Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

どこまでも「野合!」ただね・・

2016-02-24 19:27:59 | 国際・政治
この所、ただでさえ低レベルな我国の政治の世界は、民主党と維新の党の合流、事実上の合併がどうなるかが焦点の様だ。
先程の報道によると、今日々中、両党の岡田、松野両代表が会談、この問題の対応を、岡田民主党代表に一任した由。まんま並みの牛肉のはらみの様な、取って来て付けた様な合流話がすんなりと纏まるとは思えない。維新(偽!維新との声もある)が民主に吸収合併される場合には、国会法の規定により、旧「みんなの党」より維新に加わった議員5名がそのままでは合流に加われない問題もあると言う。その為もあって、双方は一旦解党の上合流を行うとの荒業に打って出ると言う見方もある。

まあ、何をどうやっても所詮は「野合」。自公連立を脅かす程の存在にはなり得ないとする見方が有力な様だ。十分理解できるし、実際にそうなる事であろう。
もう一つの動き、日本共産党が主導する、今夏の参院選小選挙区中「1人区」において、安倍政権が昨秋成立させた、安保関連法制の廃止を条件に、独自候補擁立を見送る話。むしろこの方が、対与党インパクトが大きそうな気がするのも事実。実際に、自由民主党内辺りよりは、この動きを本気で警戒する気配もあると聞くが、それにしては閣僚や与党議員の舌禍や不祥事など、緊張感がなさ過ぎるのではないか。「自民オウン・ゴール」などの声もある。
圧倒的多数派の現状に溺れ、選挙を見据えた危機感が緩んでいるのは明らかではないか。日共は、以前から多くの指摘がある様に、とに角情宣が上手い。
悪質なまでに巧妙と申して良い。学生政治組織「シールズ」などの若手グループにも、そうして影響力を強めているし、今回発表の選挙対策にしても、民主党の現状が左傾しているのを巧みに利用して、1人区候補不擁立などの戦術を駆使して他の野党を取り込み、影響力と主導力の確保に動いているのではないか。もし政権を獲る事あれば、「民主連合政府」とか「国民連合政府」などの美名を語りながら一党独裁政権を目論むのは目に見えているが、そこまでの国民的情宣が詐欺的とも言える巧妙さに裏打ちされている様なのだ。見方を変えれば、だからこそ熾烈な戦中でも生き延びる党員があったのも事実だが。

昨年の、一連の反安保法制行動や、反原発行動を見ても、日共主導の影が露骨に見える。それに民主党左派や社民、生活の~など各党が引きずり回されている構図だ。後者の小沢一郎代表は、どうせ自らの権勢の為だけに野党連携を図り、日共もそれを知りながら利用しようとしているだけなのだが、何分にも口の上手い情宣巧者なので、今年初めて参政権を持つ、18~19歳の若者有権者は、簡単に丸め込まれてしまいかねない。そこの所をどう適正に教育し、正しい判断で選挙に臨める様に導くかも、我々大人の責務だと心得るのだが。

同時に、世界から我国を見る様努める国際的視野も勿論必要だろう。但し、それは決して「自虐史観的」なそれであってはならないのは当然である。
中国大陸、朝鮮半島、北方領土や日米関係などなど、我国の尊厳と国益を踏まえた上でのそれであるべき。そうした視点から国政と向き合ったり、選挙に臨む姿勢を養う事を若い世代に伝えて行く事も、勿論我々大人が心得ていなければならない。と余り大きな事も申せないか。何しろ今の大人は総じて、民度が低く、余り良い見本になれるかと言えば疑問符が付く所だからだ。

ただ、全く努力をしない事では決していけないのではないか。野党の動向は確かに「野合」の域で、国民的期待には到底沿えない低レベルなもの。だからと言って、与党が気を抜いていてはどの様な攻撃に晒されるか分ったものではないし、多数を確保しているからと言って、決して気を緩めて良いと言う事にはならないのも事実だろう。安倍政権は今夏の参院選へ向け、どう気を引き締めるかを、分り易く我々国民市民の前に明らかにして頂きたい。
5月に迫った先進国首脳会議・伊勢志摩サミットの対応など、大変であるのは分っているが。
今回画像は、先日 熱田神宮近所のJR熱田駅より眺めた、金山副都心方面の様子。石川・金沢より長躯当地名古屋まで赴いた特急「しらさぎ」の編成が、金沢へ戻るべくここで折り返し準備をする所です。
コメント (4)
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