マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

富士神社の「鎮火祭」

2014年08月28日 | 町内会

 6月30日に、富士神社の山開きの際灯された火は、今日8月28日に鎮火の日を迎えた。鎮火の儀式をもって、篝火は奉納され、もって篝火は消えゆくこととなり、ここに山じまいと相成った

 私は19時少し前に神社を訪れた。生憎の雨模様とあって、祭壇は社務所軒下に設えられたが、神社境内には、笹の木を囲むように縄張りされた、5m四方のエリヤが組まれ、篝火用の台座も立てられていた。午後7時少し過ぎ、火が点けられ、火は赤々と勢いよく燃え始めた。
 富士吉田にある富士浅間神社の火祭りは、毎年8月26日の「鎮火祭」と、27日の「すすき祭り」の2日間にわたって行われるそうだ。その翌日と定められた富士神社の鎮火祭は、毎年8月28日に冨士講の方々によって執り行われる。今では神社境内のみで行われる、この鎮火祭り、以前は違っていた。




 私がここ富士前に引っ越ししてきたのは、1983(昭和58年)9月末。その翌年の8月に、本郷通り沿いに、駒込駅近くまで、篝火の台座が用意され、台座ごとに薪が乗せられている光景を目にしたのだった。我がマンション前にも同じものが用意された。19時過ぎ、神主を先頭に冨士講のメンバーが続き、各篝火台に火を点けに回って来たのだった。
 6月30日から7月2日の、賑やかな山開きにも吃驚したが、この鎮火祭にはもっと驚かされた。面白いところに引っ越ししてきたものだと、この夏の風物詩を喜んだのだった。2
0年ほど前から、消防署からのアドバイスあるいは警告があったのだろうか、篝火は境内に限定されてしまい残念である。暗闇での篝火は幻想的でもある。客人が来ていることもあり、火の最後を見届けることなく、早々に神社を後にした。
 


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