちであることを、このブログに書きつけてきた。

 その趣旨の記事が出た。

現代のタブー「感染症ムラ」の真実<ジャーナリスト 倉重篤郎>

 

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こんなcocoaは要らない!

2021-02-20 16:51:46 | コロナ

 特定の企業を儲けさせるために税金をばらまく。その税金でどんなものができるかは知らん顔。

 日本政府も企業も腐っている。

COCOA開発受注企業が事業費94%を3社に再委託、さらに2社に…不具合の原因企業「分からない」

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島根県の COVID-19の死者はゼロ

2021-02-20 10:51:32 | コロナ

「東京五輪開催すべきではない」島根県丸山知事が会見で表明 感染拡大への恐れ消えず

島根知事、五輪組織委を強く批判 竹下氏に経緯説明へ

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【本】吉野源三郎『職業としての編集者』(岩波新書)

2021-02-19 08:50:35 | 

 岩波新書を創始し、さらに戦後刊行が始まった(現在も発行されている)雑誌『世界』の初代編集長であった吉野源三郎の本である。この本は、以前に読んだ記憶はあるがほとんど覚えていない。出版は1989年である。

 その中に「原田文書をめぐって」という 文がある。

 岩波書店から『西園寺公と政局』という全八巻の本が出ているが、西園寺公の秘書であった原田熊雄という人が詳細なメモを元にして語ったものである。秘密事項がたくさんあり、したがって刊行は戦後のことである。

 戦時下、原田から呼ばれた吉野は その一部を読ませてもらう。吉野はそれを読み大変驚く。なぜか、その部分を引用しよう。

「例えば東郷元帥のような著名な人物が晩年には全く見かけだおしの人間であったこと」

「そもそも日本の国策や重大な諸政策がどのような過程で決定されてきたのか、また現に決定されているのか、現実に日本の政治はどんな人たちによって、どんな手続きで動かされているのか、ということについて、はじめてその真相に触れることができたのが大きかった。 皇室を中心として、元老、枢密院、政府、 陸海軍等の、それぞれの首脳や中枢の人物の間で、国民の全くあずかり知らない交渉や談合を通じて、重大な問題が決定されていく。そして、その結果が国民にとっては運命のような力を持つのである。」

「しかし読み終えた時のあと味は、なんともいえないニガさだった。気持がすっかり暗くなっていた。登場する人物のスケールの小さいこと、その行動の動機の浅いこと、その腹のなさー 中略ーこんな連中によって何千万という国民がひきずられてゆくのか、おれたちの運命が決められるのか、と考えるのは、戦争の最中だっただけに肩がガクリと落ちるような思いだった。」

吉野は、東京裁判の判決が下されるとき、その法廷にいた。その時の感想。

「かつて あれほど 日本を引きずり廻し、われわれにあれほどの重圧を加え、いま敗戦の結果、 国民にこんな不幸やひどい窮乏をなめさせるに至った当の責任者が、 こうして改めて見直すと、ほとんどたわいないといっていいほど小さな人物だった 。そのやりきれなさに、 私は法廷の設けられた元陸軍士官学校の、あの正門に通ずる坂を唾でも吐き出したいような気持で出て来たのである。」

 この部分を読み、現在も全く同様であることに驚いた。「登場する人物のスケールの小さいこと、その行動の動機の浅いこと、その腹のなさー 中略ーこんな連中によって何千万という国民がひきずられてゆくのか、おれたちの運命が決められるのか」という個所は、現在の政府や官僚、政治家の姿を見れば、まったく同じなのだ。

この点では、日本は戦前と全くかわっていない。ごろつきのような人間が権力を牛耳っている。しかし現在は「国民主権」の世の中だ。戦前と同じというのは、まったく情けない。そうした事態、つまり戦前と同様に卑小な者どもに権力を行使させているをつくりあげている国民に対して、私は情けないと思うのだ。

『西園寺公と政局』全八巻。書庫の隅にある。読みはじめようと思う。

 

 

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