今日は埼玉県浦和で行われた全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会埼玉県支部総会に参加して被害者の生の声を聞いてきました。3名のご家族と1名被害者本人から被害者本人の状況や身体的、精神的、経済的困難を聞きました。子どものためにと打ったワクチンから被害を受け責任を感じる母親、そしてわが子の治療にいくつもの病院を回っても本人の精神的な問題とされ、その治療費もかさみ家族も大変なことに。被害者の生の声を聞き支援の必要性を感じました。この問題は社会全体の問題として支援の輪を広げていくことが問題解決につながっていくと思います。
今日はお茶の水クリスチャンセンターでのメディカルカフェ。ご家族の方からがんで亡くなる直前に自分自身でしっかりとお手洗いに行った話しや看護師の方から亡くなる数日前に自分自身で洗濯をした話を聞きました。46歳で江戸無血開城の談判をした勝海舟は77歳まだ生きますが、死ぬ1年前に自分の最後の仕事と賊軍の将となってしまった徳川慶喜のために動き明治天皇謁見をはたします。勝海舟の最後の言葉は「コレデオシマイ」。いろいろ考えさせられました。
今日は夕方に浅草で勝海舟記念下町浅草がん哲学外来メディカルカフェ。顔なじみの薬剤師、ケアマネージャー、医師、がん患者等、それぞれの現場でおきている問題をざっくばらんに感じているままに話し合いました。ここでは街中で起きている現場の出来事を、現場で働いている専門家から聞くことが出来ます。情報は現場から人を通して得るのが一番です。
「世の中の事は、時々刻々変遷極まりないもので、機来り機去り、その間実に髪を容れない。かういふ世界に処して、万事小理屈をもつて、これに応ぜうとしても、それはとても及ばない。世間は活きて居る。理屈は死んで居る」(勝海舟「氷川清話」より)
「世の中の事は、時々刻々変遷極まりないもので、機来り機去り、その間実に髪を容れない。かういふ世界に処して、万事小理屈をもつて、これに応ぜうとしても、それはとても及ばない。世間は活きて居る。理屈は死んで居る」(勝海舟「氷川清話」より)
今日は高田馬場の新宿区戸塚地域センターで行われたぷれいす東京の活動報告会に参加してきました。今日は特にHIV感染と貧困について考えさせられました。HIVエイズも医療技術の進歩により生き続けられるようになってきましたが、それは医療に手がとどくことによって達成されるものです。生活が苦しく追い込まれている状況の中では進歩した医療技術にはありつけません。また、貧困状態の中で様々な社会保障制度にもたどり着くことが出来ない人々もいます。そういう状況を救おうと活動している人々のお話も聞くことも出来ました。大変有意義な一日でした。
毎月行っている渋沢栄一記念王子がん哲学外来も今日で8回目。がん患者さんをはじめ様々な病気を抱えている人が参加して今日もご自身の体験談をざっくばらんに分かち合いました。延命措置をするのか自分自身はどう決めるのか・・・「あなたには死ぬという大切な仕事が残っている」(順天堂大学医学部教授樋野興夫氏「いい覚悟で生きる」より)いろいろ考えさせられました。