テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

レッドツェッペリンの『祭典の日』を買ったよ(^O^)/

2014年03月30日 | 日記
常連読者の皆さん、お久しぶりなのだ


先日、ツェッペリンの『祭典の日』というライブアルバムを購入したのだ



ドラムのジョンボーナムが他界してから初の再結成ライブという事になるのだ


ご存じの方も多いと思うが・・

ドラムは何とジョンボーナムの息子さんが務めたのだ

前評判では『大役』に懸念の声も聞かれたがさすがにDNAは侮れないのだ

近年、稀に見るテクニシャンなのだ

私も少しだけドラムを叩くこともあるのだがそのスーパーテクニックに圧倒されてしまった

音圧に関しては親父さんを越えているかも?

とにかく存在感でもベテラン組みに引けを取らないのだ


今回のアルバムには色々なバージョンが用意されているのだ

音源のみ、音源+映像、さらに高画質バージョン・・・

私はCD2枚組とDVD1枚がセットになったスタンダードを購入したのだ



ファンとしてはかなりお得感が高いと感じられたのだ



個人的にはライブ音源はあまり好きではないのだ


スタジオ録音の音源と比較すると音像の輪郭がボケている印象を受けるのだ

しかしながら映像と併せて聴くことで臨場感や迫力に代わるのだ


どのミュージシャンでもライブに関しては映像と音源がセットである事はお約束なのだ


今回の注目点は色々とあるのだ

通算10枚のアルバムからメンバーが厳選したという

個人的には『移民の歌』や『コミュニケーションブレイクダウン』も聴きたかったが・・

良い流れだと思う

ボーカルのロバートプラントに合わせる為に全曲一音下げに設定されているのだ

「一音下げってどんな感じかな・・?」

という感じだったのだが悪くないのだ


むしろ音程を下げた事で低音域が強調されるような印象を受けたのだ

20代の頃のハイトーンには無理があるが十分に現役感を感じることができたのだ


ジミーペイジに関してもかなり『本気』が感じられるのだ

オレンジアンプの使用や足元のペダルボードのシステムもかなりの最新鋭なのだ


ツェッペリンとしての活動は久しぶりだがギタリストとしては活動を継続していたようだ


若い頃には『ヘタウマ』などと宜しくない評価を受けていたペイジだが・・・

何故だか非常にテクとリズム感が向上しているように感じられたのだ

縦ノリのリフも速弾き部分も非常に安定しているのだ


さらには『あの音』も健在なのだ

レスポール独特の枯れた音が素晴らしい

ゲイリームーアのような伸びやかで太いサウンドとは対峙する音だと感じられる

いわゆる『いなたい音』なのだ


使いこまれた59年製レスポールとペイジの独特のピッキングの為せる業なのだ

現在のペイジのレスポールはカバー付きピックアップに変更されているが・・

ライブ当時はリアのみオープンタイプに交換されているのだ


ファン垂涎の愛器『No1』と『No2』のレスポールを楽曲ごとに使い分けているのも注目なのだ

調べたところによると異なるピックアップを載せているらしい

言われてみれば微妙に音が異なるのだ


トグルスイッチもかなり頻繁に切り替えているのだ

リアの使用頻度がもっとも高いがセンターのミックスポジションも多用しているのだ


最近はツェッペリンに影響を受けた音作り、曲作りをしているので参考になるのだ


スタジオテイクではアコギで弾いているフレーズをレスポールやギブソンの12弦で弾いているのだ

機材の都合もあるのだと思うが其処も注目ポイントの一つなのだ


実は私も近年は熱烈なツェッペリンフリークになってしまったのだが・・

若い頃にはあまり興味がなかったのだ


むしろテク優先のバンドやギタリストに憧れていた時期があったのだ

とりあえずお約束として『ブラックドック』や『天国への階段』が含まれるアルバムを1枚だけ持っていたのだ


ここ数年で足りないアルバムを買い足しているのだ

知らぬ間にすべてのアルバムが揃っていたのだ


通勤途中やドライブでもツェッペリンばかり聴いているのだ

家族と一緒の時には今時のチャラい音楽を聴いているのだ


余談だが・・

今回のライブアルバムに影響を受けて曲作りを開始したのだ

名曲『ロックンロール』をモチーフに私なりの解釈を加えた作品にする予定なのだ

楽曲の一部のドラムやギターリフなどは原曲を忠実に再現しようと考えているのだ


すでに骨子になる部分を軸にリフや音作りに取り掛かっているのだ

自分で言うのも妙なものだが・・・

かなりカッコいい曲になる予感なのだ


過去に多くの曲を作曲してきたのだが・・

実は曲作りの半ばで飽きてしまった曲も多いのだ

「とりあえず終了かな?」

という曲も多いのだ


一方、作っている最中にも関わらずリフやソロフレーズのアイディアが溢れてくる楽曲も多いのだ

基本的にはロック好きなのだ


過去には無理(背伸び?)をしてジャズやフュージョンにも挑戦してきた

何となく盛りあがれないのだ

理由はギターの音色なのだ


やはりロック好きとしては常に歪ませていたいと思ってしまうのだ

今回、制作に取り掛かっている楽曲は歪みがメインなのだ


ドラムトラックの完成後にギターを弾きまくることをイメージしながらコツコツとドラムを打ち込む日々なのだ


実際にDAWの経験がない方は割と簡単に曲が作れると思っているのではないだろうか?

実際のところ、頭の中に思い描いたフレーズを具現化する作業は相当に時間と手間がかかるのだ


さらにネットに挙げる為の変換作業など手間がかかるのだ


私の音源を心待ちにしている方々の為にもできるだけ多くの音をお届けしたいと考えているのだ


ジミーペイジ同様に私も『進化』しているのだ

去年の自分よりも確実に何かが向上している事を感じているのだ


年齢的にギターが速くなるということはないと思う

何と言うか・・・


音楽的な飛躍なのだ


ギターテクを単体で捉えれば私よりも上手い人は五万といると思う

しかしながら楽曲の構成やそれに伴うギターアレンジの引き出しに関しては自信があるのだ



話は変わるが・・・


”ジミーペイジ≒レスポール弾き・・・”

と思っている人が多い


間違ってはいないが・・・

ジミーペイジのギターを語る上で忘れてはならないのが『アコースティック』なのだ


一部のファンにはアコギ的な楽曲は不人気なのだ

かなり浅い人なのだ


レスポールの歪み音とアコギの繊細な音の対比が好きなのだ

アコギと同時にマンドリンも積極的に取り入れているのだ



最近は非常に興味を抱いているのだ



基本的にはウクレレのように4弦という考え方なのだ

4×2という8弦構成になっているのだ


アコギの6弦と12弦の関係に似ているのだ



マンドリンには幾つかの壁があるのだ


値段が高いのだ

ペイジが愛用しているギブソンのマンドリンの新品価格はおおよそ80万円なのだ

その他のメーカーのマンドリンでも良質の製品は50万円を下らない




さらにマンドリンの弦の入手が困難なのだ

加えて教則本も非常に少ないのが現状なのだ


ネットなどで検索してみると10万円以下のマンドリンも見かけるが・・・

結局は高級ギターと安ギターの関係と同様なのだ


安いマンドリンの音はそれなりだと思う


読者の皆さんはマンドリンにどんなイメージを抱いているだろうか?

某大学のマンドリン倶楽部のトレモロ奏法だろうか?


楽器の構造上、メロディ楽器として用いられる事も多い

ギター伴奏にマンドリンのソロという形なのだ


ジミーペイジが偉大なのはマンドリンをコード楽器として捉えているところなのだ

ちなみにマンドリンのコードもウクレレ同様に独特なのだ




最近はウクレレも自在に弾けるようになったが・・

コードを覚えるまでが一苦労だったのだ


マンドリンの導入で1からのスタートになってしまう

性格上マンドリンを購入すればウクレレを弾かなくなってしまうのだ


自分自身の性格を熟知しているのだ

読者の皆さんも私が『マンドリンの人』になる事を望んでいないと思うのだ


なんちゃってマンドリンも可能だと思う

鉄弦同士という事でアコギの12フレットにカポを装着する事でマンドリンのような音を作る事も可能だと思う

2本弦を表現する為にエフェクターを用いるのも面白いと思う


弦の種類は異なるがウクレレでマンドリンらしき演奏をしてみるのも面白いと思う


”ウクレレ≒ハワイアン・・・”


  ”ウクレレ≒弾き語り・・・”


と信じて疑わない人も多い


むしろ、普通の思考回路では当たり前なのだ


私の場合には少々異なるのだ


ウクレレも工夫しだいでウクレレらしからぬフレーズを弾く事が可能なのだ


エスニックな楽曲に用いる事も可能なのだ

ちなみに私のような弾き方をウクレレ教室では教えてくれないのだ


独自に編み出したコードワークなのだ


「何を言っているの?」

という方も多いと思う



文章ではうまく伝わらないのだ


”百聞は一聴に如かず・・・”

なのだ





ちなみに録音にはzoomのアコギ用プリアンプを使用しているのだ



かなり重宝しているのだ


ウクレレもかなりエージングが進行しているようだ

弦楽器は弾き込むことで音が良くなるのだ




抱えているだけ・・

眺めているだけ・・・

では絶対に音は良くならないのだ

「大音量でかき鳴らせばいいんじゃないの?」

という方も多いと思う


ギターを始めたばかりの高校生に良くみられる傾向なのだ

弾かないギターよりは少々はマシだが・・・


雑な音のギターになってしまうのだ


ホントの話なのだ


祭典の日の購入話から脱線してしまった・・・




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クラプトンのストラトサウンドはカッコいいね~

2014年03月25日 | 日記
気温も上がりすっかり春らしくなってきたのだ

読者の皆さんは如何お過ごしだろうか?

まだギターを始めていないという方は是非ともギターを始めてみては如何だろうか?

楽器購入には良いタイミングだと思う

「4月には消費税がアップしちゃうよ~」

という方も多いと思うが・・・

ギター購入の消費税など微々たるものだと思うのだ

増税分よりも満足度が上回れば良いと思う


今回は本文の前に好例の素人作品をご紹介したいのだ

今回は投稿作品が少なかったのだろうか?

少数なのだ

編者のヤル気がないのだろうか?

なかなか良い作品なのだ

私も機会をみつけて歌モノなど作ってみたいと考えているのだ

『サウンドデザイナー4月号』


さて、本題に入ろう・・

読者の皆さんはエリッククラプトンの楽曲を聴いたことがあるだろうか?



個人的にはクリーム時代の脂が乗り切った時代のプレイが好きなのだ

ストラト人気を牽引した功績は計り知れないと思うのだ

三大ギタリストの一人であるジェフベックもストラト弾きだがクラプトンとは傾向が異なる

クラプトンを語る上でストラトとブルースは欠かせないと思う



クラプトンも現在では『ストラト弾き』というイメージが定着しているが・・

若い頃はギブソンを中心にプレイしていたのだ


クラプトンがストラトに転向したのはジミヘンに影響を受けたという説が大きいようだ

ジミヘンの存在がなければストラトは消滅していたという説もあるほどなのだ

現在ではストラトはレスポールと人気を二分するが60年代後半には不人気ギターだったのだ


フェンダー社のカタログでも隅の方に追いやられるような存在だったのだ

天才ギタリストであるジミヘンの出現で一変したのだ


多くのギタリストがギブソンからフェンダーに移行した時代があったのだ

クラプトンもその一人という事なのだ


実はジェフベックもレスポールを多用していた時代があるのだ


クラプトンの音作りには一環した特徴があるように思える

とにかく音が太いのだ



以前にもお話したが・・

クラプトンのストラトは特徴的なのだ

ブースターが内蔵されているのだ

さらにノイズレスピックアップなのだ


生粋のストラト好きはこのような仕様を非常に嫌うのだ

「ノイズレスなんてストラトの音じゃないぜ~」

「ストラトはノイズまみれでパキパキの音なんだよ」

いったい何時の時代の話をしているのだろうか?


音楽シーンの移り変わりと共にギタリストもギターの変化&順応するべきだと思う

ブルースが主体のクラプトンだが・・・

その音は非常に現代的だといえるのだ


バンドでも他の音に埋もれることなく主張しているのだ


クラプトンはストラトにブースターを搭載するには幾つかの理由が考えられると思うのだ

おそらく、ストラトの弾き心地は好みだが音はイマイチという印象を抱いているのだと思う

音色的にはギブソン系の太い音を求めているのだと推測できる


その答えがストラト+ブースター+ノイズレスなのだ




ジェフベックも積極的にノイズレスを採用しているのだ

レスポール弾きのジミーペイジは別として三大ギタリストの二人がノイズレスの愛用者なのだ


この点はストラト弾きにとって非常に重要なポイントになると思う

パキパキのストラトサウンドを否定はしないが・・・


もはや現代の音楽にはマッチしないのだ

純粋なシングルピックアップを搭載したストラトは良い音だと思うが・・

非常に用途が限定されてしまうように感じられる


”ストラト≒線が細い音・・・”

などとストラトを非力なギターだと勘違いしている人も素人には多いのだ


ストラトを愛用するプロの見解は少々異なるのだ


”ストラト≒レンジの広い音・・”

つまりどんなジャンルにも対応できるギターだという事なのだ


仕様の違いはあれどイングヴェイもジェフベックも同じストラトなのだ


何度もご紹介しているが私のストラトも非常に万能なギターなのだ



ノイズレスでありながらピックアップの組み合わせも自在という優れモノなのだ


フロントとリアのミックスサウンドも可能なのだ

メーカーの謳い文句は・・

”ハムバッキングのような音も作れる・・”

なのだ


実際にはギブソンなどの音とは程遠い

レスポールのような音は出ないと思う


しかしながら、ストラトを太くパワーアップしたような音は可能なのだ

音作りによってはクラプトンのブースターのような効果も作り出せるのだ


ロックペグを採用しているのも理にかなっていると思う



かなりチューニングが安定するのだ



メーカー仕様というのが良いのだ


アフターパーツにはないスッキリ感があるのだ




今回はストラトの太い音を使ってブルースを弾いてみたのだ

パキパキのシングルではここまで太く安定した音は出ないと思う


ストラトの音を左右するアイテムとして弦とピックも非常に重要なのだ





現在の私のお気に入りの組み合わせなのだ



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ツェッペリン風の楽曲が完成したよ・・

2014年03月23日 | 日記
読者の皆さんは3連休を如何お過ごしだろうか?

私は特に遠出をする事もなく過ごしていたのだ

最近は家族と別行動なので何かと気楽なのだ

「そういえば作りかけの曲があったなぁ・・」

という感じで新曲の続きに取り掛かったのだ


すでにレスポールは修理で手元にないのだ



リフの一部分だけはレスポールで録音済みなのだ


今回はレスポールとの対比という事で万能ギターのアリアを引っ張り出してみたのだ



音作りのイメージとしてはテレキャスを使っていた初期の頃のジミーペイジのサウンドなのだ

今回はギターソロの部分も音抜けが良いアリアで弾いてみたのだ


伴奏部分においてはレスポールで刻みのリフ、アリアでカッティングという構成になっているのだ

楽曲の一部にボイス部分が確認できると思うが・・・

これは私の声ではないのだ

お間違いなく・・・


セクシーなお姉さんの声もなかなか効果的だと思うが・・

如何だろうか?


小さい部分だがこんな工夫が楽曲を盛り上げてくれるのだ


全体的なイメージとしてはミディアムテンポのツェッペリンという感じなのだ



手直しを加えたい部分も多々あるが・・・

気持ちはすでに次の楽曲に向かっているのだ



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ギブソンレスポールの『塗装』について考えてみた・・・

2014年03月21日 | 日記
何かと忙しく久々の投稿になってしまった・・

ギブソンレスポールの塗装の件が一段落したのだ



再塗装というのは私自身も初めてなのだ

私「塗装をお願いします・・」


お店「了解しました!」


という簡単な話ではないようだ


塗装の種類や仕上げの方法、納期、見積もり金額etc・・

まさにカスタムオーダーという感じなのだ


納期は約1カ月ということなのだ

購入後数カ月でレスポールを『入庫』するのは私くらいだと思う


ちなみに『スペシャルな塗装』をお願いしたのだ

詳細については修理完了後にご報告したいと考えているのだ


見積もり金額を聞いてちょっとだけ驚いてしまったのだ

ちょっとした安レスポールが買える金額なのだ


フレット交換にしてもギターの修理は高いものなのだ


価格帯のギターならば買い替えがお得だと思えてしまうのだ

修理するか?

買い替えるか?

は個人的価値観だといえると思う


修理の場合、自分が思い描いた完成形と異なる事も多いという

それ故に作業前の入念な打ち合わせが不可欠なのだ

「最悪の場合・・○○になっちゃいますけど・・」


難しい修理の場合・・


”最悪の場合・・・”

というフレーズが頻発する事も多いという


ある意味修理は賭けのようなものなのだ

以前にアリアのフレット交換をご紹介したが・・・

仕上がりにはかなり満足しているのだ


現在も問題なく使用しているのだ

業者の中には『格安料金』を前面に押し出すものも多いようだ

格安で仕上がりが最高ならば良いが・・・


世の中はそんなに甘くないのだ

特にギターにおいては値段がすべてなのだ


相場を大きく外れる業者は敬遠した方が無難なようだ

大切なギターを預けるだけにケチっても仕方がないのだ

リペア業者の腕前は結果を見るしかないと思う


修理依頼の際の参考にしていただきたいと思う


今回のレスポールの塗装剥がれはかなりショックだった

「ギブソンってそういうギターですから・・・」

と楽器店のお兄さんに慰められても納得できない部分も多いのだ


しかしながら、今回の件でかなり塗装の勉強になったのだ

塗装の種類でギターを選ぶ人は少ないと思うが・・・


自分が購入する(購入したい)ギターの塗装がどんな種類なのか?

を事前に把握しておくのも悪くないと思う


概ね、ラッカー塗装、ポリウレタン塗装、オイル塗装(オイルフィニッシュ)に分類できるのだ

一般的に高級ギターや上級モデルにラッカーを用いることが多いようだ


作業工程が他の塗装よりも複雑で手間がかかるのだ

メリットとしては音色(ボディの鳴り)が良いのだ


ボディの鳴りという意味ではオイルフィニッシュが最も優れているようだ

塗装というよりは素の材にオイルを染み込ませるだけなのだ


音色は良いが高級感に欠ける・・・

という部分がデメリットなのだ


要するに一長一短なのだ



目的や好みで選択すれば良いと思う


ポリウレタン塗装を用いるギターが多数なのだ

安ギターはもちろん、USA製のフェンダーやPRSなどの高級機種でも積極的に採用しているのだ



安ギターの場合にはとにかく厚塗りをしている事が多いのだ




ある意味では良いと思う

ギターの扱いに慣れていない初心者が触れることを前提にしているのだ


一方の高級機種では極力薄い塗装を施しているのだ


ラッカーでもポリでも塗装が薄ければ効果(ボディ鳴り)が一緒だと言う専門家も多いのだ



ギブソンが主に用いているラッカー塗装も工程で分類できるのだ

『オールラッカー』 

『ラッカーフィニッシュ』

という言葉をご存じだろうか?


オールは下地からラッカーを施す事を意味しているのだ

ギブソンはレギュラー、カスタム問わずオールラッカー仕様なのだ


一方のラッカーフィニッシュとは下地にはポリを用い最終的な工程にラッカーを施すという2層工程なのだ

国産の高級機種に多く見られる塗装方法なのだ

私のトーカイレスカスなどがこのタイプなのだ



ラッカーの艶とポリの強さを併せ持ったハイブリッドな工法なのだ


国産ギターの場合には日本国内での使用を前提に生産されているのだ

日本は多湿で温度変化が激しい国なのだ


四季という季節の変わり目も世界的には珍しいのだ

それ故にギターにとっては『過酷』な環境であることには違いない


下地にタフなポリ塗装を用いる事で湿気の侵入をシャットアウトしているのだ


ラッカーはとにかく湿度が大敵らしい

ギブソンの場合にはすべての工程にラッカーを用いている事が日本ではダメージに繋がっているのだ

ギブソンが生産されている工場付近は温暖で湿度が低いのだ


実際に塗装剥がれは本国でも報告されているらしいが日本ほどではないという


日本のギターが国内使用を前提にしているようにギブソンもメインはアメリカなのだ

ギブソン側にしてみれば、他の国の気候など関知していないなのだ

「日本はダメだね~ 湿気が多くて・・・」

「日本専用の塗装なんて出来ないぜ~」


まぁ、これがギブソンの塗装の弱さの主な理由なのだ


品質という話ではないのだ


以前はフェンダーもラッカーを主体で使用していた時期があったのだ

フェンダーはユーザーからの苦情を嫌い、早々にポリに移行したという経緯があるのだ

現在でも一部の特別なモデルではラッカー塗装を使用しているのだ


あくまでもメインは丈夫で経年劣化の少ないポリという事になる

ポールリードも同様の理由なのだ


”ラッカー≒高級ギター・・”

というイメージを持っている人も多いが現代ではナンセンスなのだ


「ラッカーって経年変化が楽しいんだよね~♪」

という人も多いようだが・・・・



これも間違いなのだ

ラッカーが経年変化していたのは60年代前半までだと言われているのだ

店頭に並べていただけに色褪せしてしまったようだ

楽器店からギブソン社にかなりの苦情が持ち込まれたのだ


それ以降は塗装の配合を変えて対処しているという事なのだ


現在では個体ごとの変化がレスポールの価値を上げているのだが・・・

当時はそれがネガだったという面白いエピソードなのだ


つまりはそれ以降の年代のレスポールには過度の経年変化は期待できないという事なのだ

私も『ギブソン年鑑』で確認したのだ


酷使による打痕などは確認できるがクラックや色褪せを起こしている個体は少ないのだ


以前にもお話したが・・・

59年製のレスポールは生産時はすべてチェリーサンバーストだったのだ

ジミーペイジの愛器『No1』も氏が20代の頃には赤かったのだ

現在ではギターも褪色で別物になっているのだ


おそらくギターの音色も当時と変わっていると思うのだ


カスタムショップなどのリイシューモデルもチェリーの経年変化を再現したものなのだ


まぁ、そういう事なのだ



個人的な感想だが・・・


現行のギブソンもヘッド塗装の弱さを改善できればかなり良いギターになると思う

頑なにラッカー塗装に拘っているが・・・


ラッカー塗装と決別する時期かもしれない・・

と思ってしまうのだ


あるいは日本生産のギターのようにポリとラッカーの2層構造というのもありだと思うのだ

特にレギュラーラインなどは積極的に採用すべきだと思うのだ


マニアが集うカスタム系はあえてオールラッカーに拘るのも有りだと思うが・・・


日本の大手楽器店もギブソンに色々と陳情しているようだが・・

本家はまったく聞く耳を持たないようだ


これが『王者の自信』なのだろうか?


リペアに関してもギブソンとフェンダーでは考え方が異なるようだ

メーカーというよりは代理店の考えの相違なのだ


某大手楽器店がギブソンの代理店からフェンダーに移行したことはご存じだと思う

現在のフェンダーはかなり面倒見が良いらしい


保証期間内であれば正当な理由の故障や不備には十分に対応しているらしい


一方のギブソンは・・

”売りっ放し・・・”

という状態なのだ


今回の私の塗装の件も保証外という事なのだ

「塗装って保証の対象外なんですよね・・・」


塗装は本当に難しいのだ

車などでも稀に購入後に塗装の不備が表れることがある

まぁ、単価が高いだけに前向きに対処してくれることが多いが・・・


ギターの場合には他の製品と比較すると販売網もアフターも『発展途上』だといえる

ギター本体に対するメンテ料金が割高なのもそれを表しているのだ


あくまでも

”少数の人が楽しむマニア向けの製品・・・”

という考えが業界にも浸透しているのだ


ギターはスマホのように購入後すぐに誰もが使えるというものではない

それなりの練習も必要だし、使いこなしのセンスも問われるのだ


ある程度の覚悟が必要なのだ


ギターは深いのだ



今回も6曲ほどランダムに選んでみたのだ

「これ聴いたことあるよ~」

という方も多いと思うが・・・


改めて弾き直した曲も含まれているのだ


ギブソンレスポール、トーカイレスカス、アリア、ストラトなどタイプの異なるギターを用いているのだ

あえて、どの曲にどのギターを使ったのか?はヒミツなのだ


耳の良い読者の皆さんにご想像いただきたい

実はこれもギター弾きとして大切な事なのだ

「これってストラトのフロントだと思うなぁ・・」

「ハムのリアでオーバードライブ+マーシャル系かな?」


ネットのQ&Aなどでもプロの機材について質問している人を見かける

概ねの傾向を知ることは大切だが・・・

そもそもプロと素人では使用機材に雲泥の差があるのだ

むしろ、手持ちの機材(zoomなど)で近い音を作る努力をした方が良いのだ


その為には元になる音を自分なりに分析することが不可欠なのだ

他人のギターのサウンドを聴き分けることも上達の近道なのだ


安い機材でも工夫次第でそれなりにカッコいい音を作れる事も多いのだ

初心者向けの機材という感じで見られがちなzoom製品だがなかなか侮れないのだ

実は今回の楽曲でも一部でzoomを使っているのだ

 
安機材で良い音が作れるようになれば怖いモノはないのだ

本物のアンプに触れる機会を得た時にも必ず役に立つのだ


楽器店のスタジオを利用している人の多くはお世辞にもアンプやその他機材を使いこなしていない

自分のギターやベースの音が客観的に理解できていない事が理由なのだ

とにかく日頃ののストレス発散とばかりにフルテンで使っている人は前途多難なのだ

申し訳ないが一生上達はあり得ない


そもそもが楽器店の借り物であるという認識も低いのだ

楽器や他人(楽器店のスタッフ)に対する優しさや配慮に欠けているのだ


ギターは応えてくれないと思う


ギターを擬人化するつもりはないが・・・

最近、ギターの音は自分そのものだと思えるようになってきたのだ


そんな話をすると楽器店のお兄さん達が笑うのだ

「いいですね~♪」


プロの中にも自分の愛器に奥さんや彼女の名前を付けている人が多い

これもギターに対する愛情の表れだと思う


読者の皆さんもそんな気持ちでギターと接していただきたいと思う

「俺のギターの音って冴えないなぁ・・・」


理由はテクだけではないのだ


速弾きなどのテクニカルな練習だけに精を出している人が多いが・・・

練習方法の間違いに気付くのは数年後なのだ

「俺って最近ちょっと上手くなってきたかな・・?」

という方には私の言葉の意味がご理解いただけると思う


今回の楽曲について少々解説したいのだ

一曲目のエスニック?な曲はGT-100を使っているのだ

多重録音にも聴こえると思うが実はギター1本なのだ

コードに対応しているハイブリッドなハーモナイザーを用いているのだ

音程が揺らいでいる部分はアームではないのだ

ベンドダウンというテクなのだ

憧れのスティーブヴァイの十八番テクなのだ


テクの難易度というよりはセンスが問われる奏法なのだ

修理前のギブソンレスポールで弾いているのだ


その他に関しては各人で分析してみていただきたい



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やっぱりハードケースは良いね~(*^_^*)

2014年03月16日 | 日記
読者の皆さんは大切なギターをどのように管理しているだろうか?

弾いた後に弦を緩めておくという人もいるようだ


ネックへのダメージを想定しての事だと思えるが・・

010~046程度の弦ならばそのままでも問題ないと思える

むしろ、ネックへの張力を頻繁に変化させる方が問題だと思うのだ

ギターメンテのプロである楽器店のお兄さんも同様の事を言っていた


購入後自宅に持ち帰った後に頻繁にネックが動くと思う

正常なネックならば数回のロッド調整で落ちつくはずなのだ

「俺のネックって数年経っても落ちつかないけど・・」

という方も多いと思う


残念ながらそのギターは『ハズレ』なのだ

ネックの強度が劣るギターにその他の品質を求めるのは酷というものなのだ


演奏後にハードケースで保管するという人も多いようだ

いわゆる

”ハードケース神話・・”

なのだ


落下物などの衝撃からギターを守るという効果は期待できるがそれ以上のものはないと思う

特に温度と湿度も関係ないと思えるのだ

「紫外線から守る効果があるんじゃない?」

という方もいると思うが・・・


ケース内で変色したという事例も多々あるのだ

真っ白のレスポールカスタムが数年後に黄色になっていたという話も多いのだ

特にラッカー塗装のギターに関してはハードケースでの長期保管はご法度だと言われているのだ


結局のところ、何がベストなのか?


人間が快適だと思える環境がギターにもベストな状態なのだ

しっかりとした作りのスタンドに立てかけておくのが最も良いのだ

まぁ、それほど神経質になる必要はないと思う


個人的には

”ケースは運搬の際に必要な物・・”

という考えなのだ


ソフトケースとハードケース・・

好みが分かれるところなのだ


自転車や電車ばメインだった学生時代にはソフトケースを愛用していたのだ

最近はスタジオなどを利用する時にも車で移動するのでハードケースが便利なのだ


私の年代はハードケースでモチベーションが上がってしまうのだ


”高級ギター≒ハードケース付きギター・・”

というイメージがあるのだ


実際のところ、低価格帯のギターにハードケースは付属していない

「俺のギターってそこそこ良いギターかな・・?」

という場合にも一つの目安になると思う



行き付けの楽器店で『面白い現象』が起こっているのだ

ステップアップとして念願のハードケース付きギターを購入したにも関わらず

ケースが不要というお客さんが多いという


先にも述べたように自転車&電車がメインの学生さんに多いのだ

「あの~ 部屋も狭いしケースいらないんですけど・・・」

「背中に背負えるセミハードってありますか? 欲しいんですけど」

付属のケースを購入店に寄付?してしまうのだ

追金で新規のケースを別途購入するお客さんが増えているのだ

ある意味では合理的だと思う


自宅では部屋に置き、移動の際にはセミハードタイプという具合なのだ

ハードケースを苦労して自転車で持ち帰っても結局は使わないという事なのだと思う


色々な考え方の人がいても良いと思う


ギターの場合にはオマケ程度のソフトケースから高級感があるハードケースまで様々なのだ

いずれにしても丸裸でギターを持ち帰るという事はないのだ


読者の皆さんはご存じだと思うが・・・

私はウクレレも大好きなのだ


最近は音源として披露する機会も減ったが・・

マイクのセッティングなど録音環境を整えるのが面倒臭いのだ


それでも一日数分は必ず弾いているのだ

とても癒される音色なのだ


購入から数年経過したがかなりエージングが進行しているのだ

鳴りが格段に向上しているのが実感できるのだ


不思議な事にウクレレにはケースは付属していないのだ

一部の超高級な機種に限ってはハードケースが付属しているのだ

その他の一般的なウクレレは丸裸で持ち帰ることになる

「ケースは如何ですか? 箱で持ち帰りますか?」

ケチなお客さんは空箱で持ち帰るようだ

まぁ、自宅弾きがメインならばケースは不要だという事だと思う


こちらも合理的なのだ


私の場合には別途でソフトケースを購入したのだ

外に持ち出す時に便利なのだ

これはギターと同様だと思う

「ケースなんか何でもいいかな?」

という感じで安いソフトケースを選んだのだ


最近では非常に愛着が湧いてきたのだ

独学ながら演奏力も購入当時よりも格段に向上していると思う


楽器は弾ければ楽しいのだ

どんなに高級楽器を手に入れても弾きこなせなければ宝の持ち腐れなのだ


無理をして高級なギターを手に入れた人に多いパターンなのだ

まぁ、観賞用としても悪くは無いが・・・


そんなこんなでウクレレ専用のハードケースを購入したのだ



実はケースもピンキリなのだ


日本製の高級品からアジア生産の格安品まで色々とあるようだ

『ウクレレ用ハードケース』で検索してみていただきたい


概ね5000円前後の商品はアジア生産なのだ

ギターと同様に細かい部分の作りが粗いようだ


ちなみに私のケースは日本製なのだ

ギターケース同様に木枠で型取りして成形しているようだ


非常に重厚で高級感があるのだ



このような部分の作りが重要なのだ


ケースの開け締めの際にストレスになる部分なのだ


ギターケースでも稀に見られるが段ボールで型枠を作っているケースもあるのだ

軽量というメリットがあるが耐久性では難があると思う


ウクレレをケースに入れてみたのだ



内張りなども非常に丁寧な仕事なのだ

日本製の作りの良さを感じることができるのだ



ギターの場合には品質以外にも重要な部分が多いが・・・


ケースなどは品質オンリーだと思う

USA製のケースもお世辞にも作りが丁寧だとは言い難いのだ

「ギターが壊れなければイイでしょ?」

という発想なのだ


まぁ、理解できなくもないが・・・


いずれにしても日本人(日本の会社)は真面目なのだ

ギターの場合には真面目過ぎて音が面白くないと言われているのだ

私のトーカイなども良くも悪くも音が『端正』なのだ


ピックアップをUSA製に換装したことでそこそこ暴れるギターになったが・・


ケースの内張りもかなり出来が良い



こういう部分が重要なのだ


アコギのケースと大きさを比較してみたのだ



もう一枚・・



この小ささがウクレレの気軽さと魅力なのだ


外出(散歩など)の際にフルサイズのギターを持ち出すことは躊躇してしまうが・・



ウクレレならば犬の散歩にも持っていくことができるのだ


公園のベンチで弾いてみてもオシャレだと思う

それなりにカッコいい演奏が不可欠だが・・


最近は広い年代でウクレレがブームになっているのだ

先日、ベビーカーを押している美人のママさんが背中にウクレレを背負っていたのだ

良い雰囲気だったのだ


楽器店のウクレレ教室にも主婦などが訪れているという


学生さんはギター、中高年は癒しのウクレレという流れがあるようだ

まぁ、逆でも良いが・・・


ギター弾きの皆さんもウクレレを始めてみては如何だろうか?

エレキが弾ける人ならば数日で一曲弾けるようになると思う


まったくの初心者でも数週間で弾けるようになるのだ


ギターの場合にはそんなに簡単ではないのだ

鉄弦は甘くないのだ


ウクレレのナイロン弦&低テンションは指にも優しいのだ

ウクレレで指の痛みで挫折した人は聞いたことがない


根気とセンスがあるか?否か?なのだ


デートに持参してもイケると思う

まぁ、ドライブという前提だが・・・



”体格が良い男子が背中にウクレレを背負って登場・・”

というのも場合によっては気味が悪いような・・


実は私もそんな自分の姿をイメージしてハードケースに買い替えたのだ



ハードケースならばオヤジでも恥ずかしくないと思う(たぶん・・)


余談だが・・

ギブソンのレスポールを修理に出したのだ



それなりに頑張って修復を試みたが美しくないのだ


手持ちのギターの中で最も高価なギターが一番汚いというのも微妙なのだ


『ジャパン品質』で再塗装をお願いしているのだ

おそらく良い仕上がりになると思う


納期は未定だが・・

完成後には当ブログでご報告したいと考えているのだ


しばらくはトーカイが活躍すると思う


以前にご報告した新曲のレコーディングはすでに完了しているのだ

ギブソンの音をお届けしたいと考えているのだ


もう少々お待ちいただきたい













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