今日は午後から東京駅近くの会議室で薬害エイズ裁判和解27周年記念集会が開かれ参加してきました。
裁判当時は多くの被害者がエイズを発症して亡くなりましたが、裁判和解によりHIVエイズの治療技術は格段に進歩して治療さえ受ければ生きられる時代になりました。しかし数十年の月日の中で肝炎発症やがん発症も出てきています。
また差別偏見はいまだに後を絶たない状況に被害者を悩ませています。それでも生き続けた被害者は、いまだ存在する差別偏見等の人権問題を取り上げて訴え続けています。今日も会場で当事者の生の訴えを聴きました。
繰り返される薬害、繰り返される差別偏見、いろいろ考えさせられた集会でした。
私も薬害エイズとの出会いから28年、当事者の生の声を大切にしながら活動を続けます。