ウソがウソを必要とし、際限なく落ちていく。そして、決着はトカゲの尻尾切りとなる。その道を模索しているのが、官邸のようだ。どこのシッポでことを終わらせるか。
官僚組織でいえば、キャリア官僚でない部分のことが、タレントコメンテーターの口で言わせ始めた。ここが落としどころなのか。そんな情報がどこから出ているのか。
大阪府に近畿財務局から、5度も訪問があって、認可を迫る動きがあったと報道されている。忖度の実態である。証拠である。
そこには、いかに、日本を、昔の日本にかえしたい、取り戻したい、という権力の熱意があることを示している。教育勅語の言わんとするところは、一朝ことあれば、一身を投げ出せ、すべてを国のために差し出せということにある。
個人の権利、自由、人間としての人権など、完全否定である。有害な危険思想としての結論がみえる。国のためなら、なんだって犠牲にする。そんな思想からは、トカゲのシッポ切りなど、当然の作戦である。そんな具合に森友事件は進んでいくのだろう。
これが、こんなやり方をしていることが堤防を突き崩す蟻の一穴となるかどうかは、今後の成り行きにかかっている。さて、マスコミがどう扱うか、国民がどう反応するかである。
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