笑顔の江川

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尊敬する勝海舟や田中正造のコメント

「幕末の水戸藩」を書いた山川菊栄ーこの関係が面白い

2023-08-30 13:42:14 | 日記
山川菊栄としえば社会主義運動家ーその山川が尊王攘夷の震源地である水戸藩を描くのは?
答えは山川菊栄の実家は水戸藩儒者の青山家で祖父は徳川斉昭に仕え「大日本史」編纂事業にも関わっていたから、水戸藩とかなり関係が深いということですね。
最初はどうしてと思いましたが、右から左へと幅広い思想体系を経験する山川菊栄に関心を持ちました。
歴史探索もそろそろ右から左へ人物を見てみたいと思います。
天璋院篤姫も言っていました「一方聞いて沙汰するな」そう右も左も歴史の中でよく見てみましょう。
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社会問題に関わった明治の女性は熱い

2023-08-29 17:05:54 | 日記
幕末動乱、明治維新と武士である男性中心に目が行きがちですが、時代の変わり目の中で力強く生きる女性も多くいました。
明治に入ると特に教育・社会問題に多くの女性が活躍しています。
明治の社会問題の一つに足尾鉱毒事件があります。日本最初の公害問題と言われ足尾鉱山から出た鉱毒が渡良瀬川流域を汚染して多くの被害民が出てしまいました。
足尾鉱毒事件の被害救済に奔走した田中正造は有名ですが、被害者支援には潮田千勢子が精力的に関わりました。
潮田千勢子は被害地を訪れ、その惨状に愕然として鉱毒地救済婦人会を設立して、講演会を開催したり救援物資の調達や被害民のための治療所の設立などに奔走しました。
社会問題に関わった明治の女性は熱いです。
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どうも日本の舟が傾いているようだー歴史と哲学を忘れた現代

2023-08-28 18:33:39 | 日記
天候の暑さも温暖化に気づかず、気候の変動による異常気象もすぐ忘れ、世の中の社会問題も他人事、政治に至っては危険水域の支持率でも目もくれず、じわじわと人が気づかないところで日本の舟が傾いているように感じます。
日本近代史を見ると右に左に揺れ動き、その中でも危機感を持って右も左もしっかりとした哲学を持って動いていました。確かにどちらかに力が傾き始めると波乱含み世の中になりますが、そのような状態でも確固たる遠い将来を見据えて動く人物はおりました。現代はどうでしょうか。
勝海舟は幕府の軍艦奉行並だったころ幕閣から海軍の人材育成にどのくらいかかるかと聞かれ、500年はかかります、と言って叱られました。勝海舟の生きた時代から現代はまだ500年もたっていません。勝海舟の創る舟は、今よりまだ先のことを見通しているのでしょう。
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王子がん哲学外来9周年に向けてーこれからも地域に根ざした活動を

2023-08-27 17:22:43 | 日記
今日は王子がん哲学外来のスタッフ会議をいつもの北区NPOボランティアぷらざの会議室で行いました。
9月で王子がん哲学外来も9周年ー北とぴあの会議室で9月18日に9周年記念行事を行います。
今回はスタッフのメンバーに薬剤師がおり訪問薬剤師としてのお話をしてもらいます。
王子がん哲学外来のメンバーはがん患者本人や看護師、薬剤師もいてお互いに学び合っています。
また北区王子の地域に根ざした活動を行っており地域の団体との交流も図っています。
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寺子屋江川塾ー高場乱を分かち合う

2023-08-26 20:00:22 | 日記
今日は寺子屋江川塾で幕末から明治にかけて生きた福岡の女医で自らの塾で明治に多くの人物を輩出した高場乱を取り上げました。高場乱と聞いても分からない人が多いと思いますが、頭山満や玄洋社のメンバーの多くが高場乱の教え子で明治を活躍しています。玄洋社は戦後GHQにより国粋団体として解散させられネット検索をしても日本最初の右翼団体とみられている開設されていますが玄洋社が掲げる三憲則は、勤王・国権・人権で設立当初は自由民権活動を行っていました。頭山満も中江兆民とも交流して右も左も幅広い人材交流をしていました。特にアジアの独立運動に深く関与して朝鮮・中国・インドの活動家を援助していました。世間の評価ばかりが捉えがちですが、歴史を深堀すれば、歴史の評価、人物の評価も変わってきます。歴史上の人物はその一生涯を見なければ分かりません。自分自身がしっかりとした歴史と哲学を持つことが大切だとあらためて感じた今日の寺子屋江川塾でした。
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