笑顔の江川

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悲しみを乗り越えて勇気が生まれるとき

2019-03-11 20:42:01 | 日記
「悲しみ、苦しみの中にいる方々に寄り添うときに、私たちはお互いに分かち合い、お互いにたくさんのエネルギーを与え合っているのです」(高木慶子「それでも人は生かされている」より)

8年前の東日本大震災の時に私は赤坂にいてずいぶん凄い地震だと感じながらもどれだけ他者の事を思っただろうかー交通機関はすべて遮断され都内は帰宅難民であふれていました。数時間かけて自宅まで歩いていた自分にどれだけ他者への想いを持っていただろうかー3年前に石巻に行ってタクシーの運転手から当時の状況を聞きました。想像を超える大惨事にもやはり当事者でしかその大変さはわからないでしょう。徐々にわかってくる悲しみは当事者の生の声で気づかされます。悲しみ苦しみは当事者でしかわからないけれども、当事者の生の声で気づかされ、寄り添い分かち合うことによって生きる力を与えてくれていると逆に当事者に感謝です。それが活動の原動力になっています。
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