テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

ありがとう平成!ギターの思い出・。・。・

2019年04月30日 | 楽器
今日で平成が終わるのだ

平成生まれの人はより思い入れも深いような気がする

昨日はテレビなどでも
”GWの渋滞情報”と”平成の振り返り企画”の二本柱だった

ここ最近は当ブログも非常に安定しているのだ
先日も仕事の都合で約1週間ほど更新できなかったにも関わらず
多くの読者にご訪問いただいた
激減することもなく安定していたのだ

超常連読者の方々には心より感謝したい😊 

平成は私のギターライフにとっても最重な時期と重なる
昭和にギターを手にしてギターの楽しさを知った
平成生まれの人は信じ難いと思うが・・
ギターが弾けるだけでモテモテという時代だった

昭和から平成に元号が切り替わる頃に社会人としての生活をスタートさせた
最もギターと遠い関係にあった時期と重なる
新生活の心労からギターなど手にする気にもなれなかった
・・というか楽器を持っていなかった

若い頃(子どもの頃?)に持っていたギターが何故だか消失していたのだ
捨てたのか?友人に譲ったのか?
安ギターながらも相当な本数のギターを持っていた
知り合いに楽器に近いところで働いている人がいたのだ
そんな関係からこの時代にしては容易にギターが手に入ったのだ

おそらくこの頃に存在していたメーカーは全滅していると思う
輸入ギターはアメリカ製だけだった時代
超一流のプロだけがそんな高級ギターを手にしていた
楽器店も一部の大手がガラスケースに入れて陳列していた時代

まぁ、この時期のギターは今となってはあまり価値がないようだ
タマ数も多いのだ
ギターの価値は時代背景とニーズが決める

むしろ、この時期の日本製のメーカーのギターは激レアなのだ
ヴィンテージでもあり
所謂『ビザールギター』にも通じる部分がある

記憶に強く残っているギターが何本かあるのだ
メーカー名は忘れたが・・
レスポールのコピーギターなのだ
何故だか純正のギブソンのハードケースに入っていた
とにかく金属パーツの劣化が激しいギターだった
当時、中学生だった私は研磨剤などで磨いていたのだ

”金属劣化が美しい・・”

と言われる時代が到来するとは夢にも思っていなかった

穴のあいたデニムはゴミ箱行き・・
とにかく、消費の時代だった

行きつけの楽器店でそんな昔話をすることがあるのだ
店員さんは皆私よりも若いのだ
社会的には十分にオジサンだが・・
私から見れば若者に映る

「その時代の弱小メーカーのギターって貴重ですよ」
「実際に残っているギターが少ないですからね・・」

実はこの時期の所有していたベースを友人が持っているのだ
大学に入学した時にベースに興味があるという友人に譲ったのだ
その頃の私はベースの弾き方も知らないし興味も無かったのだ
そもそも宅録というシステムも無かった
当然ながらパソコンも存在しない
ベースを弾けない私が持っている意味がない
その友人は今でも持っているという
「弾いてるの?」
と私が尋ねると首を横に振るのだ
「たま~に触る程度だね」
ゲームやスマホに夢中の彼の息子はベースには無関心らしい
本音としては買い取りたいのだ
今の私ならば、有効に活用できる気がするのだ

安ベースながらも40年近い時を経た材の風合いを感じてみたい
ちょっとだけ弾いてみたい気もする

友人が独身ならば行き来も簡単だが・・
家族持ちの場合にはお宅訪問はかなり難易度が高い
「今度の飲み会にベースを持ってきてくれない?」
も言い出し難い・・
「お前の自宅の近くまで車で行くよ」
も怪しい・・
正直な話、買い戻しは諦めているのだ

何でも捨ててしまう私に対して、
物持ちが良い友人に少し驚いているのだ

生まれ育った文化の違いを感じる
私は親が似たような感じなのだ

やはり影響を受けるようだ
ど~でもいいようなくだらない物を買ってしまう癖も親譲りなのだ
最近はこの病気?も少しだけ治まってきた感がある

必要な物を考えて買えるようになったのだ
必要な物を購入するのは正常なのだ
一方でど~でもいいような不要品をついつい買ってしまう人は注意が必要らしい
「そんなの分かって買ってるんだ~」
というのはさらに重篤な症状だと何かの書籍で読んだことがある

余談だが・・
私は脳科学系の書籍が大好きなのだ
大学でも数年間心理学を学んだ経験があるのだ
この経験が活きているように感じるシーンも多々ある

平成におけるギター的な重要なトピックが幾つかある
ギターを復活させたことも大きいが・・
DAW環境の導入が最も大きいといえる
つまりはパソコンの導入なのだ
パソコンを始めた頃には映像が画像などの加工に夢中だった
音楽を導入するのは二台目のパソコンの後期くらいなのだ
以前にもお話したが・・
DAWソフト導入の背中を押してくれたのは行きつけの楽器店の店員さんなのだ
今となっては笑えるが・・
当時の私には
”勇気ある決断・・”
だった
一曲完成するまでが長かった
パソコンを床に叩きつけたくなったこともあった
基本的に冷静なタイプの私を熱くさせたのも音楽だった
今も別の意味で私の心を熱くさせてくれる

若い人には分からないと思うが・・
中年おじさんになると色々な意味で終わっているのだ
若い人はお父さんや会社の上司などに訊いてみていただきたい
とにかく終わっているのだ

プロペラ機で喩えるならば・・
片側のプロペラの回転数が落ちている状態なのだ
即墜落はしないが・・
快調に飛行を続けられる状態でもない
そんな感じなのだ
集中力も欲求も身体的な能力も劣っているのだ
何と言うか・・
何事においても無気力な状態に陥る
若い頃に楽しいと感じたことに反応しない自分がいる

終わっているのだ

そんな私に自分らしさとやる気を感じさせてくれるのがギターなのだ
人間には少なからず自己顕示欲がある
それを満たしてくれるのが当ブログなのだ

当ブログが無ければ買っていない機材も多いように感じる
正直な話、ギターやベースも上達していない気がする
特に背中を丸めて猛練習した記憶はない
しかしながら、
ブログのネタを作る為に必死になっていた時期があることは否定しない
結果的にそれが楽器の練習になっていた気がする

その影にはいつも読者の皆さんの姿があったのだ
志を同じくして楽器を始めブログを立ち上げた同志も少なくない
新規に参入しては去っていった・・

そんな姿を多々見てきた
要するにモチベーションが維持できないのだ
その理由の一つが訪問者数の少なさにある
「ど~せ俺のブログなんか誰も読んでないだろ?」
読む側も大変だろうが・・
書き手側はその何倍も苦慮しているのだ
ネタを探し、文章を組み立てる
更新頻度を維持する為に無い引き出しを探る日々・・
そんな生活に嫌気がさしてしまうのだ

ちなみに私の場合にはストレスどころではない
ストレス発散になっているのだ
定期的にブログで気持ちを吐き出すことで平静を保っているのだ
時に音であり、文章でもある

ブログ冬の時代・・
と叫ばれる中でいまだにブログを続けている同志が何人かいる
ある意味で達観している感がある
「訪問者なんかあんまり関係ないよ」
「うん、俺のブログは備忘録だから」
色々な事を気にしないならば永遠に続けていけるのだ
人それぞれだと感じる

私は自分が不要だと感じた時点で身を引く覚悟があるのだ
私の中には武士の魂が宿っているのだ
「えっ? 何言ってんの?」
これが昭和魂なのだ

平成生まれの若者に唯一足りない部分でもある
それが良いのか?悪いのか?
結果はすでに出ている
現状の日本の有様を見れば分かる
努力と工夫を出し惜しみした結果が如実に表れている

「結果なんか気にしないよ」
実はギター弾きにもこういうタイプが増えている
ブログの訪問者数もギター練習の成果も期待していない
当然ながら、血が滲むような努力をするはずもない
ただ、日々をダラダラと過ごして時間ばかりが過ぎていく
分岐点にさしかかると躊躇なく楽な道を選ぶ
そんな感じで生きてきた人たちがギター界の隅に溜まっているのだ

アクティブかつクリエイティブな人は別の分野に行ってしまった
言葉は悪いが・・
ど~でもいいような古参のおじさん達が居残ったのだ

ギターを趣味にする素人のおじさんも
生活の糧に楽器を販売するおじさんも同じ

平成という時代で音楽も変わった
楽器演奏よりはダンスが主体になってきた
弾くより踊りたいという若い層が増えてきた
そこにギターは不要なのだ
生ドラムも不要なのだ
プロの現場でもそんな風潮が広がっている
楽器が上手いプレイヤーよりも
『打ち込み』に精通している技術者が求められる

楽器が演奏できなくても打ち込みは出来る
これはかなりのツボなのだ
「俺さ ギター弾けないけど作曲したんだよね」
という夢を具現化してくれる

厳密には突き詰めれば
楽器が弾ける人の方が打ち込みでも才能を発揮する
打ち込みに関しては別の機会にお話したい

そんなこんなで音楽やギターを取り巻く環境も激変したのだ
何でもかんでも値上げの時代だが・・
実はDAWの世界に関しては大幅値下げなのだ
これに気づいているのは古くから愛用している古参層だけなのだ
先日私が購入したcubaseも機能充実&値段据え置きなのだ
技術の進歩と企業努力を感じてしまう
ユーザー獲得の為の苦肉の策なのだろうか?

私がブログを始めた数年前までは弦高や弦の話などを夢中でしている人が多々いた
今はどうだろう?
検索しても上位にヒットすることはない
弦高で検索すると数年前の埃をかぶったようなブログにヒットする
弦はどうだろう?

ネットショップの販売サイトが表示される
もはや、ギターに関しては電子カタログや注文票なのだ
「え~と、俺が好きな弦はあるかな?」
「おっ バーゲンやってるよ~買うか?」
という感じだろうか?

当ブログでも弦についてはあまり触れなくなった
そもそも、書くこともないのだ
エレキもアコギも現状維持なのだ
「弦の滑りが悪くなったから弦交換したよ」
で終わってしまうのだ

当たり前だが・・
読者の皆さんが興味ないネタは深追いしない
一方で反応が良い(興味ある)ネタはさらに深く掘り下げるべきだと考える

この平成という時代において私は読者の皆さんに色々と教えてもらった
ギター弾きとして何を追求すべきなのか?
時代は何を求めているのか?
は意外に重要だと思う

楽器業界のプロ達はギターに背を向けて悲観的なのだ
数字しか見ていないことが覗い知れる
次にこうじる策を練る気などないように感じる
「ギター人口減ってるから・・」
何故減っているのか?については知ろうともしない
考えようともしない

何故スマホが人気なのか?
便利で楽しいからなのだ

つまり、ギターにおいてもそれ相応の魅力があればお客さんは戻ってくると思う
新規のユーザー獲得も非現実的な話ではない気がする

私は楽器の販売を資格制にすれば良いと提案しているのだ
それ相応の給与の確保も必須だと思う
最終的には販売員の士気向上を狙うのだ
カタログスペックをペラペラと語る店員さんは不要の時代が来る
より専門的な知識と技術が求められる時代が到来する
それに備えた準備が必要だと私は考えている

一個人の私がギターを語るといつもギター論や楽器論に至る
「俺だけが幸せなら良くねぇ!?」
という考え方は嫌いなのだ

私に楽しみを与えてくれるギターやギター界と共に歩み成長していきたいと願う
少し臭く感じると思うが・・
これが本音なのだ
平成最後なのだ

臭くでも良い
笑われても良いと思う
あえて熱く語りたい

ギターは終わっていないのだ
ギターの存命は読者である皆さんにかかっているのだ
とりあえず、ギターに興味を持つ部分から始めれば良いと思うのだ
そんな気持ちが購入に繋がればなお良いと思う

私の知り合いに
”ギター買わないぞ!宣言・・?”
をした者がいるのだ
どうやら、手持ちのギターを持て余しているようなのだ
「ギター弾かないなら売っちゃえば?」
と私が言うと怒るのだ
手放すつもりもないという
こういう中途半端な層が私の周囲にも増えている

ここ最近はキラッと光る『金の卵』のようなギター弾きに出会っていない
プロにもいえる
ギター業界や音楽業界を牽引していくような逸材は出現するのだろうか?
気づけば、居残っているのは微妙なおじさんだけなのだ
「ギターってエコじゃねぇ!?」
「金がかからね~趣味だよな」
「とりあえず弦交換してればOKな」
「そんでさ たまに気が向いたら」
「ブログでリポるわけよ どうよ?」
どうもこうもないのだ

これは私の知り合いのおじさんの口癖なのだ
まぁ、こんな感じなのだ

疲弊しきっているのだ
各ユーザーの声はいまのギター界を反映しているように感じられる

スター的な存在が生まれない理由もそこにある

某有名ブランドのギターも日本人相手に付加価値をつけて値段をつり上げていた
利益と売り上げを確保する為なのだ
そんな短絡的な販売戦略も終わりと遂げた
日本のおじさん達が気づいてしまったのだ
色々な事に気づいてしまったのだ

高いギターを買ったところで腕前が上がるわけでもない
安い価格帯のギターが意外に良いことも理由になっている
一部の中古信者?の声に翻弄される人も少なくない
まぁ、本当に近年は色々な変化が訪れた

面白い事に私は何も変わっていない
世間の流れを情報として受け入れるが取り入れた記憶はない
何故だろうか?

平成最後もダラダラと長いが・・
とにかく語りたい事が溢れているのだ
自分の中でも整理がつかないほどなのだ

最後に整理しておきたい
ギターに関しては今後、材料が不足する
ギター向けの良質な材料の確保が難しくなる
現在でも家具などに用いる材料で一部のパーツを作っている
廉価モデルの話だが・・
追々に上級モデルに波及すると思う

DAWやハード系のエフェクターはこれからも進歩する
値段は不明だが・・確実に進化する予感がする
購入したzoomのマルチでそれを強く実感したのだ
実は先日、GT-1000を試す機会があった
値段はアレだが・・
とんでもなく良い音なのだ
良い音というよりはリアルが増しているのだ
もはや、プロでも聴き分けができないレベルなのだ
その高額な価格設定から購買層が見えてこないが・・
間違いなく世界最高峰なのだ
リーズナブルなマシンにもそんな技術が波及すると思う

弦やピックも地味ながら進歩している
コーティングなどの技術的な部分は頭打ち
特殊な素材を使うことをユーザーは好まない
それに伴い値段が高くなることを歓迎しない
それ故に技術開発が進まない
先日話題になったブライアンメイ御用達のゴールド弦はかなり良い
ルックスだけではなく
かなり良質な音を奏でる
弾き心地も上品なのだ
しかしながら価格が高い

”購入層を選ぶ弦・・”
という特殊な立ち位置なのだ

闇雲に値下げするのもダメだと思う
品質を下げるのは死活問題に発展する
私も過去に某メーカーの弦を愛用していたが品質低下で乗り換えた
ギター好きであり変態だからこそメーカーの意図や怠慢が見えてくる

”仏の顔も三度まで・・”
4回目で今のghs弦に乗り換えた
突出した部分もないが悪い部分もない
可も無く不可も無くも『性能』だと私は考える

音楽の楽しみ方について・・
バンドは古い!
現代は個人の時代

他人に時間を束縛されることを嫌う
如何だろうか?
そんな理由で結婚しない人が増えているそうだ
何でも自由というのも拍子抜けしてしまう
時に縛られ、厳しくされるからこその自由時間という考え方もある

この連休も平素暇な人にとってはあまり実感がない
「俺って基本的に暇じゃねぇ!?」
「特に時間とかに追われてね~よ」
激務に晒されているお父さんにとっては憩いの時間
まぁ、家族サービスの方が辛いと嘆く諸兄も少なくない気がするが・・
仕事の緊張感と比較すれば楽な気がする

古くから宅録はあるが・・
これから先も『1人遊び』が加速すると思う
何でもかんでも1人は寂しいが・・
音楽やギターに限っては仲間は不要だと私は考えている
はっきりいって面倒臭い

ダラダラとおじさんがセッションするのは容易だが・・
おじさんが集まり、
作品をつくるなど夢のまた夢・・・

余談だが・・
昨日、youtubeで若き日の『カシオペア』のライブを観た
時代を超えたハイセンスに感動したのだ
全員が上手い!
特に歌がないフュージョンやジャズ系では楽器が語る
ギターだけが上手くてもダメ

学生時代にバンドを組みたくて友達を寄せ集めたことがある
お金持ちのドラマーとギターの私なのだ
結果は散々だった
ベースが下手なのだ
サブのギターもダメダメなのだ
女子の鍵盤も加えてみたが失敗した
唯一楽譜が読めるピアノ女子なのだ
逃げられたのだ

学園祭のインスタントバンドなど色々なバンドに加入した
他のバンドにサポートして参加したこともあった
気づいたことがある
ゲストは美味しくない
自分がリーダーであるべし!なのだ
リーダーは楽ではない
疲れ果てる
「1人が楽かもね・・」
疲れ果てた私はアコギに転向したのだ
まぁ、色々な出来事があった

ちなみに上記の話は昭和の話なのだ

平成の前半10年以上は『ギターレス』なのだ
後半の20年は『ギター馬鹿』なのだ
まさに天と地の違いなのだ

私の人生は波乱続きなのだ
リアルライフでも天国と地獄を見てきたのだ
当ブログなのでリアルライフに関しては割愛したい

平成は念願の訪問者数2000人超えを達成した年代でもある
初回は本当に興奮した
それ以降は数十回ほど良い思いをさせていただいた
現在は2000人を超えることはないが・・
それで良いと思っているのだ
勢いだけで飛びつくような層はいらない

先週まで行列が出来ていたラーメン店が今週は閑古鳥・・
そんなことが平然と怒る時代なのだ
流行れば廃れるのだ
むしろ、安定しているという部分に魅力と意義を感じる

平成最後に一言・・

「平成ありがとう!」
「読者の皆さんに感謝!!」



本日は時間を見つけて更新予定なのだ
お時間がある方は遊びに来ていただきたい😋 


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伝説のピグノーズアンプで遊んでみた

2019年04月29日 | 楽器
クラプトンも愛用していた伝説のピグノーズアンプ

色々なプロギタリストに愛用されていたらしい
偉大なるクラプトンの影響も少なからずあるような気がする
クラプトンはロック&ブルースの先駆者的存在なのだ

ちなみにクラプトンはギターにアンプを直結して使っていたようだ
アンプをフルアップした歪みがお気に入りだったようだ

私も実験したが・・
近所から苦情が来ると思う
音楽嫌いの人にとってギターアンプの音は騒音なのだ
その辺りの理解と気遣いが音楽ライフのポイントになる

ピグノーズアンプは単三電池を6本使用するのだ
私はアルカリ電池を使用している
いつ交換したのか?忘れてしまうほど長持ちするのだ
余計な機能がないという部分も貢献していると思う

気軽に使う為により実践的な組み合わせを研究していた
私はアンプの特性を活かす為にオーバードライブを前段にかます方法が好きなのだ
このエフェクターは超お勧めなのだ
限定300個で生産されたレアなモデルなのだ
ネットなどで見かけた場合には即ゲットした方が良い
ちなみにツマミが白いタイプは普通に流通しているのだ

今回のギターはアリアプロ

フロントシングルの並列モードを使用してみた
弾き比べてみるとやはりレスポールの音は独特だと感じる
良い意味で音のレンジが狭い
非常に不器用な側面をもったギターだといえる
私には密度が詰まったような音に感じる
決して弾き易いギターとはいえないが魅力的なギターだと思う

一方のアリアはスペック的にはかなりレスポールに似ているが・・
音が軽い、加えて音に広がりを感じる
背面のスプリングやブリッジの固定方法による部分が大きいと思う
これはストラトにもいえる

クラプトンはアームを使わないことで有名なのだ
それならばと商魂を燃え上がらせたフェンダーがクラプトンに内緒で
アームレスのストラトのプロトタイプを制作したのだ
ギターを手にしたクラプトンが機嫌を損ねた話は有名な逸話なのだ
スプリングの響きも含めてのトレモロユニットなのだ

私はこのての蘊蓄(うんちく)話が大好きなのだ

今回はzoomR-8のコンデンサーマイクで録ってみた

アンプを横に寝かしてマイクにスピーカーを近づけてみた
想像以上に太い音が録れた
意外にもマイク録りに負けていない気がする

簡単に録音が出来るのも大きなアドバンテージになる
今後も何かと音楽制作に生アンプが登場する機会が増えそうな予感なのだ

余談だが・・
フェンダーのミニアンプは機会を見つけて実機を弾いてみたい
気に入れば購入するつもりなのだ
行きつけの楽器店に仕入れてもらうのも一考だが・・
場合によると迷惑になってしまう


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楽器店ご用達の100円電池の実力?

2019年04月29日 | 楽器
刻一刻と平成が終わりの時を待っている・・

昨日は私なりにこの時代を振り返りながらギターを弾いていたのだ

昭和にギターを手にした私は長いブランクを経て平成でギターを再開したのだ
ギター再開からは概ね20年くらいが経過していると思う

ギターのキャリアを云々言う人も多いが・・
趣味でギターに触れている素人の場合にはあまり参考にならない
思い立った僅かな時間だけギターに触れる(弾く?)中年おじさんの30年
と毎日数時間にわたりギターを弾き倒す学生さんの3年では密度が違う

何事においても短期的に集中する方が高い効果が得られる
ダラダラ弾きには良いことは何もない

つまり『ギター歴』など何の意味も持たないということ

自称ギター歴数十年のおじさんがそれっぽい事を言うことも多い
ギターを知らない初心者には
自称ベテランの声はどのように届いているのだろうか?

言葉は悪いが・・
現代は猫も杓子もネットに発信できる時代になった
自分が言いたいことを躊躇なく即発信できる環境が整った

それ故に
”ど~でもいいような情報・・”
が交錯しているのも事実

ギターに精通してる人はそんなムダ話を笑って見ている(読んでいる)のだ
もちろん、そんな事を言っている私も
そんなど~でもいいような1人でる事に違いはない気がする

しかしながら、私には『音』がある
実際の音をお聴きいただく事で読者にジャッジを委ねているのだ
私の言葉と音が合致した方にはそれなりに言葉が心に届いていると思う
まぁ、世の中は広いのでアンチ派も少なくないとは思うが・・

その辺りの層を気にしていたのではギターブログなど発信できない
万人を満足させる料理など無いのと一緒
音楽やギターの音にも好みというものがある

常に気をつけていることがある

”リアルをお伝えする・・”
という事なのだ

そこに嘘や誇張があってはダメなのだ

私の知り合いにもブログを書いている者が何人かいるが・・
笑えるくらいに口八丁な内容なのだ

”言うは易し・・”

という感じだろうか?

巷の読者の目と耳は厳しい
実体が無いものなどまったく信用していないと思う

本人はそれに気づいているのだろうか?

まぁ、何だろう・・

「カクだけで俺、満足・・」

という人がいることも事実

あえてそれを否定はしないが・・

当ブログはそんなブログとは積極的に差別化を図りたい

存在する意義を平成最後に自問自答しているのだ


という前置きはこの辺で・・・

昨日、レコーディングの途中で電池が切れたとお伝えした
中身はこの電池・・
楽器店ご用達の100円電池なのだ

この電池を扱っていない楽器店がないほどの大定番

実は昨日の使用の時点でランプは点灯していた

ランプの点灯はあくまでも『目安』である事を知った
実は電池が切れるまで交換しなかった経験がないのだ
スタジオでの演奏でも簡易セッションでも事前に交換しておくことが多い

「そろそろ交換しておいた方がいいかな?」

という感じなのだ

今回の件で気づいたことがいくつかある
楽器店のリーズナブル電池は想像以上にロングライフであるという事

前回交換したのがいつなのか?
忘れてしまうくらいの長寿命

特に歪み系は電池の持ちが良いと言われている
アダプターで使用する人も多いが私は『電池派』なのだ

以前にはペダルボードを組んでいたこともある
実は現場で不要ということも多かった

三個程度のペダルならばバラバラに運んで方が楽なのだ

こんな感じでセットするだけと簡単なのだ
自宅でもスタジオでもこの流れなのだ
簡単なのだ

マーシャルやレクチのような歪むアンプにはディストーションは不要
ジャズコやTwinのようなクリーン系アンプでは歪み二台が定番
色々と試してみるのも楽しい

エフェクトの数が増えればセッティングにも時間がかかる
少数ならば、その前後を入れ替えて試すことも可能なのだ

私は誰よりもセッティングが早い
そして撤収も激早なのだ

何かあればエフェクターのお話をしてみたい

話は変わるが・・
昨日、久しぶりにアンプを録ってみた
とても楽しかったのだ
録り音も良かった気がする

「何かチビなアンプが欲しくなってきたなぁ・・」

誰でも気軽に買えるような小型で安価なアンプに興味がある
そんなアンプで良い音を出す(録る)ことに萌えるのだ

若い頃にクラプトンもピグノーズでレコーディングしたことがある
ポールギルバートもツアーには電池アンプを持参するという
レコーディングに使ったこともあるらしい

ジミーペイジも小型アンプ好きで有名なのだ
マーシャルだと思って聴いていた音が20Wの小型アンプだったということも多い

同じくジミヘンも小型アンプを愛用していた
名曲『LittleWing』もFenderの小型アンプで録ったものなのだ

実際のところ、古い時代のデータは曖昧なのだ
レコーディングに参加していたスタッフも高齢になる亡くなっている人も多い
ギタリスト本人も記憶が曖昧ではあることが多い

「そんな古い話は覚えていないよ・・」

マルチエフェクターもパソコンも無かった時代の話なのだ
その場の感覚と感性だけで音をクリエイトしたのだ

つまりは数値化したデータや記録が
どれほど無意味であるかということの証になる
ネット上でもやたらと機材データを知りたがる人がいる

「エフェクターとかのセッティングを教えてもらえませんか?」

初心者が脱初心者に訊いたところで何の活路が見いだせるのか?
ネットは情報の宝庫でもり、同時に面白ネタの坩堝でもあるのだ

読んでいるだけでも結構楽しかったりするのだ

脱線してしまった・・
そんなこんなで小型アンプを調べていた

可愛いアンプを見つけた
シンプルなのだ
過去に同社のアンプでモデリング系のアンプを買ったことがある

ブルースからメタルまでOK!

という謳い文句に惹かれたのだ

若い頃には迷いが多い
誘惑も多い
万能というアンプがあるはずもない
それに気づいたのはここ数年
1万円前後のトランジスタアンプで何でも出来るならば
真空管アンプなど不要ということになってしまう

しかしながら、求める音の方向性が明確ならばアリだといえる

「クリーン系から軽いクランチで弾きたいんだよね」

実はこんな用途の場合には小型アンプの方が向いている
先にも述べたように大型アンプでクリーンが可能ならば
ジミヘンはLittleWingをマーシャルで弾いたはずなのだ
まぁ、ライブなどで披露する場合にはそうい事もあったようだが・・
機材を選択できる状況においては適切なアンプを選択していたようだ

現代においてもレコーディングでは歪みとクリーンを使い分けているプロも多い

トランジスタアンプ=初心者向けアンプ

という固定観念は古い
古すぎる・・
まさに昭和臭ムンムンなのだ

出来るギター弾きは融通がきく
発想が斬新で柔軟であるべきなのだ

高級アンプで良い音を鳴らしても誰も褒めてくれない
しかしながら、5000円の電池アンプで良い音を出せば賞賛される

多くの賛同を得られると思う

上手いとか下手という話ではない
「安いアンプっていいね~僕でも買えるよ」

「なんかいい音だね 僕も買ってみようかな?」

という感じ

賛同とうよりは共感に近い感覚だろうか?

ブログは読者と筆者で作るもの・・
私はそう考えているのだ
コール&レスポンスが重要
読者の関心が高いネタは訪問者数や閲覧回数が増える
その逆も然り・・・

私の印象だが・・
総じて、ギター弾きはギターアンプに関心があるようだ
面白いことにギター弦に興味ある人は激減している

一昔前までは弦を弄るブログも多かったが・・
今ではほぼ壊滅状態にある
弦を軽視するつもりはないが・・
弦が与える影響は言うほどでもない
最低レベルをクリアしていれば合格!
というのが当ブログの結論なのだ

それ故に当ブログでは意味がない弦選びについては
グズグズと引き延ばさない

何だろう・・
もっと、効果が分かり易いネタを取り上げていきたい

そんな流れも『アンプネタ』が最適

フェンダーの小型アンプという流れで実機の音を確認してみたくなった
やはり代表選手は『ツインリバーブ』だと思う


他にも名器は多いが・・
私はツイン派なのだ


新品の若いアンプからヴィンテージの古参アンプまで色々と実機を弾いてきた
弾いてきたといっても他人からの借り物だが・・
特に楽器店のお兄さんが所有するヴィンテージの音は印象深い

何だかとても枯れているのだ
枯れているとは何か?

乾きと劣化の尽きる
ギターならば、ボディ材の乾燥、電気系パーツの劣化

アンプの場合にはスピーカーの磁力の低下と電気系パーツの劣化
ということになる

劣化とはネガティブな言葉だが・・

ギター業界においては一概にダメだといえない
ある一流の有名ギタリストがつい最近までヴィンテージをメインに使っていた
ある理由がきっかけになってそのギターは現役を退いた

先に述べたように
”年老いた音・・”
が他の楽器の若い音に埋もれてしまうことがその理由だという

単体では心に響く枯れた音も実践では通用しないことがある事を知った
借り物のアンプなれどヴィンテージアンプの音にもそういう傾向が感じられる

小人数の『小さな箱』で3人編成くらいでブルースを弾くならば最高だと感じる

フェンダーアンプの個性になっているのが『背面開放』なのだ

ちなみにマーシャルやメサブギーなどは密閉型なのだ
スタジオに異なるアンプがある場合には是非とも弾き比べていただきたい
まさに開放なのだ

後方から出た音が壁に反射して耳に届く

当時は真空管の熱放出の為にパネルを開放したようだ
それが結果的に個性に繋がったというアンプならではの歴史背景があるのだ

実は真空管の配置にも色々と種類があるのだ
自分が好きな音、欲しい音がどの種類なのか?
を知っておくことも重要

今回の音はGT-001で作ったのだ

マイクの種類や位置、先に述べたアンプの後方開放に至るまで再現できる
ちなみに擬似的にフェンダー系アンプの後方パネルと閉じることも可能
ど~でもいいように聞こえると思うが・・

実際にヘッドフォンでモニターしてみると開放と密閉の違いを感じる
実はピグノーズアンプも擬似的にその違いを楽しめる

蓋をロック(密閉)すると音が固まりで聞こえる
一方、側面の蓋を開くとまさにステレオ効果のように音が拡散するのだ
機会があれば、マイキングで表現してみたい

そんな感じで今回はツインリバーブの生々しい音をGT-001で再現してみた
ピッキング時の倍音がご確認いただけると思う
残念ながらzoomにはない生々しさなのだ
ノイズも含め実機の質感を忠実に再現している
私がローランドの製品から離れられない理由なのだ

「ローランドって歪みがデジ臭いから嫌いだよ」

というアンチな意見を耳にすることも多いが・・
つかいこなせていないだけなのだ

少なくとも私はそう思う・・

今回も流れで使用ギターはレスポールなのだ


今回も行ったり来たりとダラダラと書き綴ってしまったが・・

思いつきの長文故に大目に見ていただきたい

『熱い気持ち』だけは読者の皆さんに伝わっていると思う😊 


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ピグノーズアンプをマイクで録ってみたよ

2019年04月28日 | 楽器
連休になると

”面倒臭い事・・”

に挑戦してみたくなる

要するに遊びたくなるのだ

平素、私はライン録りでギターを楽しんでいる
やはり楽という点が大きいように感じる

しかしながら、アンプを鳴らすのも大好きなのだ
ヘッドフォンでは感じられない空気感も捨てがたい

レコーディングが目的ならば小型アンプで十分なのだ
近所迷惑にならない音量でも録音できることを証明してみたい

興味ある方の参考になれば幸いなのだ

小型なれどやはり箱が大きいピグノーズの方が迫力がある
小音量で歪みを作るにはエフェクターが必須なのだ

お気に入りのディストーションで歪みの核を作る

前段のオーバードライブでブーストさせる

定番のブルースドライバー

BOSSの箱は良く考えられている
工具無しに電池交換できることは現場では武器になる

普通はドライバーが必要になるのだ

事前に交換しておくことで対処できるが・・
やはり工具無しは魅力だと思う

今回も実はレコーディングの途中で電池が切れたのだ
電池切れは前触れなく急に訪れる
結局、アダプターで急場を凌いだのだ


今回はこんな感じでマイキングした

レコーディング機材はお馴染みのzoomR-8なのだ
マイク端子が付いているのも魅力なのだ

このマシンは何でも出来るのだ
これを2万円で購入できた平成に感謝!
zoomの開発スタッフに感謝!!なのだ

この機材を経験しない人は後悔すると思う
自宅で録音や作曲できる楽しさと幸せを多くのギター弾きに経験してほしい

zoomはいつの時代も攻めている
ユーザーや市場を良く研究していると思う

ライバルであるローランドも頑張っている

私の場合にはマルチエフェクターも最終目的は『録音』なのだ

今回の音源についてご説明したい
左側のクリーンはピグノーズの素の音

中央の歪みは色々とエフェクトを切り替えているのだ
少々モコモコと聞こえる音はディストーション単体の音
トーンを持たないピグノーズでは仕方がない
ディストーション側にもトーンがないのだ

前段のオーバードライブをOnにすると音が前に出る
トーンは中央付近にセットした
トレブル側にツマミを回せばもっとカリカリした音も作れる
耳に痛い音になる
逆の言い方をするならばトーンを持たないピグノーズでも高音を出せるということ

オーバードライブ二台弾き比べ
カテゴリは同じだが回路がまったく異なる
古参だがブルースドライバーも負けていない
多くのプロがいまだに愛用している意味が理解できる
あるプロは10台目に突入したと豪語していた
どんな楽器屋さんでも手に入る
値段もリーズナブルなのだ
これも平成の名器だといえる
間違いなく殿堂入りなのだ

今回はベースも弾いてみた
やはり、新しい弦は気持ちが良い
この状態がどのくらい続くのか?
次回の弦交換はいつ頃か?
そんな事を考えながら弾いていたのだ

使用ギターはレスポール
ピックアップはリアとフロントのミックス
トーンは共にフルテン
ボリュームはリアが10、フロント3なのだ
リアのカリカリした音に甘さが加わる
後半のダブルストップ的なリードはフロントのみ
トーンとボリュームはフルテンなのだ

サンプルということでかなりダラダラと弾いている
7分近い大作?になってしまった・・
音楽というよりは

”アンプのレコーディング実験・・”

という感じで捉えていただきたいと思う

ちなみにアンプだけを軽く鳴らすならば簡単なのだ
読者の皆さんに音源としてお届けする作業が結構大変なのだ
ギターに興味ある読者の皆さんの為ならば頑張れるのだ

この連休は数日ほど仕事を含む予定が入っている
それ以外はギター三昧で過ごす予定なのだ

久しぶりにcubase10を立ち上げてみたい

平成最後のDAW・・

令和最初のDAW・・・

まぁ、どちらでも良いと思う

とにかく楽器に触れていたい

そんな気分なのだ😊 



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楽器店でギターを試奏するポイントって?

2019年04月28日 | 楽器
大型連休を如何お過ごしだろうか?
私は昨日は仕事だったのだ
本日から本格的に休養に入るのだ😊 

巷の流れでは意外にも『自宅待機派』が多いという
7割くらいの人が安近短で過ごすという
特に若い世代が外出を嫌う傾向があるという
スマホの影響だろうか?

先日、楽器の聖地である『お茶の水』を訪れた
訪れたというよりは通過という感じなのだ
地方にお住まいの方はお茶の水にどんなイメージをお持ちだろうか?
意外にも都会なのだ
大学や大学病院なども多い文教地区という性格も併せ持っている
皇居も近く、少し足を伸ばせば銀座という立地なのだ
一方では神田明神なども神社仏閣も点在している独特の風景なのだ

私にとっても懐かしい街なのだ

連休の影響もあるのだろうが・・
平日の10倍くらいのお客さんで賑わっていた
数十年前は週末には歩けないほどの人で賑わっていた
ロン毛の店員さんが沢山いたのも印象的だった
特にエレキ系はそれで良いと思う
ネクタイにスーツで楽器を売るスタイルは似合わない
楽器の価値観をアップさせる狙いが見え隠れするが・・
昨今のユーザーはそんな部分など気にしていない

気にしているのは『価格』だけなのだ
これは楽器に限った話ではない

それに付随する付加価値というものには何の関心もない
そういう人が増えたことも事実

読者の皆さんは楽器を何処で購入するだろうか?

楽器店だろうか?

ネットでの購入だろうか?

以前は楽器店での購入を強く勧めていたが・・
最近はどちらでも良いという気持ちが強くなってきた

私如きが何と言ったところで影響などない気がする
しかしながら、読者の皆さんにはより良い買い物をしていただきたい
ここで言うより良いとは価格意外の部分だとご理解いただきたい

ど~でもいいような安い楽器ならばネットでも良いと思う
実際、私もヤイリのミニアコギをネットで買ったのだ
失敗?を覚悟の買い物だったので問題はない

実は想像よりも良いギターだった事に驚いた
ここで良いというのは楽器としてという意味
音や材の話ではない

楽器としてきちんと演奏できるレベルのギターが送られてきた
当たりのタマだった気もする
指板など謎の材で作られているが・・
これもご愛敬なのだ
間違いなくローズウッドではないスペック表にはローズ材と書いてある
黒かったり白かったりと画像もまちまちなのだ

私の個体は白っぽい
ボディ材のマホガニーとの相性も良い感じ
見た目が良い雰囲気なので気に入っているのだ
これに苦情を言うような人はネットで買ってはダメ

しかしながら、数十万円のレスポールならば許せなかったと思う
経験はないが・・
販売者にどのように伝えたのだろうか?
私には経験がない

基本的には販売者は負けていない
完全な不良以外は受けつけない
当たり前なのだ
「杢目が悪いんですけど・・返品できます?」
こんなわがままを受けていたらキリがない

ある部分においてお客さんは悪魔なのだ
そういう面倒臭い人が増えていることも事実
行きつけの楽器店にもそういうおじさんがチラホラ・・

購入した弦が劣化しているとクレームをつけてくる
完全に黒く変色しているわけではない
「あのね~ 他の弦との音のバランスが悪いんじゃねぇ!?」
「俺は耳がイイことで有名なのよ 知らね~の? 耳がイイの」
「仲間内では耳がイイオヤジで通ってるのよ 知らね~の!?」
という常連客がいるのだ

まぁ、楽器店では断固として交換などしない
音の善し悪しくらい曖昧なものはない
ギターの音にもいえる

断線は不良だが・・
鳴りが悪いギターは不良ではない
そういう微妙な製品なのだ

楽器は深いのだ
誰でも簡単に手が出せるが・・
その実はかなり深い
それ故に面白いのだ


私のレスポールは試奏して購入したのだ
この色が良かったのではない
音が気に入った結果としてチェリーだっただけ
女子高生のアニメが流行っていた時期と重なったのだ
少々抵抗もあったが・・
私の年代は『ペイジ色』なのだ
現在は褪色したが当時は鮮やかなチェリー色だった

結果としてこの色で良かったと思う
今でも行く先々でそのルックスを褒められることも多い
杢が美しいギターなのだ
2013年製なれど劣化が少ない
フレットの減りも少ない

ナットも交換(弦落ち対策)済みなのだ

以前に当ブログで紹介した塗装も良い感じで馴染んでいる
剥がれに悩んでいる人は思いきってリペアしてみるのもお勧め
ギターにとってヘッドは顔
意外に目に飛び込んでくる

同様にネックも重要なのだ
ネックが手に馴染むギターは上達も早い
弾き易いギターは自然にギターに手が伸びる

この辺りの感覚は数字では分からない
手が大きな人と小さな人では弾き易いネックが異なる
手が大きな人には意外に丸太ネックが人気なのだ
流行に薄型ネックを嫌う人も多い

私も同様なのだ
エピなどのレスポールを弾く機会も多いが・・
薄型に成形されたネックに物足りなさを感じる
音というよりは弾き心地なのだ
ネックがビンビンと響く・・
というレベルはその辺の素人では分からない
私も同じ
しかしながら、弾き易さとフィッティングは初心者でも感じる

メンテ熱が高じてネジを折ってしまった

純正を取り寄せた
私はブリッジの向きを逆にしているのだ
デフォルトではネジがお尻側に向いている
実は新品の状態では『溝切り』していない
それ故にどちらでもOKなのだ

何故にネジを向きを逆にしているのか?
調整し易いようにというメーカー側の配慮らしい
レスポール弾きは拘り派が多い
オールドは上記画像の向きに配置されている
これで良いのだ
詳しい理由は各人でお調べいただきたい

意外にオクターブ調整は不要だという事に気づいた
同じギター、同じ弦(太さを含む)ならば意外に変化が少ない
実はここ最近はすべてのギターで駒を弄っていない

違和感を感じたら調整すれば良いと思う
Bluesの影響もある気がする
常に指先で音程をコントロールする音楽なのだ
多少の音程の乱れや暴れも音の内・・・
かっちりとした演奏には色気がない

それ故に音程など多少曖昧でも良い気がしてきた
私自身も加齢と共に感覚が雑になってきた

その一方では弦が指に絡みつくような得体の知れない感覚が芽生えてきた
上手い表現が見つからないが・・
出会ったばかりのラブラブの彼女が腕に絡みついてくるような感じ・・

こんな喩えで伝わるだろうか?😋 

上手い下手は別にして・・
ギターに飽きてしまう人はこの感覚を知らない事が多い

ギターは相棒であり恋人のような存在だと私は考えている
時に家族のように感じることもある

無機質なギターを擬人化する時点でかなり変態指数が高い
それで良いのだ
天才ジミヘンもクラプトンもペイジもベックも広義な意味でギター変態なのだ
ギター中毒なのだ

私は自分の健康状態をギターでチェックする
チェックするというよりは感覚として感じるのだ
ギターを弾いていて楽しい時には心身共に安定している
その逆も然りなのだ
ギター問わずなのだ
クラシックギターでもZO-3ギターでも同じ
私にとってはギターに違いない

戦友であり家族なのだ
時にリペアは治療でもある
そんな感覚でギターと向き合っている

という前置き?はこの辺で・・

読者の皆さんには面倒臭いかもしれないが・・
ギターは実物をチェックして購入することをお勧めしたい
5万円を超えるギターの購入は一大イベントなのだ
如何だろうか?
実は不具合が多いギターが意外にお金がかかる
逆に状態の良いギターはまったくのノーメンテで一生を終える

おそらく読者の皆さんならば一生フレットを交換する機会もない気がする
摺り合わせはあるかも?
つまり、大がかりな調整や修理などすることなくギターと付き合っていける

そんなギターを見つける(出会う)のは楽器店なのだ

”自分で選ぶ・・”

という重要性


ネットの場合には出荷のスタッフが選ぶのだ
そこには愛情や気遣いなどの思いはない

良品か? 不良品か?

それだけ・・

実は厄介なことに『初期鳴り』が悪いギターは弾き込んでも良くならない
私はそんな残念なギターを数多く目にしてきた

楽器店と仲良くすることで

”墓場行きのギター・・”

沢山目にしてきた

感覚としてダメなギターを知っているのだ

楽器店の店員さんもギターの先生も正直なのだ

失敗を自己申告するのだ

「酔った勢いでヤフオクでゲットしたギター弾いてみます?」

某有名メーカーの中古アコギなのだ
「カッコいい~ 俺もこれ欲しかったんだよ」
「いくら? 結構高いね・・ 強気な価格設定だね」

まったく鳴らないのだ
私のヤイリのミニアコギの方がビンビンと鳴る

楽器屋さんの店員さんはプロなのだ

実物が目の前にあったならば買わないはず
「これも経験ですよ こんなギターをお客さんに売れないですよ」
「信用を落としちゃいますから・・近いうちにネットで打っちゃいますよ」
というお話なのだ

ギターのピッチも正しく、傷も少ない良品なのだ
しかしながら、まったく色気を感じないギターなのだ

ギターを少し理解してくると『一音』に感じる
「ん? これって良くない?」

心に響かないギターはその後、何時間弾いても平行線・・
これは事実
私の経験であり確固たるデーターなのだ

逆に良いと感じたギターはさらに良くなることも多い
中古、新品を問わずなのだ

現状で調整が不十分なのだ
万人向けに合わせている

弦高を僅かに上げるだけで激鳴りするギターも多い
本当にこういう微妙な部分をもっと多くのギター弾きに知って(感じて)ほしい

私は1人でも語り続ける覚悟なのだ
元号が令和にかわっても発信する予定なのだ

心が折れそうに辛い時にも応え支えてくれたのはギターなのだ


ギターを試奏する際に何に気を配っているだろうか?

2音のパワーコードでは見えない(聞こえない)音を感じたい

開放弦の音から1弦15フレットくらいの音が弾き易ければ良いと思う
それ以上のハイポジなど実際にはあまり使わない
特にレスポールなどハイポジは無視して良い
私は12フレット付近の音の響きと弾き易さに拘って選んでいる

自分が良く使うポジションはかなり重要
他でギターを選ぶ際にも重視したい

ブルースのリックは試奏でも生きてくる
先に述べたように広範囲のポジションで音を鳴らすことができう

同音のポジション違い・・
もブルースの常套句

同じようなフレーズをただ繰り返しているだけ
キング氏もクラプトンもジミヘンも良い意味でマンネリの美学なのだ

その音をベンドやチョーキング、微妙なビブラートなどで装飾しているのだ
これが色気なのだ

良いギターは色気がある
色気を表現し易いということ

これを試奏の祭に指先と耳で感じるのだ
アンプの音は熱い吐息なのだ

ここまでくればギター弾きとして『本物』なのだ
変態の仲間入りなのだ

趣味なれど・・
周囲が引いてしまうくらい変態であっても楽しい

中途半端が一番ダメなのだ

私の知り合いにもそんな中途半端なおじさん連中が山ほどいる
弦交換とギター磨きが趣味になっているのだ

「やっぱし新品弦はエエよなぁ~萌えるよね」

「何かさ さっぱりと風呂に入ったってな感じ」

「忙しくて何日も風呂に入らないの気持ち悪いだろ?」

まぁ、汗臭い中年おじさんのそんな悍ましい姿を想像する方が恐いが・・

手持ちのギターに新品弦を張って悦んでるおじさんは微笑ましい

「この国の中年ギター弾きは幸せだよね・・」

と心の中で感じてしまうことも多々ある

「とりあえず、ブログで報告しとくわ」

「新品弦はエエよ~って感じでさ」

「読者も待ってるだろ? 俺の報告」

良い意味でかなり幸せ指数が高いのだ

「ギターなんかどでも一緒じゃね?」

「楽器屋から運ぶの辛くね?疲れるわ」

「ネットでポチっで良くなくねぇ!? マジ」

それを偶然?に見かけた初心者が真似をする

ギターユーザーの質の低下の始まりなのだ

何事につけても熱く語ることが軽視される時代

「オッサンに何熱く語ってんの?」

「超長文ご苦労さまっ!じゃね!?」

という読者もチラホラといるかと思うが・・

まぁ、それも私の中では想定内なのだ

健全で優良で賢明な読者の皆さんに
この『熱い思い』がご理解いただければ良いと思う😄 

ちなみに今回の音源はGT-001を使用したのだ

アンプはマーシャルなのだ
異なる二種類のマーシャルをブレンドしている

使用ギターはレスポールなのだ

私が楽器店などで試奏する時に常套リックを再現してみた
こんな弾き方で心地良いギターは音作りで何とでもなる
メタル系、ハードロック系、グランジ系・・

ギターの軸になるのはブルースなのだ



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