長崎への想い

「友にためにいのちをかけることより大きな愛はない」（新約聖書・ヨハネによる福音書15章13節）

「きょう、私はこの殉教の丘で、愛がこの世で最高の価値をもつことを、高らかに宣言したいと思います。この聖なる地で各階層の人々が、愛は死より強いことを証明しました。彼らはキリストの教えの本質であるあの真福八端の精神を具現したのであって、彼らを仰ぎみるすべての人に、神への無私の愛と隣人への愛に基づいて、自分の生涯をつくりかえるように刺激を与えているのです」（ヨハネ・パウロ2世・1981年2月26日長崎西坂において）

私は長崎に行ったことはないけれど長崎への想いは、26聖人殉教者の一人パウロ三木への想い、長崎海軍伝習所での勝海舟への想い、歴史や平和を語る長崎への想いは大きいです。26聖人殉教の道のりは1597年1月9日の大坂から2月5日の長崎西坂までの28日間。もう400年以上前の事。その殉教の地で隠れキリシタンは信仰を守り続けました。1865年に浦上にあらわれたキリシタン発見の10年前に勝海舟は長崎海軍伝習所勤務を命じられています。ここで勝海舟はオランダ海軍士官が謳った讃美歌を漢訳しています。何かの導きがあったのか明治の勝海舟はキリスト教関係者との交流を深めます。常に苦しんでいる人々に目を向けた勝海舟の愛は長崎につながっているものと感じています。

お花見で少しだけ久しぶりにお酒を飲んだらいい気分になりました

今日はHIVエイズのケア団体のぷれいす東京のお花見があり参加してきました。大勢参加していて皆さんもお酒を飲んでいるので少しだけと思い飲んでみたのですが、最近はお酒を飲んだことが無いので、ほろっときていい気分になり、途中で失礼したのですが、少し足がふらついていました。様々な人との出会いもあり居場所の大切さを感じました。

全薬会議の厚生労働省交渉で薬害被害者が実情を訴える

今日は製薬企業労働者で作る全薬会議の厚生労働省交渉に参加しました。厚生労働省の会議室で午後の時間には特に薬害問題に焦点を当てて薬害肝炎被害者やHPVワクチン被害者も参加して厚生労働省の担当官に訴えました。HPVワクチン被害については厚生労働省のHPVワクチン問題検討会は議論しているものの数字や対応の書面による議論で被害者の置けれている実生活の把握が出来ておらず今日は被害者の生の声で担当官にせまりました。厚生労働省にはこういう被害者の生の声を聞いてほしいと思います。また、厚生労働省が薬害肝炎の検証会議で提言された薬害防止の第三者組織も今年の薬機法改正で項目に上がり閣議決定されましたが、その法案がまだわかっていません。検証会議の提言に沿ったものなのか薬害被害者のみならず国民全体の関心ごとです。国会の法案審議を注視していかなければなりません。

心の中で叫ぶキリストの声

「日が暮れると、いろいろな病気になやむ者をかかえている人々が、皆それをイエスのところに連れてきたので、そのひとりひとりに手を置いて、おいやしになった」（新約聖書・ルカによる福音書4章40節）

病気で悩んでいる人々は現代には実に多くおります。医療技術は進んで難しい病気でも治せる時代になりましたが、悩みはいっこうに解消しません。この部分は医療技術が進んでも癒せるものではありません。キリストの癒しとはなんでしょうか。ひとりひとりに寄り添って癒されたキリストーその声に私は耳が遠くなっていました。

継続は力ー分かち合いの場を持ち続ける薬害エイズを考える山の手の会

今日は夕方から飯田橋の東京ボランティア市民活動センターの会議室で薬害エイズを考える山の手の会を行いました。新しい方も参加して今のつながる薬害エイズと題して「組織の隠蔽と異物の排除」について話し合いました。厚生労働省のデータ不正は今に始まった問題ではなく薬害エイズ問題の当時にもエイズ資料の隠蔽など様々な問題がありました。エイズの被告企業にも医薬品の不正使用はありその体質は変わりなくあらたな薬害問題も発生しました。またこの根源には先の戦争中にも731部隊による人体実験の隠蔽とその体質を引継いだ薬害エイズ被告企業がありました。薬害エイズが風化される中で問題の本質が忘れ去られようとしています。問題の本質を掘り起こししながら学習会の企画をしていこうと確認しました。