テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

ジミヘンはカッティングの天才だね

2022年02月27日 | 楽器
ファズにハマっていた時期の画像を見つけたのでアップしてみた



振り返ってみれば、使い方も良く分からないままに買っていたのだ

今ならば、もう少しマシな使い方が出来る気がしているのだ

右側の四角いファズはビッグマフのコピーモデルらしい

「ファズってモコモコして使い難いなぁ・・」

ファズを分かっていない人が買うとこんな感じになる

まさに当時の私なのだ

分からないのに何故に三個も買ったのか?

ファズを買えばジミヘンになれる?という勘違いなのだ

良くある勘違いの好例だと思う

ギターの音は機材ではないことを後になって知ることになる

良い勉強になったと思う

そもそも当時はジミヘンの曲を弾けなかった

弾けもしないのに真似て買ってしまう・・

これもギター弾きのあるある話なのだ

現代的にアレンジされたファズフェイスは微調整が出来るのだ


何だか懐かしくなってきた

振り返れば、購入当時はそれほどのジミヘンのマニアではなかった気がする

何故にファズフェイスを二台持っているのか?理解に悩む

当時は無駄遣い癖もピークだったような気がする

ギターの練習よりも機材集めに夢中になっていた時期と重なる

機材の力で何とかなると勘違いしていた気がする

少しばかりジミヘンの曲が弾けるようになった頃にはファズは無し・・


天国でジミヘンも笑っていると思う

ファズを買うならば、大型の円盤型が欲しい

読者の皆さんの中にはジミヘンに馴染みがない方も多いと思う

お勧めの曲があるのだ

『Wait Until Tomorrow』という曲なのだ


ジョン・メイヤーがカバーした事でも有名な曲なのだ

特にカッティング好きな人には間違いなくツボにハマると思う

問答無用の格好良さなのだ

この曲に関してはカバーであるジョン・メイヤーのプレイも本家に負けていない

キレキレのカッティングなのだ

ジョン・フルシアンテもジミヘンの熱烈なファンで知られるが濃厚さではジョン・メイヤーに軍配が上がる気がする

ジョン・メイヤーはレイヴォーンの熱烈なファンなのだ

そんなレイヴォーンはジミヘンの熱烈な信者で知られているのだ

ロックの原点はジミヘンなのだ


すべてはジミヘンに繋がっているといえる

話を曲に戻そう・・

この曲は以前から知っていた

なんちゃっての耳コピでそこそこ弾けるのだ

「もっとちゃんとコピーしたくなってきたな」

そんな思いからここ最近になって本格的に練習を始めたのだ

かなり難易度が高いように感じる

ブラッシングや余弦ミュートなどカッティングの教科書的な曲だと思う

どんな曲もちゃんと弾こうと思うと難しいものなのだ

YouTubeなどで上手い人の演奏を参考に練習しているところなのだ

便利な時代になったと思う

こんな感じの音は絶対にハムでは出せない

益々シングルが好きになるような曲なのだ

興味ある方は是非とも検索してみていただきたい

ジミヘンはこんなフレーズを半世紀以上も前に考えて実際に弾いていたのだ

弾きながら歌っていたのだ

タイムマシーンに乗って当時のジミヘンのライブを観てみたくなる

運転していてもジミヘンの曲がかかると駐車して聴き入ってしまうことも多い

運転中に音楽を聴くのは大好きだがいまだに集中できない

音楽に集中すると運転が疎かになる

運転に集中すると音楽が入ってこない

ある意味で人間の脳は無器用だと思う

軽く聴き流す人には耳コピは難しい

全身全霊で音楽を聴くということを教えてくれたのはジミヘンなのだ



私はジミヘンを聴くようになってギターを弾きながら歌えなくなった

歌いながらでも簡単に弾けるような曲やフレーズが稚拙に思えてきたのだ

何に対する感情だか分からないがとても恥ずかしくなってきたのだ










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ファズが欲しいけど勿体無いかなぁ・・

2022年02月27日 | 楽器
読者の皆さんは欲しい楽器や機材があるだろうか?

私はパッと頭に浮かぶのはファズフェイスとワウペダルなのだ



共に過去に実機を持っていたのだ

色々とあって手放してしまった

何年くらい前になるのだろうか?

おそらく5年以上は経っていると思う

それはそれで良い決断だったと思う

こんな感じで遊んでいるのだ



それを手放した時にはその機材が不要だったのだ

それは紛れもない事実なのだ

私の知り合いに何でもかんでも溜め込んでいる人がいる

学生時代に使っていたMTRやエフェクターなどまるで骨董市なのだ

中古史上で価値があるか?と問われれば答えはNO

ヴィンテージとガラクタは区別したい

古ければ価値が出るという勘違いも少なくない

値段が気になる人は買い取りショップで査定してもらうと良いと思う

見切りと諦めがつくと思う

「思い出は捨てられね~んだよ」

別れた恋人の画像をスマホに保存しているのだろうか?

無駄なデータは容量を圧迫するのだ

経験は記憶として残っているのだ

物品で残しておく必要はないと思う


読者の皆さんはどちらだろうか?

私は捨ててしまうタイプだと思う

血液型の判定でもそういう傾向が見られるようだ

それ故に私の書斎も愛車の中もかなりキレイなのだ

つねに整理整頓が出来ているのだ

どちらが良いのだろうか?

5年という歳月はギター弾きにとっては一昔前

5年前の自分と現在の自分は違うのだ

環境も考え方も違う

私は手放した機材が必要ならば買い直すこともある

それが散財なのか?無駄遣いなのか?は分からない

機材を絞ったという事実はそれなりに効果があったように感じる

実機を手放したことでマルチの理解が深まった

宅録でも現場でも良い音を出せるように創意工夫するようになる

「これじゃなんだよね~ ちょっと違うかな?」

音が納得できないという理由で次から次へと機材や楽器を買っていたのでは溜まらない

少なくとも私にとっては不要な行動パターンなのだ

”手持ちの機材で工夫する・・”

がギター弾きとしての私のモットーなのだ

それは今でも変わっていない

工夫することで人間は成長する

節約とケチは違う

この辺りを混同している人も多いように感じる

持て余すエフェクターに押し潰される人も多いように感じる

「訳がわかんね~わ」

「あれ?ツマミはどの位置?」

私にもそんな時代があった

重いエフェクトボードを現場に運搬していた

現場でもセッティングに時間がかかる

準備も片付けも時間がかかる

時間勝負のスタジオ使いでは半分が無駄になる

結局は自己満足なのだ

それに気づいたのはだいぶ前になる

現場でガンガンに使うならばペダル付きのフロアマルチが最良

セッティングを工夫すれば実機のペダルと大差ない

むしろ、ノイズが無い、設定が保存できるなどメリットも多い

実機のファズやワウが欲しいことは事実だが・・・

また、飽きてしまうのでは?という懸念も否めない

というか、今の私に必要なのか?

という部分にも言及してくるのだ

財布が関係ない他人に相談すれば背中を押される

「やっぱり円盤のファズフェイスじゃない?」

「電池式って渋いくねぇ? カッコいいよね」

「ヴィンテージで探すのも悪くないんじゃない」

という感じでかなり無責任な答えが返ってくる

一方、財布が直結している家族に相談すれば露骨に嫌な顔をされる

ギターには反対ではないがそれに付随する買い物には良い顔をしない

楽器を知らない人のジャッジはストレートで分かり易い

「新しい釣り竿とリールが欲しいんだよねぇ」

知人奥さんの顔は鬼になる

買い物は本当に難しいと思う

ファズとワウは欲しいと思っているのだ




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テレキャスでジミヘン弾いてみた

2022年02月27日 | 楽器
ギターの練習の過程で困ったことがある

それはしばらく弾かないと忘れてしまうということ

読者の皆さんにも少なからず経験があると思う

時間をかけて頑張って練習したのにすっかりと忘れているのだ

ギター練習は無駄なのだろうか?

答えはNOなのだ

一度弾けた曲は少し練習すればまた弾けるようになる

弾かなくなって忘れてしまっても大丈夫

復活までの時間がどんどんと短縮しているはずなのだ

もっとも効率が良い練習方法は『続けること』なのだ

忘れたくない曲やフレーズは一定のペースで練習を続けるのだ

結果として時間の無駄が省けると思うのだ

世には難しい曲やフレーズが山積しているが・・・

その中の一つがジミヘンの名曲『リトルウイング』だと思う



好きか嫌いは別としてもギター弾きにとって重要は位置づけの曲だといえる

ギターを始めたたばかりのギターキッズにはこの曲の良さが分からない

そもそも、ジミヘンの格好良さやプレイの凄さが理解できない

速く弾くということは思うほど難しくない

特に運動が得意で反射神経が良い人にとっては朝飯前だと思う

とにかく指が速く動くように訓練すれば良い

速弾きのフレーズを音楽的に昇華させるのはまた別の話なのだ

人間には限界というものがある

神経が鈍い人はいくら頑張って練習しても速くは弾けない

自身の限界を知ることもギターにとっては大事だと思う

私も加齢と共に速弾きが苦手になってきた

そもそも、速弾きやドンシャリな音に心躍らなくなってきたのだ

その時に最高だと思うものに素直にスイッチすれば良いと思う

巷の人気や評価などあまり気にすることはない気がする

我が道を進めば良いのだ

ジミヘンのリトルウイングは何回も挑戦して挫折した難曲なのだ

読者の皆さんは弾けるだろうか?

この曲が弾けるお友達がいるだろうか?

コード進行そのものはそう難しくない

同じ進行を繰り返すという構成なのだ

コード進行に沿ってアルペジオで弾けば何となく雰囲気は出る

しかしながら、すぐに飽きてしまうのだ

そもそも、イントロの入りから違うのだ

この曲のイントロには色々なテクが詰まっているのだ

ネックを親指で握り込めるか?

これがハード面の第一関門なのだ

手が小さい人と丸太のネックでは弾けない曲なのだ

上級者には極太ネックの使用を自慢する人がいるが・・

何の自慢なのだろうか?

難しいネックを操っているという自慢だろうか?

私も過去にレスポールを使っていた

ネックに惚れて買ったがネックが嫌になって売ったのだ

何とも微妙な経験があるのだ

何でも買って使ってみなければ分からない

ストラトで弾けるフレーズがレスポールでは弾けない


シングルとハムの違いに拘る人も多いが問題はそこではない

車に喩えるならばギターのネックはハンドルなのだ

トラックのような大きな外径のハンドルで攻めたいと思うだろうか?

指の長さに対して握りが太いハンドルは快適だろうか?

すべてはそこなのだ

プロには気に入ったネックを新規のギターに移植することも多い

クラプトンのストラトやジミーペイジのテレキャスなど有名なギターもある

ネックの移植は思うほど簡単ではないのだ

同じブランドの同型のギターですら合わないケースが多い

ネックを取り外してみると良いと思う

微調整の為にシムという板が挟まっていることがある

ボディとネックをセットした後で調整できる機構を持つギターもある

一流のプロには一流のテックやリペアマンが一緒なのだ

かくいうジミヘンにもそんな影武者がいたのだ

ジミヘンの機材を一手に任されていたエンジニアがいるのだ

現在も存命しているのだろうか?

ジミヘンの伝記において重要なコメントを多々残しているのだ

謎が多い部分もジミヘンの魅力のひとつだと思う



半世紀以上も経過した現在でも研究者が多いところも凄い部分なのだ

知れば知るほどに深みにハマっていくのだ

27歳で他界という短命だった

太く短いギター人生に心惹かれる

ジミヘンはすべてを出し切ったのだろうか?

もっと長生きしていたらロック界やギター業界はどのように変わっていたのだろうか?

想像するだけで心躍るものがある

リトルウイングは初対面のジャムでも良く演奏される

つまり、誰でも知っている曲ということの証なのだ

「え? 聴いたことはあるけど・・」

「弾いたことはないんだよねぇ・・」

では恥ずかしいのだ

イントロ終わりのヴァース部分でアドリブを弾き倒すのだ

YouTubeなどでもそんなジャムを見かけたことがある

スティーブヴァイなどの有名どころが参加しているのだ

この曲のコピーや解釈には賛否両論あるようだ

完コピ派とアレンジ派なのだ

プロでも大別される

個人的にはイントロ部分は原曲の忠実に弾いた方が良いと考える

そのくらい完璧な音選びなのだ

音を加えることも削ることも出来ない

不思議な間を持つイントロなのだ

先にも述べたようにイントロ部分を弾き易いようにアレンジしてはダメなのだ

試しに楽器店の試奏で弾いてみていただきたい

店員さんも他のお客さんにも冷笑されてしまうと思う

巷のギター弾きのジャッジはかなり手厳しいのだ

特に日本のギター弾きは他人に厳しいのだ

読者の皆さんはどうだろうか?

他のギター弾きに対して寛大になれるだろうか?

ギターを弾くうえで精神論は無用だと思う

しかしながら、この先も長くギターを続けていく為には精神も大事なのだ

心ないギター弾きは言動に表れる

ギターを弾けばその一音に表れる

この曲はストラトを小型のアンプに直結して弾いているという説がある

こんな感じだろうか?


マーシャルにファズというイメージが強いが・・

実はレコーディングでは小型のアンプを多用していたようだ


マーシャルはアンプの王道だが繊細な曲には似合わないと思う

私も宅録などでは使い分けているのだ

今回の音源も小型のアンプを並列に二台並べて弾いているのだ

アンプの前段に歪みペダルは配置していない

ジミーペイジもレスポールとマーシャルの印象が強いがそれは中期以降なのだ

初期を良く知るマニアにはテレキャスと小型アンプなのだ

中期以降もレコーディングではかなりの比率でフェンダー系のギターを多用していた

アコギも多用していたのだ

一本のギターで完結できるほど浅くないということだと思う

ストラトのイメージが強いジミヘンもハムを使うこともあった

『レッドハウス』というブルースではフライングVを使っていた

黒いレスカスを使っていた時期もあったようだ

何故使わなくなったのか?

諸説あるが・・

逆さまに持った時に使い難い(ハイポジなど)ギターは却下されたように思える

ストラトは逆さまに使ってもハイポジに手が届く

フライングVも然り・・

最終的にはストラトの音がジミヘンのツボにハマったのだと思う

テレキャスを使わなかった理由はレスカスと同じだと思う

アームを持たない構造もジミヘンには物足りなかったのだと思う

偉人の使用機材を色々と想像してみるのも楽しいと思う

実際に真似て弾いてみる時に色々と参考になってくるのだ

「○○の音作りってどんな感じですか?」

ネットのQ&Aで良く見かける微妙な質問なのだ

誰に何を訊いているのだろうか?

結局は自分の耳だけが頼りになってくる

自分が作った音が正しいか?を決めるのは自分なのだ

マルチでもアンプでも良いと思う

自分の耳に届く音が大事になってくると思う

そもそも、憧れのギタリストの音と大きくかけ離れているようでは気分が乗らない

音作りが決まれば気分も上がってくるのだ

「値段が高い機材じゃなくてはダメですか?」

答えはNOなのだ

そもそも、弾き手が低レベル(私を含む)なのだ

技術と機材のバランスの悪さはある意味で痛々しい

身の丈に合った機材でギターを楽しむのが正しい楽しみかただと思う

庶民派代表の私はそう思う

「ジミヘンのように弾きたいなぁ・・」

機材で寄せるよりも心で寄り添うことが大事なのだ

思い続ければその思いが指先に伝わってくるのだ

昨日まで弾けなかったフレーズがある日、弾けるようになっている

こんな奇跡が起こりうる

良いところでギターをやめて(飽きて)しまう人が多い

読者の皆さんの技術やキャリアは分からないが・・

行き詰まっている方がいるならば、もう一歩だと思う

「高いギターに買い換えれば上手くなるかな?」

「ピックアップが悪いんじゃねぇ? ピックか?」

違うと思う

伸び悩む原因は他にあるように思える

私の知り合いにもお宝を持ったまま腐らせている人が多い

場合によると10年くらい押し入れの中で熟成しているのだ

それを熟成と呼んでも良いのだろうか?

時間の経過で音が良くなると勘違いしている人がいる

経年の変化は訪れるがそれが良い方向に左右するかは微妙

ギターという楽器はとにかく弾くこと

弾きながら時間が経過するという流れが望ましい

ギターくらい結果が出やすい趣味はない

努力や工夫の成果が数年後に確実に現れる

「俺って何十年も変化してね~なぁ 何で?」

根本的な原因を追及しなければ、これから先も変化はしない

早い段階で何かに気づいた人は光のような早さで成長する

ギターくらい公平で平等な趣味はない

投資と結果が比例しないのも良い部分だと思う

アプローチ次第では廉価ギターの一発逆転も有り得ると思う

ギターの練習の過程で一番大事なことは楽しむこと

自分が楽しいと感じられるか?

に尽きると思う

幸いにも私はギターに飽きたことがない

いくらでも練習する曲や取り組むべき曲がある

上手い人の演奏を観れば、さらにやる気が増してくる

ジミヘンの曲で取り組んでいる曲があるのだ

ジョン・メイヤーの十八番になっているあの曲なのだ

キレキレのカッティングが心地良い

あのフレーズを半世紀以上も前にジミヘンが生み出していた事が驚異なのだ

ジミヘンの時代はブルースが全盛の時代だった

ジミヘンは良い意味で異星人だったのだ

名人と言われていたクラプトンが意気消沈するほどの天才ぶりなのだ

努力で上手くはなるが天才にはなれない

何度も力説しているが・・

ジミヘンは音選びの天才なのだ

普通の引き出しでは収まらない

ジミヘンの曲をコピーすることは必ずギター弾きの肥やしになる

試しに名曲『パープルヘイズ』のイントロ部分をコピーしてみていただきたい

耳コピした音と実際の運指の違いに驚くと思う

繰り返しになるがジミヘンは天才なのだ

今回もドラゴンテレキャスで弾いてみた

ハードロックからバラードまで音幅が広いギターだと思う

ここ最近はさらに気持ち良く鳴ってくれる😉 


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ジミヘンはやはり偉大だった

2022年02月24日 | 楽器
昨日はパソコン周辺の整理整頓を行った

ケーブル類をまとめ、使わなくなった鍵盤を取り外した

かなりサッパリしたのだ

掃除の際の作業性を考慮して床に散らばったケーブルの取り回しを工夫した

掃除も一段落した後に少しギターを弾いていたのだ

ここ最近は意識してテレキャスを弾いているのだ

ギターを育てるという意味も兼ねているのだ

すでにストラトは熟成?しているのだ

多少放置していても音が悪くなるということはない

弾き難く感じることもない

私にとってジミヘンの存在は特別なのだ


ルックスに惚れて購入したストラトを持て余していた時期がある

正直な話、少し後悔していたことがあるのだ


耳が肥えているだけに自分の下手さ加減に嫌気が差していた

それまでの私はハムバッカー一辺倒だった

常にボリューム&トーンはフルテンという能なしだった

振り返れば芸がないギター弾きだったと思う

「ギターって絞った音もカッコいいんですよ」

とう楽器店の店員さんの言葉にも聞く耳を持たなかった

誰の話も聞かないという時期があるのだ

結局のところ、『気付き』は自分の中から湧き上げることに気づくのだ

そんな私を目覚めさせてくれたのはジミヘンなのだ


恥ずかしながらジミヘンを猛烈に聴き始めたのはストラトの購入後なのだ

それ以前から存在は知っていたがツボにハマらなかった

最近になって気づいたのだが好む音楽は自身の技量に比例するようだ

自分の技術が向上すれば、より複雑で深みがある音楽を好むようになる

自然にそれを欲するようになってくるのだ

エレキの印象が強いがジミヘンはアコギも上手い


上手いというよりは天才なのだ

技術面もさることながら音の選び方が上手いのだ


プロにもジミヘンのファンは多い

数え切れないほどのカバー曲が存在する

若い世代の人はジョン・メイヤーあたりからジミヘンを知る人も多いと思う

現代の三大ギタリストの一人だけにかなりの技巧派だと思う

より洗練されたジミヘンを味わうことが出来るのだ

レイヴォーンのアレンジもお勧めなのだ

特に『リトルウイング』は本家超えという声も多い

本家の曲は2分ちょいという短さなのだ

何故にあれほど短いのか?

永遠の謎なのだ

「もっと聴きたい~」

という気持ちが数々の名演を生んだのだと思う

良い意味でのフラストレーションは創造の起爆剤になる

人間は満たされていては伸びない

ギターという環境においても多少の不自由さが必要なのだ

ジミヘンも生い立ちは決して裕福ではなかったようだ

キャリアのスタートは借り物のアコギなのだ

しかも、弦が一本切れていた

弦が切れていたことで独自のボイシングが生まれたという説もある

その辺りは謎なのだ

話など後から何とでも言えるのだ

謎が多いほど、伝説は深みを増すのだ


そんなこんなで私はシングルの人なっていった


それは同時にレスポールとの別れの始まりでもあった・・

ここ最近はより深くジミヘンを味わっているのだ



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テレキャスでジミヘン弾いてみた

2022年02月23日 | 楽器
ジミヘンというとストラトのイメージだが・・

あえてテレキャスで弾いてみた


読者のみなさんはこの曲を聴いたことがあるだろうか?

『The Wind Cries Mary』という曲なのだ

イントロ部分の音の選び方が美しい

ファズをガンガンに効かせたハードな曲も好きだがバラード系の曲も捨てがたい

ジミヘンの曲はとにかくコード進行が美しい

コードを並べるだけでドラマが生まれる

『リトルウイング』が有名だが『エンジェル』というバラード曲も美しい

とにかくコードの選び方が天才的なのだ


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