笑顔の江川

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薬害被害者、がん患者の支援活動
尊敬する勝海舟や田中正造のコメント

医学も大変な時代を人脈によって乗り越えていく

2020-03-31 20:44:38 | 日記
コロナで医療崩壊が起きるとのニュースが日々流れています。この大変な状況の中で医療従事者には本当にご苦労様です。
歴史の中でも幕末から明治にかけて医療者も大変な時代を乗り越えてきました。北里柴三郎は日本初の伝染病研究所を創り伝染病の制圧に力を注ぎましたがその道のりは大変でした。やはり北里柴三郎を支える人脈がそこにあったから偉業を成し遂げられたのでしょう。緒方洪庵の適塾に学んだ長与専斎、佐野常民や石黒忠悳、長谷川泰などその多くは戊辰戦争では賊軍に属する立場の人々で苦労した中での人脈でした。また順天堂の前身の佐倉順天堂の創始者の佐藤泰然は幕末に蘭学を身につけたために攘夷派や幕府から目を付けられ蘭癖老中の堀田正睦に救われ佐倉順天堂を創ることが出来それが今日の順天堂大学に発展しています。医学も大変な時代でも人脈によって難関を乗り越えてきています。現代もまた人のつながりで乗り越えていけるものと思います。
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マイナスとプラスに転じる勝海舟

2020-03-29 18:51:53 | 日記
世の中が暗い状況の中でも世の中のために動く勝海舟。
「当時人心恟々として、おれは常に一身を死生一髪といふ際に置いて居た」(勝海舟「氷川清話」より)
悪い状況でも悲観することなくマイナスをプラスに転じる勝海舟。
「世間の風霜に打たれ、人生の酸味を嘗め、世態の妙を穿ち、人情の微を究めて、しかる後、共に経世の要務を談ずることが出来るのだ」(勝海舟「氷川清話」より)
がん哲学外来の創始者である樋野興夫先生は「マイナス×マイナスはプラス」と言われます。
正に今そのときでしょう。
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しみじみ考えさせられましたー徳田靖之弁護士活動50周年記念講演録

2020-03-28 19:00:19 | 日記
「人間って過ちを犯す。その過ちを恥じ入り、消え入りたいという思いを抱えながら、その過ちを乗り越えていくことを繰り返していくことで、多分、私たちこの人間社会は進化してきたんじゃないかと私は思うわけです。だから、過ちを犯すことを恐れない、過ちを犯したら逃げない。もう消えてしまいたいという思いを抱えながら過ちを乗り越えていくと、多分そこに、私なりの言葉ですけど、喜びに満ちた進化があるのではないかと私は思っているわけです」(「徳田靖之弁護士活動50周年記念講演録・伝えたい想いーいのち・くらし・人権」より)
大分の弁護士で薬害エイズ・薬害肝炎・ハンセン病国賠訴訟など被害者や弱い立場の人々の立場に立って多くの裁判に関わった徳田靖之弁護士の講演録をじっくりと読みました。この講演録からも多くの力強い教えを頂きました。私も薬害肝炎訴訟等の被害者支援活動に関わる中でお会いして勇気づけられました。支援活動に関わり壁にぶつかった時にお言葉を頂き自分の足りなさに気づき活動を続けてこられることが出来ました。感謝の気持ちで一杯です。これからもこの気持ちを大切に被害者支援活動に関わっていきます。
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人は力ではなく心で動かすものー勝海舟

2020-03-25 21:53:56 | 日記
以前、NHKの大河ドラマ「天璋院篤姫」に出てきた勝海舟の一コマが印象に残って今でも思い出します。勝海舟が松平春嶽邸で薩摩の帯刀と対話する場面ですが、兵を率いて力ずくで幕府に圧力をかける薩摩に対して勝海舟は小松帯刀に人は力ではなく心で動かすものだと諭しました。この「人は力ではなく心で動かす」という言葉がとっても気に入って勝海舟らしいなあと感じ入っています。
現代でも政治の世界などは権力で物事を推し進めようと民意が全く反映されなく、現代に勝海舟のような政治家はいないものかと残念でなりません。人と人との心が通じ合えばどんなに大変な状況でも社会は明るい方向へ進むのではないでしょうか。どんな時でも一番大切なのは人の心でしょう。
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こういう時こそ勝海舟に学べ

2020-03-23 21:34:30 | 日記
「活学問にも種々仕方があるが、まづ横に寝て居て、自分のこれまでの経歴を顧み、これを古来の実例に照して、徐かにその利害得失を講究するのが一番近路だ」(勝海舟「氷川清話」より)

世情大変な時でありますが、こういう時こそ勝海舟のように、外に出れず困っていたら、これ幸いと家で歴史書をゆっくり読んで自分の生き方を振り返ってみるのが一番でしょう。人は忙し忙しいと言って自分を忘れ仕事にまい進しますが自分を見失うと失敗して何をして良いのか迷ってしまいます。勝海舟なんかは自分の哲学を持ってしっかりと幕府に提言するとお役御免となり暇になるとこれ幸いと家で寝っ転がって歴史書を読みます。それが糧となり幕府崩壊の一番大変な時に幕府の最高責任者として戦争を回避して江戸の民を救ったのです。
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