がん哲学外来の創始者で順天堂大学医学部教授の樋野興夫先生はずいぶん多くの本を出しておられますが、そこに書かれている樋野語録は人生の中で大きな力を与えてくれます。その一つの本に「苦しみを癒す『無頓着』のすすめ」というのがあります。その本の中に「偉人の死生観を学ぶことで心を平静に」という章があり、明治の偉人を紹介しています。新渡戸稲造や内村鑑三。そしてこの二人に影響を受けた南原繁に矢内原忠雄。異人たちの死生観は苦しみにある多くの人々を力づけてくれます。苦しんでいる時だからこそ必死に何かを求め、それが偉人たちの言葉に出会ったとき大きな力を得て次への動きにつながります。その時こそ人生の好機。苦しみの中だからこそ新たな出発の好機と感じて次の活動に進みます。樋野先生に感謝申し上げます。
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