豚語を理解する

私自身が農場へ本格参入してから、早いもので３ヶ月が過ぎてしまいました。
２月末まではどちからというと精肉の仕事の方がメインでしたが、もう何年も農場の仕事をやっていたような不思議な感覚になる今日この頃です。



ところで、豚に毎日毎日接していると分かってきたことがあります。
それは「豚語」です。



もちろん豚の鳴き声の事でもありますが、大事なのは豚の発するオーラ（雰囲気といった方が良いかな？）を感じ取り、そのオーラに答えてあげることが重要。



具体例を挙げてみると・・・

「腹減った！飯食わせ！」
「今日はお腹いっぱいやから、餌いらん・・・」
「暑い！扇風機まわして」
「寒い！開けっ放しの窓、閉めてんか」
「ピッカー（水飲機）壊れとる！はよ修理せー」
「今日は体調悪いねん。そっとしといて」
「この餌うまい！」　　などなど。



別に大した事じゃありません。
ペットを飼っている方ならこの感覚、分かってもらえると思います。
ただし、ペットとは違い、私の場合は相手が約６００匹くらいだということ。



で、もし１匹の体調不良豚がいるとすると、その　１/６００　を探すのが私の毎日の最も重要なお仕事。
まるで「ウォーリーを探せ！」の豚バージョンです！！！