ペーパードリーム

夢見る頃はとうに過ぎ去り、幸せの記憶だけが掌に残る。
見果てぬ夢を追ってどこまで彷徨えるだろう。

だいじょうぶ。

2014-11-05 14:37:05 | 乳がん…その後
141104.wed.

年に一度のブレストクリニックでの検査。
エコーと血液検査と胸部レントゲンとマンモ。
さほど待つこともなく、1時間ほどで終了。

会計を済ませて歩き始めたら、
「あっっ!細谷先生!」
ボランティアの帰りなんかに時々訪ねても、
めったにお目にかかれないので、
Dr.レッドデータアニマルと密かに名付けてるの(笑)
だから、こういう偶然は貴重です。

細谷先生の専門は小児科だけど、
13年前から、私の心の主治医
(これも勝手に)でもある。
近況報告と体調報告して、
互いの趣味の俳句と短歌の話を少々。
「すごく元気そうでよかったよ。
13年経ってるんだから、今度何かあったら
(転移や再発じゃなくて)原発だ。
でも、あなたはだいじょうぶだよ」

細谷先生の「だいじょうぶ。」という言葉に、
何度力をもらってきたことか。
それは私だけではない。
なんたって先生のドキュメンタリー映画の
タイトルにもなっているくらい、
なかなかに説得力のあるお言葉なのです。

お医者さんの言葉は大切ですよ。

「だいじようぶ」やがておほきくなつてゆく言葉の種を胸にしまへり




(写真は本日の空中庭園の花と実)