歴史と哲学を忘れると誠の人間を失う

歴史は人が創るから繰り返されるー歴史を見ると良いことも悪いことも繰り返されてきました。
歴史上の人物を見るとそこに人間的な多くの出会い（邂逅）がありました。
その人物は歴史と哲学を持って多くの人物に接しました。歴史と哲学がその人物の人格を養い、他の人物を引き付けました。
歴史と哲学を忘れると人格的な出会いが失われます。
現代は正に、この歴史と哲学を忘れているように感じます。人間が喪失しているような現代に、歴史と哲学は必要です。

地域のがん患者さんのためにー王子がん哲学外来

今日は午後から王子がん哲学外来の集まりを北区NPOボランティアぷらざのサロンコーナーで行いました。
今後のカフェ運営について北区の地域の中でどのように行っていくか話し合いました。
終了後、会場が入っている北とぴあの最上階にカフェがあり参加した皆でお茶しました。
夕陽が富士山も眺める方向でまぶしく輝いていました。

HPVワクチン被害者の力強い生の声が心に響きましたー千葉県柏での学習会

今日は午後から千葉県の柏市でHPVワクチン被害者の生の声を聞く学習会に参加しました。
千葉県在住のHPVワクチン被害者から、苦しい表情を訴えても学校や病院から怠けていると相手にされず、行く所もなく駅のベンチで一人泣いたところから自分は社会に訴えていくしかないと力強いお話を聞きました。
HPVワクチン（子宮頸がんワクチン）被害者はもう10年以上も接種から重い副反応に悩まされ病院からも社会からも理解されずに苦しんでいます。
被害者の力強い生の言葉を聞いて心にずさりと響き、支援活動を広げていかなければならないと再確認した学習会でした。

歴史は人が創るーだから繰り返すー実感する日々

先日の薬害エイズを考える山の手の会で社会的弱者や薬害被害者が切り捨てられている現状の中で世間一般もその傾向があり人が行うことは歴史的に見ても繰り返されていると話題に上りました。
SNSにしても自分の好みにシステムが誘導して社会で起きている問題は他人事のようになっていることも話に出てきました。
歴史は人が創るものです。時の流れと共に時代背景は違っていますが、人の様相は変わっていません。危機の時代になれば人は内向き保身に走るのは当然のことーおのずと社会問題は避けて通り他人事となります。
何か絶望的のように思えるのですが、では、そんな危機の時代に歴史上の人物はどうしたのでしょうか。どんな危機の時代にも人物は存在しました。現代でも存在するはずです。内向き保身に走れば人物も見えなくなるでしょう。
幕府崩壊が迫った幕末でも、保身に走る幕閣は人物を見ることが出来ず人物を排除して自ら崩壊していきました。また同じ幕閣でも保身に走ら自らの立場を投げ打って左遷覚悟で国のため民のため苦しんでいる人々のため動いた人物がおりました。そうですー危機の時代だからこそ苦しんでいる人々のために動くー他人事ではなく当事者意識を持って苦しんでいる人々共に動くーこれが世の中を救う手立てだと思うのです。

薬害エイズを考える山の手の会ー当事者の声を大切に

今日は夕方から飯田橋の東京ボランティア市民活動センターの会議室で薬害エイズを考える山の手の会を開きました。
久しぶりの対面の会合でしたが、薬害エイズ被害当事者も含め10名も集まりました。
現在の薬害を取り巻く情勢や過去の歴史から厳しい状況の中どのように活動を続けていけばよいか参加者皆で話し合いました。
今日はまた薬害エイズの被害当事者で参議院議員の川田龍平さんも参加してくれました。
引き続き薬害被害者の支援活動を続けていきます。